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鍼灸症例:過敏性腸症候群 ガス型 お腹の張り

 20歳代の女性。学生のときからお腹の張りとガスに悩まされています。
 常にお腹が張っていて苦しく、ガスのことが気になります。
 就職してからは自由にトイレに行けるようになって少しは気が楽だそうです。

 空腹後に食事を摂ると症状が悪化するのでコマメに何か食べています。
 慢性的な症状ですが、先日実家に帰って何もせず過ごした時は調子が良かったです。

 お腹を押さえて苦しい・痛いなど不快な場所を確認しました。
 右季肋部や上腹部、臍の左右斜め上などに不快な点があります。
 これらの点が改善することを治療効果の指標にしました。

 F3(腎)の井穴刺絡。お腹を押さえても変化なし、無効。
 右F2・F6(肝)、右季肋部の圧痛が解消。上腹部・臍周囲の不快さも軽減10→7。
 左F1・F6(胃)、上腹部・臍周囲の不快さが7→3に改善。

 問診などからは主訴以外の副交感神経や免疫の亢進による症状もありません。
 職業などからは交感神経が亢進しやすいタイプかと思えたましたので
 治療の仕上げに交感神経抑制の左右H6・F4の井穴刺絡。お腹が3→1~0。

 ご自宅ではピソマで毎日これらのツボ刺激をしてもらうことにました。

 2回目(8日後)
 治療後3日ほどは調子がよく、お腹のことが気にならなかったそうです。
 夜勤など仕事が続くと徐々に症状が再燃(治療前の7割くらい)してきたそうです。

 治療としては交感神経抑制の方向性で合っているようです。
 完全に再燃してしまう前に治療すれば治っていくかと思われます。

 →カテゴリ:「★治療院のご案内」
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鍼灸症例:過敏性腸症候群 排便時の激しい腹痛

 50歳代の男性。排便時の激しい腹痛でお困りです。
 そもそもは大学時代からお腹が弱くなって、過敏性腸症候群と診断されています。
 それまで気にせず過ごせていたのですが、ここ10年前くらいから悪化してきました。

 最近はとくにひどく、便意を催すと激しい腹痛に1時間ほど見舞われるそうです。
 便の性状は、最初はやや固めの便で、最後は下痢状になり、ニオイも強いそうです。
 激しい腹痛は、排便で全部出し切った後しばらくすると自然と鎮まるそうです。

 毎日排便があるときは腹痛は無く、便秘が2~3日続いた後、腹痛を伴う排便になるそうです。
 便秘下痢交代型・不安定型だと思われます。

 仰向けで寝てもらってお腹を調べると、上腹部やヘソの左右に不快点・圧痛点があります。
 それらの不快点・圧痛点の軽減を効果の指標に治療を行うことにしました。

 鍼は苦手と仰るので、ピソマで井穴刺激しました。

 右F2F6(肝臓の交感神経抑制)や、左F1F6(胃腸の交感神経抑制)で圧痛が軽減。
 副交感神経抑制の左右F5で、先ほど軽減した圧痛点がやや逆戻り。
 交感神経抑制の左右F4で軽減。左右H6でさらに改善。

 ピソマでグリグリ刺激中に、「なんだかお腹がスーッとしてきた」と仰います。

 腹痛(平滑筋の異常収縮)は、副交感神経症状です。
 しかし、便秘が続いた後で腹痛を伴う排便・下痢が起こるので、腹痛に対する治療よりも
 腹痛が起こらないよう、普段から腸の調子・便通を良くすることで腹痛を防げるのでしょう。

 長年の症状なので、しばらく続けて治療が必要だと指導して終了です。
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鍼灸症例:過敏性腸症候群 毎食後の下痢・鼓腸・ガス

 50歳代の女性。毎食後に必ず下痢をして、お腹が張ったり大量のガスが出てお困りです。
 食べると症状が出るので、勤務中は昼食を抜くなどしてやり過ごしています。
 常にお腹のことが気になるので外出が億劫になり、気が滅入っているそうです。
 これまで色々な治療を試すも良くならず、藁にもすがる思いでご来院です。

 症状が出るのは食後のみで、食事と食事の間は大丈夫だそうです。
 食事で胃が膨らむと腸が激しく動いて症状が出るそうです(胃・結腸反射の亢進)。

 来院時はお昼下がり。症状の出ていない時間帯です。
 腹部の聴診ではグル音は正常(+)。打診でも、ガスはそれほど溜まっていません。
 触診すると、みぞおちからヘソにかけての上腹部と、左下腹部に圧痛点がいくつもあります。
 とくに左下腹部は、軽く押さえただけでも顔をしかめるような強い痛みです。
 これらの圧痛点の改善を、治療効果の指標に設定しました。

