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鍼灸症例:線維筋痛症 身体の背面の痛み

 50歳代の女性。6年ほど前に線維筋痛症の診断。
 ブロック注射や薬物療法などで一時期は寛解。
 しかしながら、ここ数ヶ月ほど前から痛みが再燃。
 あらゆる薬を試すも、徐々に効かなくなり断薬。

 痛む場所は、首の後ろ、背中、腰、お尻、太もも、ふくらはぎなど身体の後面です。
 物に接触すると痛いので、座ることも仰向けで寝ることもままなりません。
 じっと安静にしていると痛みが増すので、常に立って動き続けているそうです。

 座ることも寝ることも困難なので、立ったままで問診と施術を行いました。

 痛みを訴える部位が身体の背面だけなのが、.この患者さんの特徴です。
 通常では痛みを引き起こさない軽微な触圧覚刺激でも痛みを感じる異痛症です。
 痛覚神経が過敏になっているのだと思われます。

 痛みの部位が身体の後面・背面だけで、広範囲に渡っているため
 初回は患部への触接的な治療は行わず、ざっくりと痛みを取ることにしました。

 広範囲の痛みに対する治療は井穴刺絡が優れています。
 身体の後面と関連する太陽径、膀胱経F4と小腸径H4を井穴刺絡。

 痛みをお尋ねすると、「何だかちょっと良いみたい。座ってみようかしら…」
 私の方から勧めるワケでもなく、ご自分からベッドに腰掛けようとしました。
 で、実際に痛みを感じること無く座ることが出来ました。

 座れたのが数ヶ月ぶりで、大変よろこんでくださいました。
 帰りの電車も座って移動できたそうです。
 治療効果を増進&定着させるべく、しばらく治療を続けてもらうことにしました。

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鍼灸症例:線維筋痛症 全身の痛み・痛覚過敏

 50歳代の女性。全身あちこちの痛みで、線維筋痛症の確定診断が下っています。
 10年前、歩きすぎて太ももの裏が痛くなったのが発症のキッカケです。
 整形外科を受診するも異常なしと診断されるも、痛みが引きませんでした。
 次第に痛みが全身に広がり、専門病院で線維筋痛症の診断を受けました。

 現在、主に痛みを感じる部位は、頭・顔、鎖骨の周辺、首・肩や肩甲間部、
 肘、手・指、左のお尻、太ももの裏・足裏など、全身に及んでいます。

 痛みは身体を動かして増悪するでもなく、何もしなくても痛みを発しています。
 軽く触れたり、擦れたりするだけでも痛みが強くなります。
 顔や頭は、洗顔や洗髪、化粧の際に触れると痛いです。
 手指は浮腫んだようで握りしめられず、痛みもあって力が入りません。

 まずは、線維筋痛症のメカニズムを説明しました。
 線維筋痛症は全身の痛覚過敏症です。脳・神経の痛み認知システムの誤作動です。
 なぜ痛みを感じているのか、どうすれば治っていくのかをお伝えしました。

 手指を握ってもらって、浮腫と痛みで力が入らないことを確認してもらいました。 
 井穴刺絡をご希望でしたが、刺激が強すぎると考え、ピソマでのツボ刺激です。

 痛覚過敏を鎮めるH5・F5のツボを、ピソマで井穴刺激。
 ツボ刺激後、再度手を握ってもらうと、あっ!と表情が変わりました。
 痛みが引いて、握りやすくなったそうです。指先が手のひらに付くようになりました。

 試しに井穴刺絡を行いましたが、出血させるときの指の圧迫が痛くて断念しました。
 ご自宅でもピソマでセフルケアしてもらうことにしました。

 2診目(5日後)
 触れたり擦れたりするときの痛みが消えているそうです。
 顔や頭、手・足裏などの自発痛もなくなっています。
 残っているのは、鎖骨の周辺と左肩甲骨周辺、左肘、太ももの裏、左足の指です。

 H5F5のツボ刺激で痛覚過敏が改善して、痛みが限局してきたのだと思われます。
 引き続きH5F5はセフルケアで、今回は局所の痛みの治療を行うことにしました。

 まずは左肩甲骨周辺で最大圧痛点(痛覚過敏点)を探し出しました。
 金属アレルギー持ちなので、その圧痛点にハペパッチを貼りました。
 しばらくして痛みを尋ねると、痛みを感じないそうで驚かれました。

 同様に左の足裏・足指にもハペパッチを貼ると、歩行時の痛みが消えました。

 時間が来たので、ツボの探し方・ハペパッチの使い方をお教えしました。
 ピソマとハペパッチでのセルフケアを続けながら、また来院するよう指導して終了です。

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鍼灸症例:線維筋痛症 全身の関節痛

 30歳代の女性。10年以上も前から全身あちこちの関節の痛みに悩まされています。
 痛みは右肘からはじまり、そのうちに左肘も痛みはじめたそうです。
 そのうちに肩や手、膝や足など関節を中心に全身に痛みが広がってきました。

 レントゲンやMRIなどの画像検査では異常は見つからなかったそうです。
 線維筋痛症と診断されています。

 消炎鎮痛剤(NSAIDs)の内服薬は無効、湿布薬では改善するそうです。
 抗うつ剤で痛みが消失するも、副作用が強すぎて中止。痛みが再燃。

 関節は何も刺激を加えなくとも常に痛みを感じます。
 患部の触診では、軽く押さえただけでも痛みを感じます。
 
 自発痛や触圧覚刺激による疼痛誘発などから、痛覚過敏症だと思われます。
 線香で火災警報器が作動しているような痛みシステムの故障と説明しました。

 患部の関節を動かしたところで痛みが増減するなど変化はありません。
 常に感じる痛みと、患部に触れたときの痛みの変化を治療効果の指標にしました。

 過敏性を抑える手足の薬指H5F5の井穴刺絡を行いました。
 「痛みはどうですか?」 とお尋ねすると、
 「???」 手や足の関節をご自分で触りながら、驚いた表情で言葉も出ません。
 急に痛みが治まったのが信じられないご様子。
 これなら湿布薬を貼らなくて済む程度そうです。

 1回の治療で鎮痛したけれど、10年も痛みを抱えていたら、また再燃するでしょう。
 ご自宅でのセルフケアとしばらく続けての通院治療を指導して終了です。

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鍼灸症例:全身あちこちに移動する痛み

 中学生の男子。頭のてっぺんから足の先まで全身あちこちに痛みを訴えます。

 痛みを感じる場所は、特定の部位ではなく、瞬間瞬間リアルタイムで変化します。
 痛む範囲は、広がりを持った「面」ではなく、常に「点」です。
 ある1点が痛むときもあれば、同時に複数の点に痛みを感じることもあります。

 感じた痛みはすぐに消え、まるで移動したように、また他の点に痛みを感じるそうです。
 痛みを感じる場所(点)を調べようとしても、次の瞬間には痛みは消えています。

 痛みを感じている場所である皮膚・筋肉には、何も問題はないと思われますのでしょう。
 おそらく、痛みを認知する脳・神経のトラブル、痛覚過敏でしょう。

 まずは痛覚閾値を高めるために、長坐位低周波通電を20分。
 次に痛覚過敏抑制のH5F5の井穴刺絡。
 ご自宅では、H5F5の井穴円皮針を続けてもらうようにお願いしました。

 10日後。
 寝ているとき以外、常に感じていた痛みが、痛みを感じない時間が出てきたそうです。
 痛みがあまり気にならなくなってきたそうです。
 このまま治療を続けるよう指導しました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
 応援、よろしくお願いします。

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