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「自律神経失調症」 は 「身体」 の病気です

 体調が悪く、いろいろな症状を抱え、病院であれこれ検査をしても異常が見つからない。
 そんなときに、「自律神経失調症」と言われることがあります。
 「異常がない?神経?精神的な問題かな?」 と、思ってしまいますよね(^^;

 調子が悪いと感じるのは、気のせいでも、精神的なものでも、まして心の病気でもありません。
 「自律神経失調症」は、身体の病気です。
 よく似た意味で使われる「心身症」というのも、身体の病気です。
  
 「自律神経失調症」は、心臓や血管、気管や肺、胃腸、肝臓、腎臓、膀胱などの
 内臓のはたらきを無意識に調節する自律神経のはたらきが悪くなった状態です。
 自分の意志ではコントロール出来ないので、あなたが悪いワケではありません。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」

 病院で言う「異常」というのは、炎症や腫瘍、閉塞、出血など、肉体の破損(器質的疾患)や
 画像や血液検査などで分かる 「他人の目に見える異常」 のことです。

 「自律神経失調症」 は、身体のはたらきが悪くなった病気(機能的疾患)です。
 倦怠感、違和感、不快感などには形が無いので、「異常なし」 と言われてしまいます。
 これは 「痛み」 が、血液検査や画像に写らない事と同じ理由です。
 →記事:「慢性痛 ~脳の誤作動・脳が痛みを記憶する~」

 「自律神経失調症」という名前は、非常にあいまいな表現で、誤解を与えやすい名前です。
 自律神経が関係する症状なら、何でもかんでも 「自律神経失調症」 になってしまうからです。

 このブログで紹介している、さまざな病気や症状、痛みですら自律神経が関わっています。
 ですので、それらも「自律神経失調症」と言っても構わないのです。

 自律神経失調症を治す上で大事なのは、「自律神経失調症」という名前に囚われないこと。
 いろいろな症状をすべて 「自律神経失調症」 の一言で片づけてしまわないこと。
 個々の症状を、それぞれひとつずつ、別々に考えること。
 そして最後に、治したい!という気持ちを持ち続けること。あきらめないことです。
 はたらきが悪い状態なので、それを正してやれば必ず治ります!

 →次記事:「自律神経失調症の症状を見極める!」
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自律神経失調症の症状を見極める!

 自律神経失調症は、ストレスによる病気、心の弱い人がなる病気と思われがちです。
 しかし、自律神経が関係する症状なら、どんな症状でも自律神経失調症なのです。
 自律神経失調症は、誰もが一度は経験することがある、ありふれた病気です。
 →前記事:「「自律神経失調症」 は 「身体」 の病気です」

 そもそも、ストレスが関係しない病気を思い浮かべることの方が難しいくらいです。
 今、パッと思いついたのが、染色体の異常による病気くらいでしょうか(^^;
 →記事:「ストレスと病気のなりたち ~ストレスは万病の元~」

 自律神経失調症には、非常に様々な症状があり、人それぞれで異なります。
 過剰なストレスによって、交感神経と副交感神経の協調が崩れて様々な症状が出てきます。
 どこの場所に、どんな症状が出てくるかは、人それぞれです。
 たとえば、胃腸の感受性が強い人は、食欲不振や胃痛、便秘、下痢などの症状が起きます。
 脳(精神機能)の感受性が強い人は、イライラ、無気力、不眠症などになります。
 首、肩、腰の感受性が強い人は、首こり、肩こり、腰痛になります。

 自律神経失調症という名前だけでは、自律神経失調症は治せません。
 ひとつひとつの症状が、どこの臓器のどっちの神経の異常なのかをまず知ること。
 交感神経のはたらき過ぎなのか、または、副交感神経のはたらき過ぎなのか
 そして、それぞれの症状に見合ったツボ刺激で、自律神経のはたらきを正常に戻しましょう。

 →次記事:「自律神経失調症に効くツボ その1 ~交感神経のはたらき過ぎるタイプ~」

自律神経失調症に効くツボ その1 ~交感神経のはたらき過ぎるタイプ~

 自律神経失調症を治すコツは、ひとつひとつの症状を個別にとらえることです。
 なんでもかんでも、「自律神経失調症」の症状だから…と、ひとくくりにしてはいけません。
 症状が、どこの臓器のどっちの神経(交感or副交感)の異常なのかを考えていきましょう。
 →前記事:「自律神経失調症の症状を見極める!」