 腸の動きすぎを抑えるには、副交感神経症状でH5F5のツボが有効です。
 しかし除外診断的治療として、胃腸の交感神経抑制の左F1F6のツボ刺激をしました。
 お腹の圧痛点には全く変化なし、無効です。

 左右のF5H5のツボをひとつ刺激する毎に、腹部の圧痛点は軽減。
 時間をおいて2回目のH5F5を刺激すると腹部の圧痛は解消しました。

 仕上げに、腸の動きを止める(良い意味で)ため、交感神経を高める低周波通電を15分。
 ご自宅ではH5F5にお灸と、運動で交感神経を高めるよう指導しました。

 2診目(5日後)
 治療後、食事を摂っても不思議なくらい、大分良くなったそうです。
 2日間は腸がピタリと静まり、3日目は少しゴロゴロ鳴るものの下痢は止まっていたそうです。
 5日目の今日は、元の状態にぶり返してしまったようです。

 神経が覚えてしまった症状を治すには、最初は毎日のように治療を行う必要があります。
 遠方からの来院なので、ご自宅でも井穴刺絡をしてもらうよう、やり方を指導しました。

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鍼灸症例:過敏性腸症候群 腹鳴り、ガス腹

 40歳代の女性。お腹がグルグルと鳴るので非常にお困りだそうです。
 とくに座って仕事をしている最中は、他人に音が聞こえるので辛いそうです。
 外出で人混みに遭うのもおっくうで、好きな図書館にも行けないそうです。
 排便や排ガスをしても腹鳴りには変化がないそうです。

 腹鳴り以外には、不眠や起床困難、気力が出ないなどの症状もあります。
 問診をしているときも、声も小さく弱々しい感じの受け答えです。

 腹部の聴診では、それほどお腹は鳴っていません。グル音(+)
 へその周囲に抑えると不快な点がいくつもあります。

 総合的に診て、交感神経機能の低下による相対的な副交感神経の亢進だと見立てました。
 お腹を押さえたときの不快点の変化を治療効果の指標としました。

 まずは除外診断的治療のために、胃腸の交感神経抑制のツボ、左F1F6を刺激。
 お腹の不快点に変化はありません。

 次は本命の、副交感神経抑制のツボ、左右F5を刺激。
 腹部の不快さが、10→6くらいに改善。

 思惑通りだったので、交感神経機能を高める長坐位低周波通電を20分。
 最後に左右H5を刺激。腹部の不快感は、6→2くらいに改善。
 ご自宅では円皮針でセルフケアするよう指導して終了です。

 2診目(初診の9日後)
 治療後3日間は、腹鳴りも治まっていて快適に過ごせたそうです。
 夜も寝やすくなって、気力が出てきて仕事も頑張れたそうです。
 円皮針を貼っている間は腹鳴りは鎮まるものの、不眠と無気力感が再燃してきたので来院です。

 前回と同様、長坐位低周波とH5F5の井穴刺激の治療内容です。
 治療効果を累積させるため、治療頻度をあげて来院するよう指導して終了です。

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鍼灸症例:過敏性腸症候群? 右下腹部の慢性的な腹痛・膨満感・腹鳴

 40歳代の女性。十数年来、右下腹部に、膨満感・腹鳴・腹痛を訴えます。
 ずっとお腹がグニュグニュと動いていて、痛くて気持ち悪いそうです。
 常にお腹が張っていて空腹を感じることが無く、食事が苦痛で食欲もありません。
 休日は、ほとんど横になって過ごしているそうです。

 20歳代のとき、虫垂炎で摘出手術。30歳代になってから現在の症状を発症。
 病院の検査では、エコーで白い影があり、炎症を起こしているのかも?
 手術痕が癒着を起こして腸が細くなっている感もある、とのことです。(血液検査は正常)

 漢方薬を試しても改善なし。医師からは手術を勧められて…ということでご来院です。

 聴診した時点では、腸蠕動音は正常。グル音亢進ではありません。
 触診では、自覚症状を訴える場所に一致して、腸が固く張った感じが触知できます。
 患部を押さえると、顔をしかめるほどの嫌な不快感があります。

 初診
 腸の蠕動運動=副交感神経の亢進?と考えて、F5・H5。改善なし。
 前髪際の頭部刺絡、症状は消えないものの、症状を感じる場所が臍よりに移動します。
 改善はないけど、ツボ刺激に反応する??H5・F5のセルフケアを指導しました。

