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気管支喘息と副交感神経 ~気管支の収縮・粘液の分泌を促す副交感神経~

 気管支喘息は、発作が起きていないときは、全く自覚症状がありません。
 しかし発作が出てしまうと、ひどく苦しく恐ろしい思いをしなければなりません。
 発作が重症になれば呼吸困難で死に至ることもあり得る、実は恐ろしい病気です。

 アレルギー疾患である気管支喘息には、免疫だけでなく自律神経も影響しています。
 →カテゴリ:「ストレスと自律神経」

 気管支喘息の発作は、自律神経のひとつ、副交感神経がはたらき過ぎている状態です。
 →記事:「副交感神経とアレルギー ~アレルギー症状は副交感神経のはたらき過ぎ~」

 空気の通り道である気管支は、常に同じ太さではなく、収縮したり拡張したり変化します。

 交感神経が優位な活動モードのときは、活動で酸素が必要なので気管支は広がります。
 副交感神経が優位な休息モードでは、酸素はあまり要らないので気管支は狭くなります。

 つまり気管支は、交感神経のはたらきで広がり、副交感神経のはたらきで狭くなるのです。
 身体活動で需要が増加する酸素の供給量をコントロールする自律神経の正常な反応です。

 しかし副交感神経がはたらき過ぎを起こしてしまうと、気管支が過剰に収縮してしまいます。

 気道が収縮し過ぎて狭くなり過ぎると、呼吸が十分に出来ないので息苦しくなります。
 空気が狭いところを通るので、「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」 と音が鳴ります。

 また、副交感神経には、血管の拡張や粘液の分泌を促すはたらきもあります。

 血管が広がり過ぎると血管に隙間が生じて血液中の水分が漏れ出て来ます。
 気管支の粘膜がむくんでしまうと、気道がパンパンに腫れて狭くなってしまいます。
 粘液や痰なども多く出てくるので、「ゴロゴロ」、「ゼロゼロ」などの音が鳴ります。

 副交感神経がはたらき過ぎると、気道が収縮するうえに浮腫んで、ますます狭くなるのです。

 喘息発作が起きやすい時間帯にも、自律神経のはたらきが関係しています。
 夜間の休息時には交感神経が弱くなり、副交感神経のはたらきが活発になります。
 副交感神経が活発な就寝前から明け方の時間帯は、喘息発作が起きやすい時間帯なのです。
 →記事:「自律神経のリズム ~その症状は交感神経症状?副交感神経症状?~」
 
 →次記事:「口呼吸と気管支喘息 ~呼吸を正して気道の慢性炎症を止める!~」
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口呼吸と気管支喘息 ~呼吸を正して気道の慢性炎症を止める!~

 気管支喘息の発作は、副交感神経のはたらき過ぎるによる症状です。
 副交感神経のはたらき過ぎにより、気管支が狭くなって呼吸困難に陥ります。
 →前記事:「気管支喘息と副交感神経 ~気管支の収縮・粘液の分泌を促す副交感神経~」

 喘息発作が起きていない平常時は自覚症状もなく、健康な人と変わらないかもしれません。
 しかし自覚症状がなくても、その気管支粘膜には慢性的に軽微な炎症が起きています。

 軽微とは言え、慢性的に炎症が起きていると、気道の粘膜が非常に過敏な状態になります。
 慢性炎症で過敏になった気道は、小さな刺激でも大きく反応してしまう一触即発の状態です。

 乾燥した冷気やハウスダストの吸引、風邪などの病原体、急激な気温・気圧の変化など
 気管支に刺激が加わると過敏に反応してしまい、喘息発作を起こしてしまうのです。

 気管支粘膜の慢性炎症を悪化させる原因のひとつが 「口呼吸」 です。

 鼻フィルターを通さないので、ダニやホコリなどのアレルゲンが多量に侵入してきます。
 また気道粘膜が乾燥した冷気が気道を直撃して、粘膜が弱って炎症が起こりやすくなります。
 →記事:「口呼吸の害 ~バイ菌や乾燥した空気がのどを直撃!~」

 気管支喘息を改善させるには、まず悪い習慣 「口呼吸」 を直すことが重要です。 
 くちびる・舌のトレーニングで口呼吸を正している間に、アレルゲン対策をしましょう。
 →記事:「口呼吸の治し方 ~口輪筋と舌を鍛えよう!~」

 →次記事:「ダニ対策で喘息発作を減らす! ~毎日の布団掃除と週1回の布団乾燥~」

ダニ対策で喘息発作を減らす! ~毎日の布団掃除と週1回の布団乾燥~

 夜間・朝方に喘息が起きやすいのは、休息時間帯は副交感神経が活発になるからです。
 しかし、それだけではありません。
 →記事:「気管支喘息と副交感神経 ~気管支の収縮・粘液の分泌を促す副交感神経~」

 夜間は、日中の活動時に舞い上がったハウスダストが、ゆっくり沈下してくる時間帯です。
 床・畳に布団を敷いて寝ている間に、落ちてきたハウスダストを吸い込んでしまいます。
 吸い込んだハウスダストが気道を刺激して、喘息発作を誘発してしまうのです。
 →前記事:「口呼吸と気管支喘息 ~呼吸を正して気道の慢性炎症を止める!~」

