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前立腺肥大症のメカニズム ~前立腺と自律神経~

 尿の勢いが弱い。排尿するのに時間がかかる。残尿感があって、トイレが近い。
 中高年の男性が、このような症状を抱えてお困りなら、前立腺肥大症かもしれません。

 前立腺は、膀胱の真下に位置する、クルミ大の大きさの臓器です。
 膀胱で貯められた尿は、前立腺を貫通して走る尿道を通って排泄されます。

 年齢を経ると、前立腺の細胞が増殖して、前立腺が大きくなってしまうことがあります。
 増殖して大きくなった前立腺が尿道を塞いで狭くなっている状態が、前立腺肥大症です。
 前立腺肥大で尿道が圧迫されると、排尿障害や残尿感、頻尿などの症状が出てきます。

 このような症状は、前立腺肥大という物理的・器質的な尿道の圧迫だけが原因ではありません。
 前立腺肥大による尿道の圧迫に、さらに拍車をかけているのが自律神経です。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」

 自律神経のひとつ、交感神経のはたらきが活発になると、前立腺はギュッと収縮します。
 前立腺がギュッと収縮すると、尿道が締め付けられ、排尿しにくくなくなります。

 また、自律神経は膀胱をコントロールして、尿の蓄積・排泄を調節しています。
 交感神経が活発にはたらくと、膀胱が拡張して尿を貯め、漏れないようになります。
 副交感神経が活発になると、膀胱が収縮して、尿を排泄することが出来ます。
 →記事:「膀胱のツボ ~蛇口を締めるも緩めるも、自律神経次第!~」

 前立腺肥大の状態では、ただでさえ尿道が圧迫されて、尿の出が悪くなっています。
 それに加えて、交感神経がはたらき過ぎてしまうと、
 膀胱の収縮が弱く&前立腺の収縮が強くなって、ますます排尿しにくくなってしまうのです。
 前立腺肥大の症状は、器質的・機能的なメカニズムが重なって生じているのです。

 それでは、自律神経のはたらきを調節して、前立腺肥大症の症状に効くツボを紹介します。

 →次記事:「前立腺肥大症に効くツボ ~前立腺の緊張をゆるめ尿道の圧迫を解除します~」
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前立腺肥大症に効くツボ ~前立腺の緊張をゆるめ尿道の圧迫を解除します~

 前立腺肥大症による排尿のトラブルは、尿道が圧迫され狭くなることによって生じます。
 尿道が圧迫されて狭まってしまう原因は、前立腺の肥大だけではありません。
 交感神経がはたらき過ぎで前立腺が収縮してしまうことでも、尿道の圧迫が生じます。
 →前記事:「前立腺肥大症のメカニズム ~前立腺と自律神経~」

 そんな前立腺の収縮による排尿のトラブルに効くツボは、足の小指F3・F4です。

 F3のツボは、泌尿器(前立腺・膀胱)の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボです。
 前立腺の収縮をゆるめて尿道を広げ、膀胱の拡張(蓄尿)を抑え、排尿しやすくさせます。
 →カテゴリ:「腎臓・膀胱のツボ」

 F4は、全身の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボで、F3の効果を増強させます。
 →カテゴリ:「交感神経を抑えるツボ」
   足の井穴図足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 ツボ刺激で、前立腺の肥大(細胞の増殖)そのものが縮小するワケではありません。
 前立腺の収縮を解いて尿道の圧迫を解除することで、排尿を促すことは出来ます。

 交感神経のはたらき過ぎを抑えるだけでなく、副交感神経のはたらきを高めてましょう。
 副交感神経を高めることで、膀胱の収縮を促し、さらに排尿がスムーズになりますよ^^
 →カテゴリ:「副交感神経の高め方」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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