 2診目(初診の1週間後)
 症状に変化・改善はなし。その前に、虫垂炎手術痕周囲の圧痛点にソマレゾン、改善無し。
 F4の井穴刺絡、ちょっと改善? H6・F4の井穴刺絡。セルフケアもH6・F4に変更です。

 3診目(さらに10日後)
 腸の動きは相変わらずだが、お腹の張りと痛みがマシだったそうです。
 治療方針を、完全に交感神経抑制へ切り替えました。
 右下腹部の圧痛・不快感の改善を目安に、左右H3有効、右F2無効、左F1有効。
 仕上げに、左右H6・F4。これで、お腹を押さえても、ちょっと気持ち悪い程度です。
 お腹のグニュグニュも治まって、腸の張った感じの痛みも改善しました。(10→2)

 癒着のせいか、どうやら腸の動きが弱いがため、渋滞を起こしていたようです。
 罹患期間が長いのと器質的変化があるので、しばらく続けて治療することにしました。

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鍼灸症例:過敏性腸症候群 常にお腹が張って苦しい

 20歳代の男性。風邪を引いてから、常にお腹が張って苦しいそうです。
 食事をしても排便・排ガスをしても、どんなことをしても、お腹の張りに変化はありません。
 便秘・下痢などの便通異常、腹痛など、ほかの症状はありません。

 お腹を押さえると、お腹の張りを自覚する部分と一致した圧痛があります。
 お腹の張り感と腹部の圧痛を指標として治療を行うことにしました。

 お腹の張り→大腸の弛緩・膨脹→副交感神経の過活動??
 ということで、副交感神経のはたらき過ぎを抑えるH5F5の井穴刺絡。変化なし、無効。

 お腹の張り・圧痛点が、腹部の中央からやや左に集中しているので、
 神庭穴あたりの反応点に頭部刺絡。症状が10→7くらいに改善。
 もうちょっと左側も刺絡して欲しい感じがする、との患者さんのリクエストにお応えして
 神庭穴の左の眉衝穴あたりと、さらに左の反応点に頭部刺絡。
 頭部刺絡をしている最中に、「あ~お腹が引っ込んで来た」と仰います。
 頭部刺絡を3点行った時点で、お腹の張り感・圧痛点は消失。

 再燃するようなら、続けて治療に来るよう指導して終了です。

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鍼灸症例:過敏性腸症候群 お腹が張って苦しい

 20歳代の男性。3年ほど前からずっと、お腹がポッコリ張って苦しいそうです。
 腸の内視鏡やMRIなどの画像検査をしてものの、とくに異常はなし。
 過敏性腸症候群との診断を受けました。 →カテゴリ:「過敏性腸症候群」
 薬物治療や整体などを試しても、全く改善はなかったそうです。

 お腹の張りはガスを出しても楽にならず、あるとき急に引っ込むことも極稀にあるそうです。
 食欲は正常、腹痛・腹鳴は無し、便秘や軟便・下痢などの便通異常も全くありません。
 症状は、ただただお腹が張って苦しい、です。

 お腹の膨満感は、満腹時や運動後、アルコール・乳製品の摂取により悪化します。
 症状がマシになるような要因は、残念ながら全く見当たらないそうです。

 腹部の聴診では、腸の蠕動音(グル音)がやや亢進気味で、よく聞こえます。
 打診では、ガスの滞留音(鼓音)は人並みです。
 お腹を押さえてみると、おヘソのやや左下を中心に強い圧痛点がいくつもあります。
 お腹の張り感を覚えるのも、このあたりだそうです。

 お腹の圧痛の変化を治療効果の指標にしました。

 大腸の過拡張(副交感神経の亢進)による膨満感だと思ったのですが、
 まずは除外診断的治療を目的に、交感神経抑制の治療から始めました。

 肝臓(右F2F6)の井穴刺絡。お腹の圧痛に変化無し。
 胃腸(左F1F6)、同じく全く改善なし…。ちょとくらい効いてくれても良いのに(^^;

 いよいよ本命の副交感神経抑制で左右F5。お腹の圧痛は10→8に改善。やっぱり(^^;
 左右H5で、8→6に改善。おヘソの真上の圧痛点には変化がありません。
 正中線上の副交感神経抑制で、神庭・上星あたりの頭部刺絡。真ん中の圧痛10→6。

