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なぜ血圧は高くなるの? ~高血圧は血管の病気です~

 今では、家庭用の自動血圧計が簡単に手に入り、手軽に血圧が計れます。
 血圧が高くて気になる方は、毎日、測定結果をノートに記しているかも知れません。

 高血圧は、心筋梗塞脳卒中など、命に関わる病気を引き起こす原因になります。
 実は、心筋梗塞や脳卒中は、心臓や脳の病気ではありません。
 高血圧も含め、それらの病気は、血管の病気です。

 血管は、「沈黙の臓器」。
 詰まったり(心筋梗塞・脳梗塞など)、破れたり(脳出血、大動脈解離など)
 たまたま最後にトラブルを起こした場所が、心臓や脳の血管だという事です。

 血圧が高くなる原因には、さまざまなものがあります。
 副腎の腫瘍など、重篤な病気が潜んでいることも、稀にあります。

 しかし、「本態性高血圧(=原因不明の高血圧)」と言われる、一般的な高血圧は、
 簡単に言うと、血管が狭く、硬くなるなどして、血流が悪くなるために生じます

 血流が悪い場所にまで無理にでも血液を送り込もうとして、血管に強い力が加わります。
 もし血圧が上がらず、たとえば脳にまで十分な血液が回らなくなると、死んでしまいます。
 これが高血圧です。血圧が高くなるのにも、やむを得ない事情があるのです(^^;

 高血圧を招く、血流が悪くなる主な理由は…
 1.交感神経ホルモンの影響などで、持続的に血管が収縮している状態。
 2.血管の炎症・酸化や、糖化(AGE化)による血管そのものの変化、いわゆる動脈硬化。

 大きく分けて、この2つがことが、お互いに影響し合っています。
 高血圧を治すには、この両方を並行して改善させることが大切です。

 高血圧を治すツボを紹介する前に、
 あなたの高血圧・動脈硬化が、どこまで進んでいるのか知っておきましょう。
 →次記事:「血圧は低ければいい? ~正しい血圧の読み方~」
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血圧は低ければいい? ~血圧の正しい読み方~

 血圧は、低ければ低いほど、命に関わる血管の病気になる危険性が少なくなります。
 あまり低すぎても、意識を失って倒れてしまいますが(^^;
 →前記事:「なぜ血圧は高くなるの? ~高血圧は血管の病気です~」

 それでは、あなたが測っている血圧の数値は、いったい何を表しているのでしょうか。

 分かりやすく言うと、血圧の値は、血管の硬さをよく表しています
 血圧の数値が低いほど、血管が柔らかく、血流が滑らかだということです。
 しかし、これだけでは、正しく血圧を読みとることは出来ません。

 一般用の血圧計で計れる数値には、上の血圧と、下の血圧があります。
 ここでもう一つ大事な数値が、脈圧(みゃくあつ)です。
 脈圧は、上の血圧と下の血圧の差のことです。

 たとえば健康な人の血圧で、上が120mmHg、下が70mmHg だと仮定します。
 この場合、脈圧は50です(=120-70)。
 脈圧は、だいたい50くらいが良いのではないかと考えられています。

 30~40歳代の若い人に多い高血圧では、こんな血圧の数値もあります。
 上が170mmHgで、下が120mmHg。この場合も、脈圧は50です(=170-120)。
 上の血圧も下の血圧も高いけど、脈圧は健康な人と同じくらいです。
 細い血管の動脈硬化では、上と下の両方の血圧が上がるので、こんな数値になります。
 たしかに、数値だけを見ればかなりの高血圧に見えますが、まだマシです。
 動脈硬化は、まだ末梢の細い血管だけにとどまっています。

 次に、人生の大先輩であられる、お年を召された方に多い、こんな高血圧です。
 上が170mmHgで、下が70mmHg。この場合、脈圧は100です(=170-70)。
 「上は高いけど、下は低いわね。あら、よかったわ♪」ではありません!
 脈圧が広がるのは、動脈硬化が太い血管まで進んだときなのです!