 まずは、交感神経のはたらき過ぎによる症状と、その症状に効くツボを紹介します。

 この症状なら100%交感神経のはたらき過ぎによる症状だ、というように言い切れません。
 ひょっとしたら、副交感神経のはたらき過ぎによる症状なのかもしれません。
 身体のはたらきというのは、非常に複雑な関係性の上に成り立っているからです。
 ですから、あくまでも、おおよその目安として分類することをご容赦ください。 

 交感神経は、興奮・ハッスルの体調を作り出すはたらきがあります。
 この交感神経がはたらき過ぎると、常にアクセル全開で走り続けている状態になります。
 森でクマに追いかけられてる状況を想像して頂けたら分かりやすいかと思います(^^;

 まずは基本となるツボ、全身の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボを紹介します。 
 次に、胃腸や心臓など、それぞれの臓器の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボを紹介します。

 【全身の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボ H6・F4】
 不眠、イライラ、焦燥感、恐怖感、異常発汗、冷え(血管収縮) など
 →記事:「交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボ」 

 【呼吸器のツボ H1】
 のどの異物感、過呼吸、息切れ など
 →記事:「肺のツボ ~鼻・のど・気管支~」

 【心臓のツボ H3】
 頻脈(心拍数・脈拍数の増加)、動悸、胸苦しさ、血圧上昇 など
 →記事:「心臓のツボ~1日10万回もドキドキしてます!~」

 【胃腸のツボ 左F1・F6】
 ドライマウス、食欲不振、胃もたれ・膨満感、胃痛、弛緩性便秘、腹筋が硬い など
 →記事:「胃腸のツボ ~口唇から肛門までの長い道のり~」
 お腹の症状は、肝臓も関係しているので、肝臓右F2・F6のツボと併せて刺激しましょう。
 
 【腎臓・膀胱のツボ F3】
 尿の出が悪い、残尿感
 →記事:「膀胱のツボ ~蛇口を締めるも緩めるも、自律神経次第!~」

 【目のツボ F2・F6】
 ドライアイ、目のかすみ・痛み、ピントが合わない など

 【筋肉】
 頭痛、首こり、肩こり、腰痛 など →カテゴリ:「◆痛みのセルフケア」 を参考にしてください。
 押さえて痛いところに「円皮針」を貼るのが一番簡単です。→カテゴリ:「円皮針の使い方」

 【交感神経がはたらき過ぎるタイプの特徴】
 夕方など時間が経って、疲れてくると症状がひどくなる。午前中はマシ。
 自宅に戻り、ゆっくりお風呂に入るなど、リラックスすると、症状は和らぐ。

 自律神経失調症には、非常にさまざまな症状があります。
 それぞれの症状に見合ったツボを選んで刺激してください。
   手足の井穴図手足の井穴図
 あなたの症状に見合ったツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」
 あなたが抱える症状の全てが、交感神経のはたらき過ぎによる症状だとは限りません。
 次で紹介する、副交感神経のはたらき過ぎの症状もご覧下さい。

 →次記事:「自律神経失調症に効くツボ その2 ~副交感神経のはたらき過ぎるタイプ~」

自律神経失調症に効くツボ その2 ~副交感神経のはたらき過ぎるタイプ~

 自律神経失調症だからといって、どんな症状でもひとくくりにするのは良くありません。
 ひとつひとつの症状を、どちらの神経(交感or副交感)のはたらき過ぎなのかを考えましょう。
 →前々記事:「自律神経失調症の症状を見極める!」

 先ほどは、交感神経のはたらき過ぎによる症状と、そのツボを紹介しました。
 →前記事:「自律神経失調症に効くツボ その1 ~交感神経のはたらき過ぎるタイプ~」

 例よって、この症状であれば、間違いないく副交感神経のはたらき過ぎの症状だ!
 と、ハッキリ白黒をつけられないのが、身体のはたらきの難しいところです。

 副交感神経は、鎮静・リラックスの体調を作り出すはたらきがあります。
 この副交感神経はたらきが過ぎると、排泄が過剰になったり、過敏な状態になります。
 湯あたりや、高山病になった状況を想像して頂けたら分かりやすいかと思います(^^;
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 【全身】 倦怠感、脱力感、易疲労、無気力、集中力低下、不安感、微熱、意識の低下 など