 患者さんに病態の説明をしながら、少し時間を空けてから、再度、H5F5と頭部刺絡。
 2回目の刺絡で、腹部の圧痛が、おおよそ2くらいにまで改善しました。

 多少のぶり返しがあるでしょうから、根治させるべく続けて治療することにしました。
 しばらく続けて治療が必要だと指導して終了です。

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鍼灸症例:過敏性腸症候群 腹鳴、ガス、軟便、下痢

 30歳代の男性。腹鳴とガス、軟便・下痢が連日続いています。
 お腹がグルグルゴロゴロ鳴るのが、外からでも聞こえます。腹痛はないそうです。

 キッカケは夜中に冷たいビールを飲んでからで、翌日はお腹を壊しました。
 冷たい飲食物をやめ、食事にも気を遣っていたのですが、お腹の調子は回復しません。

 いつもお腹が鳴ってガスが貯まり、ガスを出そうとする便も一緒に出そうになります。
 とくに食事を摂ったあとに強い便意を催し、何度もトイレに走ります。
 便には、未消化の食べ物(葉野菜など)が混ざります。

 病院での診断は受けていませんが、いわゆる過敏性腸症候群のような状態です。
 冷たいビールがキッカケで、腸の副交感神経が活発になり過ぎたままなのでしょう。
 →カテゴリ:「過敏性腸症候群」

 消化能力も落ちているので(未消化便)、胃腸の交感神経を抑制しようかと思いましたが、
 まず初回は、副交感神経抑制のH5・F5の井穴刺絡だけで、様子を見ることにしました。

 2診目(初診から3日後)
 腹鳴と排便の回数はおさまったが、軟便・下痢とガスは変化なし。
 H5・F5の井穴刺絡。ご自宅でも、お灸してもらうことにしました。

 3診目(初診から7日後)
 便が固くなってきて、ガスをしても粗相しなくなってきた。
 排便回数はやや多いが、生活に支障がない程度。
 H5・F5の井穴刺絡。
 このまま治りそうなので、しばらくお灸を続けてもらうようお願いしました。
 もし治らないようだったら、また治療に来るよう指導しました。

 初診から2週間後。あれからお腹の調子は元に戻ったとご報告いただきました。
 しばらく続けて治療が必要だと指導して終了です。

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鍼灸症例:過敏性腸症候群 お腹が張って苦しい

 30歳代の男性。お腹が張って苦しく、便秘や下痢を繰り返すそうです。
 とくに夜、夕食後にお腹がさらに張ってきて、ガスも出にくいそうです。
 病院では過敏性症候群と言われています。 →カテゴリ:「過敏性腸症候群」

 まずは症状の確認です。
 治療に来られたのは、ちょうど夕食後で、常に左腹部に膨満感があります。
 この膨満感を治療効果の指標にしました。

 腸の動き過ぎ、副交感神経がはたらき過ぎを抑える、左右H5F5の井穴刺絡。
 これでお腹の張って苦しい感じは消失しました。
 自宅でもH5F5の井穴刺絡を1週間続けてもらうように指導しました。

 2診目
 H5F5の井穴刺絡で、症状が半分ほどに改善。しかし、まだ症状が残っています。
 副交感だけでなく、交感神経のはたらき過ぎも混じっているのかな?と考え、
 お腹の圧痛点を探し、それが消えるようにツボを試していきました。
 結果、胃腸の左F1F6、肝臓の右F2F6と、仕上げのH5F5で、圧痛点がすべて解消。
 これらのツボで、また1週間セルフケアを続けてもらうようにしました。

 その後の症状は、日中は気にならないが、夕食や外食など、食事量が多くなると、
 食後(食べ始めてから30分も経たないうちに)急にお腹が張ってくるそうです。
 食べた物がすぐに大腸に運ばれることは考えられないので、
 おそらく、「胃-結腸反射(胃が膨らむと大腸が動き出すこと)」が過剰になっているのだろう
 ということで、胃腸の副交感神経の過敏性を抑える治療です。

 まずは交感神経機能を高める長坐位での低周波通電を15分。
 患者さんは虫垂炎の手術歴があり、それが腸の過敏性に影響しているのでは?と考え、
 立位にて右下腹部の手術痕の圧痛点に円皮針。
 手術痕の圧痛点と関連のある、右F1F6の井穴刺絡。
 そして仕上げに、H5F5の井穴刺絡で終了です。

 円皮針の貼り替えと、右F1F6とH5F5のセルフケアを指導して
 まだ症状が残るようだったら、また治療に来てもらうようにしました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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