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むずむず脚症候群と自律神経 ~ムズムズするのは皮膚の知覚過敏~

 このページをご覧頂いている方は、ご本人さんか、もしくはご家族さん、ご友人など
 身近に、「むずむず脚症候群」でお悩みの方がいらっしゃるかと思います。
 
 現在、この病気の原因は不明で、これといった治療方法も確立していません。
 しかし鍼灸、特に自律神経を扱う井穴刺絡学では治療法があります。
 あなたが思っている以上に、あっさり良くなってしまいます。
 ここでは、自律神経の立場からの見たこの病気の説明と治療方法を紹介します。
 疑いながらで結構ですので、どうぞ試してみてください。
 
 夕方や夜に、くつろいでいるとき、寝ようと布団に入ったときや、睡眠中に症状が現れます。
 腰やお尻、太もも、ふくらはぎや足の裏など、脚の内部に耐え難い不快感が襲ってきます。
 脚の内部を虫が這うようなムズムズ感や、かゆみ、火照り、痛みなど、様々な不快感です。
 症状があるときに、脚を動かしたいという強い欲求に駆られるのが特徴です。
 レストレスレッグス症候群(RLS)と言われる由縁は、ここにあります。

 脚を叩いたり、さすったり、こすったり、歩いたり動かすことで、症状が軽くなります。
 逆に、じっとしなければならない場面などでは不快感が増してきます。
 また、なにかに熱中しているときは症状を感じにくくなります。

 むずむず「脚」症候群というのは、一般的に「脚」に多いというだけで、
 脚以外でも、胴体やら腕やら背中やら、感じる場所は人それぞれです。

 「むずむず」という感覚も、皮膚の中だけでなく、皮膚の表面を虫が這うようだったり
 水が滴り落ちるような感覚だったり、これまた、人それぞれです。
 いわゆる「むずむず脚症候群」というのは、思わず身体を動かしたくなるような
 皮膚の異常感覚のことを指します。

 血液検査などで、この数値が高いから「むずむず脚症候群」だという診断基準はありません。
 「検査で異常なし」だからと言って、異常がないわけではないのです。 
 身体のどこかが壊れている病気ではなく、皮膚の感覚が過敏な状態なのです。

 自律神経は、体内環境を正常の範囲内に保つはたらきをしています。
 →カテゴリ:「自律神経ってなに?」

 交感神経と副交感神経の協調が悪くなると、心身にさまざまな症状が出てきます。
 自律神経学の立場から見ると、むずむず脚症候群も、そのひとつです。

 むずむず脚症候群は副交感神経のはたらき過ぎによる症状です。

 →次記事:「むずむず脚症候群に効くツボ ~知覚過敏を鎮めます!~」
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むずむず脚症候群に効くツボ ~知覚過敏を鎮めます!~

 副交感神経がはたらき過ぎているときの皮膚感覚の症状が、むずむず脚症候群です。
 →前記事:「むずむず脚症候群と自律神経」

 副交感神経が活発なときは、痛みやシビレ、かゆみなどの感覚に敏感になります。
 普段なら気にならないような小さな感覚が、何倍にも余計に不快感を覚えてしまいます。

 日中は交感神経が、夜間は副交感神経が主に活発にはたらいています。
 日中は症状がマシで夜間に悪化するのは、夜間は副交感神経が活発な時間帯だからです。

 交感神経が活発にはたらいているときは、痛みなどの感覚は感じにくくなります。
 スポーツ競技中に骨折などのケガをしても、平気で試合を続けられるのはこのためです。
 試合が終わってひと息つくと、当然ながら激痛に苦しみますけどね(^^;

 脚を動かしたり歩いたりすると症状が軽くなるのは、交感神経が活発になるおかげです。
 運動することにより交感神経が活発になり、副交感神経が抑えられます。

 つまり、むずむず脚症候群は、副交感神経がはたらき過ぎたために起こります。
 治療方法は、副交感神経のはたらき過ぎを抑えること。
 そして、交感神経のはたらきを高めてやることです。

 交感神経のはたらきを、健康的に高めてやるには運動が一番です。
 好きなスポーツに励むとか、早足でウォーキングを毎日30分以上すればOKです。
 できれば、副交感神経が活発になる夕食後に運動すると良いでしょう。
 →カテゴリ:「ストレスマネージメント」

 副交感神経のはたらき過ぎを抑えて、皮膚の知覚過敏を鎮めるツボ。
 すなわち、むずむず脚症候群に効くツボは、「手の薬指のH5」と「足の薬指のF5」です。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボを、刺絡やお灸、円皮針で刺激をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 左右の手足の薬指のツボで、計4つあります。
 どのツボも、脚だけでなく全身に作用するので、手のツボだけでも、脚の治療ができます。
 症状が軽ければ、1つのツボを刺激するだけで治るかもしれません。
 症状が強ければ4つとも刺激する必要があります。

 あなたのむずむず脚症候群が治りますように!


