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鍼灸症例:右上奥歯の激痛

 50歳代の女性。急に右上の奥歯が痛みを訴えます。
 あまりに激しい痛みのため、会話をすることもままなりません(涙)
 徐々に痛み始めたのではなく、突然スイッチが入ったように痛み始めたそうです。

 ある時から急に痛み出すのは、何かが 「切れた」 か 「詰まった」 か…
 または、痛みの神経回路網がオンになってしまったか。。。
 痛む患部には肉眼的な損傷は見当たらなかったので、治療することにしました。

 「右上の歯」が痛むと仰るので、胃経、右F6を円皮針でタッピング。
 最初の激痛が12(Max10)だとしたら、10の痛みの程度にまで改善。

 次は痛みを感じる場所と関連のある大腸経、右H6に円皮針。
 10→8に改善すると同時に、痛みの発生源の場所がピンポイントで分かってきました。

 右耳穴の前の上下2カ所(上関穴・下関穴あたり)の著明な圧痛点に寸分違わず円皮針。
 タッピングしているうちに、だんだんと痛みが消えて行き、痛みはゼロになりました。

 どうやら、歯の痛みだと思われた痛みは、咀嚼筋からの関連痛だったようです。
 もし歯科で診てもらったら、三叉神経痛などと言われるのでしょうか??

 →施術のご依頼・ご予約は 鍼灸治療院 「はりきゅう中村」 まで
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鍼灸症例:歯茎・頬の痛み

 70歳代の女性。左頬の腫れぼったい違和感、左目のうっとうしい感じ。
 数日前、義歯を被せていた歯根に化膿巣が見つかり、歯根の抜歯術を受けました。
 翌朝、抜歯した左側の頬が大きく腫れて痛み出しました。
 左まぶたの下まで腫れて、左目もうっとうしい感じがするそうです。
 もちろん噛むのも痛いので、お粥などを流し込むように食事をしているそうです。
 化膿止め(抗生物質)と消炎鎮痛剤を飲んでいますが、相変わらず痛いそうです。

 私が治療をしたのは、抜歯から2日後です。
 いつもの主訴に対する治療の後に、半ば強制的に(笑)、頬の治療も行わせて頂きました。

 私が頬に触れた感じでは、熱感に左右差はありません。
 見た目にも腫れもほとんどありません。
 自覚的に、左頬の腫れぼったい違和感と、左目のうっとうしい感じがあるだけです。
 噛み合わせると、左頬(左上歯茎?)に痛みがあります。

 常に感じる左頬・左目の違和感と、噛み合わせ時の左頬の痛みを治療効果の指標にしました。

 本人さんに頬を押さえてもらって、一番痛いところは鼻孔の外側、迎香穴あたり。(大腸経)
 抜歯したのは左上の奥歯。違和感があるのは左頬一帯。(胃経)
 胃経か大腸経か、どちらか迷いましたが、可能性の少ない大腸経から治療をしました。

 大腸経H6の井穴刺絡、無効。 やっぱり…。ちょっとくらい効いてくれても良いのに(^^;
 次は本命の胃経、左F6の井穴刺絡。改善(10→5)。
 頬の腫れぼったさが半分くらいスッキリして、口を動かしやすくなったそうです。
 噛み合わせたときの痛みは変化なし(無効)。
 歯茎を口腔内(消化器)と考え、左F1。ちょっといいかな(5→4)
 最も有効だった左F6を再度。だいたい良くなりました(4→2)。

 あとは自宅でも、有効だったツボにお灸をするよう指導しました。

 後日お伺いしたところ、治療当日の直後から痛みがひいて、
 固形物を美味しく食べられるようになったと、非常に喜んでくださいました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
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