 上の血圧は、先ほどの若い人の高血圧と同じですが、下の血圧は、一見正常の範囲内です。
 これは、太い血管の動脈硬化のせいで、下の血圧が押し下げられたからです。
 動脈硬化が進み、細い血管だけでなく、太い血管も硬くなってしまうと
 血圧の数値は、上の血圧が高くなり、下の血圧は低くなります

 下の血圧が低いからといって、決して良いことではないのです。

 さて、あなたの高血圧は、どちらのタイプでしょうか。
 血圧は、ただ低ければいいワケではありません。
 次に血圧を測るときは、上の血圧と下の血圧の差、脈圧を気にしてみてください。

 さて、次こそは、高血圧を治すツボを紹介します。
 →次記事:「高血圧に効くツボ その1 ~内臓の血圧を下げるツボ~」

 参考文献
 『知らないと怖い血管の話』 高沢謙二 PHPサイエンス・ワールド新書 2010 

高血圧に効くツボ その1 ~内臓の血圧を下げるツボ~

 高血圧は、狭く、硬く、通りが悪くなった血管にまで血液を送るために生じます
 もし血圧が上がらず、血液が行き届かないと、そこの臓器は死んでしまいます。
 身体の立場からすれば、高血圧になってしまうにも、仕方がない理由があるのです。
 →前々記事:「なぜ血圧は高くなるの? ~高血圧は血管の病気です~」

 血流が悪くなるメカニズムのひとつ、血管の収縮には自律神経やホルモンが関わっています。
 自律神経についてご存じでない方は、先にこちらをご覧ください。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」

 自律神経といえば、はりきゅう治療、井穴刺絡学です。→カテゴリ:「井穴刺絡療法」
 交感神経のはたらき過ぎを抑えてやれば、血管が広がって血液の流れが良くなります。
 血流が良くなれば、身体がわざわざ血圧を上げざるを得ない理由がなくなります。
 すると、自然に血圧が下がってくるので、万々歳です(^^)

 高血圧に効くツボ。血圧と関係のある臓器は、主に腎臓、肝臓、心臓などがあります。
 それぞれの臓器の交感神経のはたらき過ぎを抑えて、血流を良くしてあげましょう。

 腎臓の血流を良くして、血圧を下げるツボは、両足の小指の内側F3です。
 肝臓の血流を良くして、血圧を下げるツボは、右足の親指の内側F2です。
 心臓のはたらき過ぎを抑えて、心臓の疲れをとるツボは、左手の小指の内側H3です。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 そして、それぞれの臓器の血流を良くしたあとに、全身の血流も良くしましょう。
 →次記事:「高血圧に効くツボ その2 ~全身の血圧を下げるツボ~」


 以下は、高血圧と臓器のお話です(^^; 読み飛ばしても構いません。

 【その1 腎臓】
 腎臓の主なはたらきは、尿を作ることです。
 しかし、腎臓への血流が少なくなると、腎臓は血圧を強力に上げるホルモンを出します。
 血圧を上げることで、自分のところに送り込まれる血液を増やそうとするのです。

 ツボ刺激で腎臓の血流が良くなるのと同時に、腎臓のはたらきも良くなります。
 体に貯まった余分な水分も尿として出やすくなります。一石二鳥ですね!
 →記事:「腎臓のツボ ~毎日お風呂の半杯分の血液をキレイにしてます!~」

 【その2 肝臓】
 肝臓には、全血流の約1/4の量が流れ込みます。ちなみに腎臓は約1/5の量です。
 多くの血液を必要とする臓器の血流が悪くなると、それだけ血圧が上がりやすくなります。

 また、肝臓は脂肪を貯めやすい臓器でもあります。フォアグラや、あん肝がそうですよね(^^;
 肝臓への血流が少なくなると、肝臓や脂肪細胞は、血圧を強力に上げるホルモンを出します。
 血圧を上げることで、送られて来る血液を増やそうとするのは、腎臓のときと同じ目的ですね。
 ツボ刺激で肝臓の血流を良くして、肝臓を守ってあげましょう。
 →記事:「肝臓のツボ ~飲み過ぎ食べ過ぎには気をつけて!~」

 【その3 心臓】
 心臓は血液を全身に送り出すポンプのはたらきをしています。
 通りが悪い血管にまで血液を送り出そうと、心臓は普通よりも強い力ではたらく必要があります。
 はたらき過ぎを放っておくと、心肥大になりかねません。
 →記事:「心臓のツボ ~1日10万回もドキドキしてます!~」