 空気中のハウスダストは、空気清浄機やベッドで寝るなどして対策してる人も多いでしょう。
 →外部リンク:「【楽天市場】 空気清浄機」  →外部リンク:「Amazon.co.jp: 空気清浄機」

 しかし、それよりも要注意なのは、布団や枕など寝具に潜む 「ダニ」 です。
 ダニ本体だけでなく、死骸や糞の破片(PM2.5よりも小さい!)もアレルゲンになります。
 たとえダニアレルギー陰性でも、ダニに含まれる分解酵素が気道粘膜を傷つけます。

 ダニのエサとなる人間の皮膚片・垢・皮脂・汗・髪などは、布団には豊富にあります。
 気密性の高い日本の住居は、湿度・温度ともにダニにとってはまさに楽園なのです(^^;
 春先から増殖しはじめ、夏に爆殖して、死骸も含めると秋口にダニアレルゲン量が最大です。

 ダニ対策を行うならば、最小限の努力で最大限の成果を上げたいですよね(^^?
 ならば、「毎日の掃除機での吸引」 と 「週1回の布団乾燥機での加熱乾燥」 が効果的です。 

 【毎日のダニ吸引】
 布団(掛け・敷き)の表裏を、それぞれ1分間かけて、弱い吸引力で掃除機をかけます。
 悪さをするのは、布団内部の生きたダニよりも、表面のダニの死骸・糞の破片なのです。

 紫外線殺菌機能など高級な布団専用掃除機を購入する必要は全くありません。
 ダニの死骸や糞を物理的に吸引することが重要なので、お使いの普通の掃除機でOKです。

 共用による汚れが気になるのであれば、ヘッドノズル部分だけパーツを取り付けてください。
 100円ショップのヘッドノズルや、ヘッドカバーでも十分です^^
 →外部リンク:「Amazon.co.jp: 布団 掃除機」

 【週1回の布団乾燥機&シーツ・カバーの洗濯】
 ダニは50度以上の高温で死んでしまいます。
 布団を天日干し(毎日)するよりも、布団乾燥機で加熱(週1回)する方が効果は高いです。
 ダニの死滅量は、週1回の布団乾燥機と、真夏1ヶ月間の毎日天日干しと同等だとか!(驚)
 →外部リンク:「【楽天市場】 布団乾燥機」  →外部リンク:「Amazon.co.jp: 布団乾燥機」

 布団のシーツ・カバー、枕カバーは、週に1回は洗濯すると、さらに良いです。
 上半身(頭~肩口)に相当する部分にバスタオルを敷き、3日に1回交換してもOKです(^^;

 毎日の掃除機吸引&週1回の布団乾燥を、まずは2週間試してください。
 2週間続けることで、喘息発作を引き起こさないダニの量まで減らすことが出来ます。

 なお、布団だけでなく、じゅうたん・ソファー、ぬいぐるみ、犬・猫などのペットにもご注意を。

 →次記事:「気管支喘息に効くツボ ~発作を止める&未然に予防する~」

気管支喘息に効くツボ ~発作を止める&未然に予防する~

 喘息発作は、気道へ侵入するアレルゲンに対する過剰防衛反応です。
 気管支を収縮・浮腫させて気道を狭めるのは、副交感神経のはたらき過ぎによる反応です。
 →記事:「気管支喘息と副交感神経 ~気管支の収縮・粘液の分泌を促す副交感神経~」

 喘息発作が出ないよう、普段からのアレルゲン対策で予防することが大切です。
 →記事:「口呼吸と気管支喘息 ~呼吸を正して気道の慢性炎症を止める!~」
 →記事:「ダニ対策で喘息発作を減らす! ~毎日の布団掃除と週1回の布団乾燥~」

 そしてツボ刺激で、気管支をコントロールする自律神経のはたらきを改善させましょう。

 副交感神経のはたらき過ぎを抑え、喘息を改善させるツボは、手足の薬指 H5・F5 です。
 →記事:「アレルギーに効くツボ ~薬指を刺激!~」
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針・ピソマを貼って刺激します。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 喘息発作が起こりそうなとき・発作の最中は、H5・F5のツボだけでOKです。

 しかし、喘息が出ていない平常時には、H1・H3のツボも追加して刺激してください。
 これらのツボは、気道の過敏性を鎮め、心肺の負担を軽減させ、喘息を予防してくれます。
 →カテゴリ:「心臓・肺のツボ」

 これらのツボを刺激する前後で、息の吸いやすさを比べてみてください。
 きっと、深く大きく息が吸えるようになりますよ。
 →記事:「そのツボ、効いてますか? その2 ~心臓・肺のツボの効果の確かめ方~」

 ツボ刺激の順番は、心臓 H3 と、肺 H1 の後に、喘息のツボ H5・F5 を刺激してください。

 アレルギー疾患である気管支喘息は、アレルゲン自体が悪さをするのではありません。
 アレルゲンに対して過敏に過剰に反応してしまう免疫系の異常亢進が原因です。
 免疫を亢進させる要因を減らし、免疫を制御する能力を高めてアレルギーを根治させましょう!
 →カテゴリ:「◆免疫のはたらきと炎症」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
 応援、よろしくお願いします。

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