 【耳】 耳鳴り、めまい、耳の閉塞感 など

 【呼吸器】 鼻水、鼻づまり、くしゃみ、空咳、呼吸困難 など

 【胃腸】 吐き気、嘔吐、胃けいれん、腹痛、下痢、痙攣性便秘 など

 【心・血管】 のぼせ、むくみ、こわばり、立ちくらみ、冷え(血管拡張)、偏頭痛 など

 【腎・膀胱】 頻尿 など

 【皮膚】 湿疹、じんましん、かゆみ、皮膚・粘膜の炎症 など

 【知覚過敏】 痛み・シビレ・むずむず感、光・音・臭いに敏感

 【易感染】 ウイルス性の病気に弱い(風邪、ヘルペス、イボ など)

 【副交感神経がはたらき過ぎるタイプの特徴】
 午前中や夜間の調子がに悪い。日中など活動しているときはマシ。
 学校や仕事など、人前で緊張してるときは症状がマシ。
 自宅に戻ったり休日など、気がゆるむと症状が悪化。
 大きなイベント(旅行・冠婚葬祭)の後など、緊張の糸がゆるむと悪化。

 全身にわたり、非常に様々な症状を書き連ねましたが、
 上記の症状の全ては、一本の糸でつながっています。
 それは、これらの症状が副交感神経のはたらき過ぎによる症状だと言うことです。

 このような副交感神経のはたらき過ぎの症状を抑えるツボは、薬指のH5・F5です。
 これらのツボは、全身の副交感神経のはたらき過ぎを抑えてくれます。
 全身に効くので、症状が胃腸であろうと、心臓であろうと、薬指のツボだけで間に合います。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 →次記事:「交感神経も、副交感神経も、はたらき過ぎ!? ~ツボ刺激の順番~」

交感神経も、副交感神経も、はたらき過ぎ!? ~ツボ刺激の順番~

 自律神経失調症によく見られる症状を、思いつく限り書き出してみました。
 あなたの症状が見当たらなかったら、ご連絡ください(^^;
 さて、あなたの症状は、交感神経・副交感神経、どちらのはたらき過ぎによる症状でしたか?
 →記事:「自律神経失調症に効くツボ その1 ~交感神経のはたらき過ぎるタイプ~」 
 →記事:「自律神経失調症に効くツボ その2 ~副交感神経のはたらき過ぎるタイプ~」

 あなたの抱える症状の全てが、交感神経のはたらき過ぎによる症状だった。
 副交感神経のはたらき過ぎの症状は、全く無かった!
 そのように、どちらか片方だけに、自律神経失調症の症状が当てはまるのは、稀です。
 交感神経、副交感神経、その両方のはたらき過ぎの症状が混在していることが、ほとんどです。

 そんなとき、交感神経の抑制の治療をして、副交感神経の抑制の治療もしてしまうと
 結局は、また元の状態に戻ってしまうのではないか?と思われるのも当然の疑問です。

 交感神経と副交感神経のはたらきは、よく、シーソーのように例えられます。
 つまり、片方が高まれば、他方は抑えられる、という関係です。
 交感神経の亢進=副交感神経の抑制。交感神経の抑制=副交感神経の亢進。

 たしかに、机の上では、相対的にはそうかもしれませんが、実際には異なります。
 同じひとりの人の中で、それらが同時に起きていることが、治療上よくあることです。
 「あなた、性格悪いけど、イケメンですね!」 「あなた、イケメンだけど、性格悪いですね!」
 両方とも、同じ情報を伝えているのですが、言われた側の気持ちは、だいぶ違いますよね(^^;
 最後に言われた内容の方が、後々にまで印象に残るものです。

 自律神経に対する治療も同じです。
 治療の最後に与えた刺激が、後々にまで効果を発揮します。

 交感神経、副交感神経の両方のはたらき過ぎの症状が混在している場合の治療の順番は…

 【交感神経のはたらき過ぎるタイプの場合】
 先に、副交感神経を抑える薬指のツボ(H5・F5)を刺激します。
 次に、それぞれの症状に対応する臓器の交感神経を抑えるツボ(心臓ならH2)を刺激します。
 最後に、全身の交感神経を抑えるツボ(H6・F4)をして終了です。

 【副交感神経のはたらき過ぎるタイプの場合】
 先に、交感神経の症状に対するツボ(胃腸ならF1・F6など)を刺激します。
 最後に、副交感神経を抑える薬指のツボ治療(H5・F5)をして終了です。
   手足の井穴図手足の井穴図


 たとえ、ツボ刺激で治ってしまっても、それは治すキッカケに過ぎません。
 自律神経失調症を根本から確実に治すには、生活の改善が最も重要です。
 今後の長いあなたの人生のためにも、これを機に生活を見直してみませんか?
 →カテゴリ:「ストレスマネージメント」

 あなたの自律神経失調症が早く治りますように!
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
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