高血圧に効くツボ その2 ~全身の血圧を下げるツボ~

 高血圧は、流れが悪くなった血管に血液を送るために、仕方がなく起こる現象です。
 →記事:「なぜ血圧は高くなるの? ~高血圧は血管の病気です~」

 血圧が上がる理由のひとつ、血管が収縮するのは、自律神経やホルモンの作用です。
 血圧と関係のある臓器(腎臓・肝臓など)の血流を良くするツボを前回、紹介しました。
 →前記事:「高血圧に効くツボ その1 ~内臓の血圧を下げるツボ~」

 それぞれの臓器の血管をゆるめるのも大切ですが、高血圧は全身の血管の病気です。
 全身の血管をゆるめて血流を良くし、血圧を下げるツボを紹介します。

 そのツボは、手の人差し指H6と、足の小指F4です。
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボは、手だけ、足だけでも、全身の交感神経のはたらき過ぎを抑えてくれます。
 交感神経のはたらき過ぎを抑えることで、全身の血管を広げて血圧を下げてくれます。

 軽い高血圧なら、前記事の臓器のツボを使わなくても、これらのツボだけで治ってしまいます。
 腎臓・肝臓と全身の血管を広げるツボを併せて刺激すれば、なお確実です。

 もし、それでも血圧が下がらないようであれば、手足の薬指H5・F5のツボも刺激してください。
 薬指のツボは、血流のよどみ(うっ血)を改善し、血流を良くしてくれるはたらきがあります。

 これらのツボ刺激は、血管の収縮をゆるめて血圧を下げるはたらきがあります。
 しかし、はたらきは改善できても、血管そのものの変化(動脈硬化)を改善できません。

 高血圧の原因である、炎症・糖化による動脈硬化を改善させる食事は、こちらをご覧ください。
 →カテゴリ:「病気を治す食事」

 あなたの高血圧が治りますように!

 →次記事:「頻脈に効くツボ ~毎日ドキドキしてると、ときめかなくなります~」

頻脈に効くツボ ~毎日ドキドキしてると、ときめかなくなります~

 なんと!心臓は身体から切り離されても、しばらく勝手に動いているのです!(驚)
 心臓には天然のペースメーカーが備わっていて、毎分100拍前後で動いています。

 いくら心臓自体が毎分100拍で動くといっても、実際はそんなに速く動いてませんよね。
 心拍数は自律神経のはたらきによって、速くなったり遅くなったり、調節されています。
 →カテゴリ:「ストレスと自律神経」

 甲状腺などの病気以外でも、運動や精神的緊張によって、心拍数は増加します。
 しかし、そのような理由もないのに、変にドキドキすると困りますよね。
 胸がドキドキしていると、なんだか気持ちの方まで不安になってきます。

 心拍数は、心臓自体の100拍に加えて、交感神経のはたらきで20拍ほど上げられています。
 そして、副交感神経のはたらきにより50~60拍ほど引き下げられています。

 安静時心拍数(拍/分)=100(自動能)+10~20(交感神経β)-50~60(副交感神経)

 心拍数が上がるのは、交感神経のはたらき過ぎと、副交感神経がはたらきが弱いときです。

 ということで、頻脈を治すには、交感神経のはたらき過ぎを抑えると同時に
 副交感神経のはたらきを高めてやることがポイントです。

 頻脈に効く、多過ぎる心拍数を正常に抑えるツボを紹介します。
 心臓の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボは、手の小指の内側H3です。
 それに加えて、全身の交感神経のはたらき過ぎを抑える手の人差し指H6も良いでしょう。
 →記事:「心臓のツボ ~1日10万回もドキドキしてます!~」
   手の井穴図手の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 そして、副交感神経のはたらきを高める刺激法を行います。
 →記事:「副交感神経を高める方法 ~自然治癒力・抵抗力を高める~」

 心臓のツボと、副交感神経を高める刺激法を同時に行う方法を紹介します。
 まずは、H3のツボに円皮針を貼ります(たとえ円皮針がなくてもOKです)。
 そして座って息を吐いている間だけ、円皮針を貼ったH3のツボの上をモミモミします。
 これを1~2分間ほど行うだけです。
 省エネ・時短・簡単で、ものぐさな私には、ピッタリです(^^;

 たとえ道具がなくても、いつでもどこでもツボ刺激出来るので、是非一度試してみてください。
 あなたの頻脈が落ち着きますように!
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
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