 →記事:「症例:むずむず脚症候群  足だけでなく全身がムズムズ」

アトピー性皮膚炎の原因は皮膚バリア機能障害!

 アトピー性皮膚炎は、長らくアレルギー疾患だと言われてきました。
 アレルゲンが皮膚に接触したり、特定の食品を摂取するのが原因であると。

 たしかに何かにかぶれたり、食物アレルギーで皮膚症状が出ることがあります。

 しかし、アレルゲンを避けたり除去食を行っても、根本的な解決にはなりません。
 なぜならアトピー性皮膚炎は「皮膚のバリア機能」の障害が原因だからです。

 皮膚には外部からの異物の侵入や、体内の水分の蒸発を防ぐバリア機能があります。
 バリア機能が正常であれば、肌荒れや乾燥も無い丈夫な皮膚を維持することが出来ます。

 アトピー性皮膚炎では、その発症前から皮膚バリア機能が低下しているのです。

 バリア機能の低下した皮膚では、水分が失われて乾燥し、異物が侵入しやすくなります。
 侵入する異物を排除する防御反応で、アレルギー体質でない人でも皮膚炎が起こります。

 炎症で皮膚が破壊されると、痒み刺激物質(ヒスタミン)が作られ、痒みが引き起こされます。
 痒みを我慢できず、皮膚を掻き崩してしまうと、さらに皮膚バリアが破壊されてしまいます。
 皮膚バリア機能が破壊されると、ますます乾燥と異物の侵入で炎症が進みます。

 最初はごく限られた範囲の皮膚の炎症だったかもしれません。
 しかし、痒いから掻く→バリア破壊→乾燥・炎症→さらに痒く掻く… の悪循環に陥ると
 皮膚の炎症が全身に広がり、痒みも強くなるため治りにくくなってしまうのです。

 慢性化したアトピー性皮膚炎を治すには、この悪循環を断ち切ること。
 そして皮膚バリア機能の回復を促すことです。

 ここでは、皮膚バリア機能障害としてのアトピー性皮膚炎のセルフケアを紹介します。

アトピー性皮膚炎に効くツボ ~こじれて慢性になったアトピーにも~

 アトピー性皮膚炎の悪循環から脱出するには、燃えさかる炎を一気に消してしまうことです。
 短期間で炎症を鎮めて痒みを抑えてしまい、掻き崩して生じる新たな傷を増やさないことです。
 →記事:「ステロイド外用薬とアトピー性皮膚炎 ~過剰に恐れることなかれ~」

 炎症が鎮まったあとは、スキンケアなどで皮膚バリアの回復を助ける必要があります。
 炎症・乾燥の無い状態を約1年ほどキープすると、敏感肌・アレルギー肌も治まってきます。

 ステロイド外用薬による対症療法や、スキンケアで皮膚バリア回復をただ待つだけでなく、
 ツボ刺激をはじめとするセルフケアで、アトピー性皮膚炎を身体の内側から根治させましょう。

 さて、アトピーの症状は、体に侵入してきた異物を外に排泄しようする過剰防衛反応です。
 異物除去のために免疫細胞を皮膚に集結させることで、痒みや浮腫、炎症が生じます。
 このアレルギー症状を促進させるのが、自律神経のひとつ、副交感神経です。
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 副交感神経のはたらき過ぎを抑えて、アレルギー症状に効くツボは、薬指のH5・F5です。
 痒みがその場で消え、皮膚の赤みや浮腫も、次第に引いていきます。
 →記事:「アレルギーに効くツボ ~薬指を刺激!~」
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボには、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 薬指H5・F5のツボには、ステロイド様作用(副腎皮質ホルモン様作用)があります。
 ツボ刺激は、副交感神経のはたらき過ぎを正常に戻すだけなので、副作用はありません。

 ジュクジュクしたタイプのアトピー性皮膚炎には、副交感神経抑制のH5F5だけで事足ります。
 カサカサタイプや、こじれた慢性アトピーには、交感神経抑制のツボも併用します。
 呼吸器(H1)や、胃腸(左F1・F6)、肝臓(右F2・F6)、腎臓(H3)などのツボを刺激します。

 先に、これらのツボを刺激したあとに、本来のアレルギーのツボH5・F5を刺激します。

 アトピー性皮膚炎は、さまざまな要因が重なって発症する症状です。
 アトピーが悪化したときは、悪化要因を見つけるチャンスだと前向きに考えてください。
 睡眠・飲食・運動の過不足や、肉体的・精神的ストレスなど、あなたの悪化要因は何でしょうか?

