副交感神経とアレルギー ~アレルギー症状は副交感神経のはたらき過ぎ~

 アレルギー症状といえば、どんな症状を思い浮かべますか?
 かゆみや蕁麻疹、鼻水・鼻づまり、むくみや充血などが、よく知られた症状かもしれませんね。

 そんなアレルギー症状は自律神経から見ると、副交感神経のはたらき過ぎによる症状です。

 副交感神経には、体内に侵入する異物を排泄して、身体を防御するはたらきがあります。
 風邪ウイルスなどの病原体や、傷んだ食べ物、毒物などから身体を守ろうとします。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」

 副交感神経が活発になると、涙や鼻粘液、胃液・腸液などを分泌させて異物を洗い流したり、
 胃腸や気管支を活発に動かして異物の侵入を阻止・排出を促して、身体を防御しようとします。
 排泄の際に、涙や鼻水・くしゃみ、吐き気・嘔吐、腹痛、下痢、湿疹などの症状が出て来ます。

 また、副交感神経が活発になると、血管の収縮・緊張がゆるんで、血管が広がってきます。
 寝るときに手足の指先がポカポカ温かいのは、副交感神経のはたらきが活発な証拠です。

 これらの副交感神経のはたらきが過剰になっている状態が、アレルギー反応です。
 有害ではない異物に対して過剰防衛を起こして生じる不快な症状がアレルギー症状です。

 激しいアレルギー症状では、血管が広がりすぎて血圧が急低下して、立ちくらみ・意識障害、
 血管から水分が漏出して皮膚や粘膜がむくみ、気道もパンパンに腫れて呼吸困難になるなど
 命に関わる症状さえ出て来てしまいます。

 そんな副交感神経のはたらき過ぎであるアレルギー症状を、ツボ刺激で改善させましょう!
 →次記事:「アレルギーに効くツボ ~薬指を刺激!~」

アレルギーに効くツボ ~薬指を刺激!~ 

 アレルギー症状には、鼻水・くしゃみ、腹痛・下痢、湿疹、浮腫など、いろいろあります。
 このようなアレルギー症状は、副交感神経の過剰防衛反応によって起こる症状です。
 →前記事:「副交感神経とアレルギー ~アレルギー症状は副交感神経のはたらき過ぎ~」
 
 副交感神経のはたらき過ぎであるアレルギー症状に効くツボは、手足の薬指H5・F5です。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針・ピソマを貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 手足の薬指のツボは、全身の副交感神経のはたらき過ぎを抑える効果があります。
 アレルギー症状の出ている患部の場所がどこであろうと、薬指のツボで構いません。
 症状の軽重に合わせて、刺激をするツボの数(4~1カ所)を加減してください。

 なお、「薬指は交感神経を刺激するから良くない」 という情報は誤りです。
 誤った情報を発信してしまった某先生方も、現在では薬指も積極的に刺激しています。
 →記事:「副交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボ ~心身に喝!を入れます~」

 アレルギー症状は、身体の防御システムの過剰な反応、いわば暴走です。
 防御システムには自律神経系(副交感神経/交感神経)のほかに、免疫系もあります。
 この免疫系の異常亢進が、裏で糸を引いて副交感神経を操っているアレルギーの黒幕です!

 免疫を亢進させる要因を減らし、免疫を制御する能力を高めてアレルギーを根治させましょう!
 →カテゴリ:「◆免疫のはたらきと炎症」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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