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鍼灸症例:右手首の痛み ドケルバン腱鞘炎

 70歳代の女性。年末の家事掃除のせいか、右手首の痛みを訴えてご来院です。
 以前も同様の症状で治療を受けて良くなったので、今回もご依頼です。

 痛みを訴える場所は、右手首の親指側周辺です。
 患部に熱感や腫脹はありませんでした。

 親指を握ったまま手首を小指側に曲げる(尺屈)すると痛みが増悪します。
 いわゆるドケルバンの腱鞘炎という症状です。
 この腱鞘炎は、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱を包む腱鞘の炎症だと言われています。

 患部を丹念に押さえて調べてみても、そこそこ痛いながらも、激圧痛点は見つかりません。
 患部の周辺が、どことなく痛いそうです。

 このような痛みの発信源を特定できないときには、井穴刺激が役に立ちます^^
 痛みを訴える場所と関連のあるH1・H1’・H6のツボをピソマでグリグリ。

 これで疼痛誘発動作をしてもらうと、痛みが半分くらいに改善(10→5)。
 しかも、曖昧だった痛みの場所が、ココ!というように限局されて感じるようになりました。

 再び患部を調べて見つけた激圧痛点の2カ所に円皮針をペタペタ。
 これで痛みは、なんだか違和感が残る程度に改善(5→1~2)

 ご自宅でもピソマをグリグリ、円皮針をトントンしてもらうよう指導して終了です。

 翌日、たまたまお会いして開口一番、あれからすっかり痛くなくなりました!
 今回の腱鞘炎は、ひどくなる前に早めに治療を受けたのが吉だったみたいです。

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鍼灸症例:手首の痛み 痛いところは悪くない!?

 30歳代の女性。右手首の甲側で小指側(右手関節背側尺側)が痛みます。
 手首を曲げたり(掌屈)、反らしたり(背屈)、床やテーブルに手をつくと痛みが出ます。
 転倒や酷使など、痛みのキッカケとなる原因は思い当たらないそうです。

 痛みを感じるポーズ(掌屈・背屈)で痛みを感じる場所を押さえても圧痛はありません。
 ちょっと痛いかな?と訴える点に円皮針を貼っても改善はありません。
 やはり、別の場所からの「関連痛」のようです。
 →記事:「痛みの発生源と離れたところに痛みが!? ~トリガーポイント症状~」

 患部を通過する筋肉・腱からの関連痛かな?と考えました。
 痛みを訴える場所から肘の向かって、腕を押さえて調べました。
 すると、肘の前(前腕後面橈側・大腸経と三焦経の間くらい)に激圧痛点を発見!
 激圧痛点に寸分違わず円皮針0.6mmをペタっと貼り付け。

 痛みを再確認してもらったところ、手首を曲げても反らして手をついても痛みはありません。
 こんな痛みは、痛いと感じる場所(手首)をいくら治療しても全く改善しないです。
 また痛みが再燃するようだったら明日にでも治療に来るよう指示して終了しました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
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