 対症療法だけで症状がぶり返すのは、生活の中に、症状悪化・助長の原因があるからです。
 このカテゴリ:「アトピー性皮膚炎」で紹介したアトピー特有のスキンケアだけでなく、
 食事や運動、睡眠などの基本的な生活習慣を正すことが最も重要です。
 良いこと(治療・セルフケア)をしても、それ以上に悪いことをしてると治らないですから(^^;

 こちらのカテゴリ記事も参考に、心当たりがあれば改善に取り組んでみてください。
 →カテゴリ:「アレルギーの治し方」   →カテゴリ:「副腎疲労とアレルギー」
 →カテゴリ:「口呼吸とアレルギー」   →カテゴリ:「上咽頭とアレルギー」
  
 あなたのアトピー性皮膚炎も、治りますように!

掌蹠膿疱症のセルフケア ~手のひら・足の裏の症状は免疫異常が原因~

 手のひらの水疱のようなプツプツが…。
 手荒れかな?と思っていると、そのうち足の裏にも同じようなプツプツが…。
 なかなか治らず、次第に手のひら・足の裏が荒れてガサガサして痛くなってきます(涙)

 そんな手足の皮膚トラブルは、「掌蹠膿疱症」(しょうせきのうほうしょう) かもしれません。
 手のひら(掌)や足の裏(蹠)にプツプツ(膿疱)が出てはガサガサになる…を繰り返す病気です。
 手足の痛みもさることながら見た目が悪いため、美容的にも精神的にも非常に辛い症状です。

 掌蹠膿疱症は、症状の出ている手足の皮膚だけを治療してもなかなか治りません。
 単なる皮膚トラブルではなく、免疫の異常が手足に症状として現れているからです。

 掌蹠膿疱症には喫煙が悪いだとか、ビオチンが良いだとか世間では言われてますね。
 これらの悪化・改善の要因は、巡り巡って免疫異常を促進したり抑制したりするからなのです。

 免疫とは、細菌・ウイルスなどの病原体や体内の異物から身体を守るはたらきのことです。
 免疫がはたらくときに、赤く腫れたり痛みを伴ったり細胞が壊れるなど炎症が引き起こされます。
 →カテゴリ:「免疫異常と衛生仮説」

 この免疫システムが亢進して、手足の皮膚に炎症が出る病気が 「掌蹠膿疱症」 です。
 手足の皮膚そのものに原因はなく、免疫亢進の結果なのです。

 掌蹠膿疱症は「洗剤による手荒れ」のような原因と結果が直接的な病気ではありません。
 そのため根本的な治療が受けられず、慢性化・難治化してしまうのです。

 また適切な治療を行ったとしても、効果を実感しはじめるまでに数ヶ月ほどかかります。
 免疫の異常が徐々に治まって、それが手足の症状改善に結びつくまで時間を要するからです。

 それでは免疫の異常という観点から、掌蹠膿疱症のセルフケアを紹介していきます。

掌蹠膿疱症と虫歯・歯周病・歯科金属 ~口腔環境が免疫異常の引き金に~

 口は災いの元。 お口のトラブルが掌蹠膿疱症の原因かもしれません。
 口腔環境の悪化が、離れた場所にある手のひら足の裏の皮膚に症状として現れるのです。
 喫煙が掌蹠膿疱症に悪いと言われるのは、タバコが口腔の環境を悪化させるのも一因でしょう。

 掌蹠膿疱症を引き起こす口腔内のトラブルには、虫歯・歯周病、歯科金属などがあります。
 口腔内の細菌・毒素や金属イオンは、毛細血管や消化管粘膜から体内に侵入します。

 身体を守る免疫システムは、体内に侵入した異物を攻撃して炎症を引き起こします。
 口腔環境の悪化を放置すると免疫が異常亢進して、全身で慢性炎症が生じます。

 慢性炎症が、たまたま手のひら・足裏の皮膚に現れた病気が掌蹠膿疱症です。
 骨・関節で炎症が起これば、脊椎炎、胸肋鎖骨関節炎などの病気になります。 
 →カテゴリ:「病巣感染と慢性炎症」

 虫歯や歯周病をお持ちの場合は、まずはその治療を行ってください。
 自覚症状がなくても、たとえば歯根尖や詰め物の下で炎症が起きていることがあります。

 虫歯・歯周病と歯科金属の両方がある場合は、虫歯・歯周病の治療が優先です。
 たとえ歯科金属があっても、虫歯・歯周病の治療だけで掌蹠膿疱症が改善することがあります。

 もしそれでも改善しなければ、金属アレルギーの検査を受けてみると良いでしょう。
 歯科金属を削り出して非金属に交換するのは、身体への負担も費用も大きくなります。
 →記事:「金属アレルギーと慢性炎症 ~歯科金属が慢性炎症の原因に~」

 →次記事:「掌蹠膿疱症と鼻のど・腸内環境 ~免疫亢進で炎症促進~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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