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関節リウマチのセルフケア ~日常生活に大きな影響を及ぼす関節炎~

 あちこちの関節が痛い…。 もしかして、リウマチかしら??
 一般の人がその病名を思いつくくらい、関節リウマチは世間によく知られた病気です。
 関節リウマチは、自己免疫疾患・膠原病などと呼ばれる免疫異常による病気の一種です。

 免疫とは、病原体やガン細胞などを攻撃・排除する身体の防御システムのことです。
 その免疫が自分の細胞や臓器を攻撃してしまう自己破壊的な病気が自己免疫疾患です。

 関節リウマチの場合、免疫を担う白血球が関節軟骨を攻撃して炎症が起こります。
 炎症が起こると、関節周囲が赤く腫れたり、痛みや浮腫みが生じてきます。
 病状が進行すると、炎症が関節の骨にまで広がって、関節が破壊されてしまいます。

 関節リウマチの症状で、とくに辛いのは関節の痛みではないでしょうか。
 関節痛のために、日常生活に多大な支障を来してしまいます。

 痛みがあると、指に力が入らず、包丁を握る・蛇口をひねるなどの動作が困難になります。
 肘や肩が痛ければ、洗濯物を干したり、衣服を着たり脱いだりするのも辛くなります。
 膝や足首・足指が痛ければ、歩いたり外出するのも億劫になってしまいます(涙)

 関節リウマチは、発症してから診断が確定するまで、ときに時間がかかることがあります。
 その間は経過観察だったり、消炎鎮痛剤などでやり過ごすことになります。

 関節リウマチの疑いがあって、何もせずに手をこまねいているのは不安で仕方がありません。
 そして、たとえ診断が下る前でも、痛みや浮腫みなどの症状を改善させる方法があります。
 
 ここでは、自律神経と免疫の観点から、関節リウマチのセルフケアを紹介していきます。

 →次記事:「関節の痛みに円皮針! ~局所治療・対症療法も大事です~」
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関節の痛みに円皮針! ~局所治療・対症療法も大事です~

 関節リウマチは、免疫(白血球)が自分の関節を攻撃してしまう自己免疫疾患です。
 白血球による攻撃で炎症が起こり、関節に痛みや浮腫みなどの症状が出て来ます。
 →前記事:「関節リウマチのセルフケア ~日常生活に大きな影響を及ぼす関節炎~」

 痛みが強いと精神的にも辛いですし、日常生活にも大きな支障が出てしまいます。
 その痛みが少しでもマシになるだけでも、心身ともかなり楽になるかと思います。

 ですので、まずはその痛みを直ぐに消すセルフケアを紹介します。
 
 その方法とは、「関節周囲の押さえて最も痛い点に円皮針を貼る」 です。
 関節痛への対症療法ですが、生活の質を高める上で局所治療も大事だと思います。
 →記事:「円皮針 ~セイリンの円皮鍼パイオネックス SEIRIN PYONEX~」

 ツボを探す方法、円皮針を貼る点を特定する方法は、こちらをご覧ください。
 痛みが最も強く感じる動作をして、痛む箇所周辺を押さえて最も痛い点を特定します。
 指を曲げると痛むなら、その角度のまま関節周辺を調べて、一番痛い点に円皮針を貼ります。
 →記事:「円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~」

 ここでは、関節リウマチの円皮針セルフケアのポイント・コツを記します。

 関節周囲は筋肉の厚みが薄いので、円皮針の長さは0.3mm(オレンジ)が良いでしょう。
 あまり針が長いと、関節を動かしたときに針先がチクチク痛むおそれがあります。

 手や足など、あちこち痛いかと思いますが、まずは最も痛む箇所から始めると良いでしょう。
 円皮針で痛みがマシになったら、最も痛む箇所が変化(移動)するのが分かりやすいからです。

 たとえば両手首が痛む場合(右>左)、右を治療すれば痛みが変化(右<左)するハズです。
 左も治療して手首の痛みがマシになったら、次は別の部位の痛みが強く感じるようになります。
 痛む場所が移動したように感じたら、あなたのセルフケアは上手く出来ている証拠です^^
 →記事:「痛みが移動する?? ~痛みで痛みを抑える広汎性侵害抑制調節~」

 もし関節が腫れていて、どこを押さえても痛みが激しい場合は、別の方法を試してください。
 腫れてる場所を取り囲むように、腫れと正常な場所の境目に円皮針を適当な間隔で貼ります。
 その場で痛みは軽減しないかもしれませんが、関節の腫れを早く引かせる作用があります。

 →記事:「関節リウマチと自律神経 ~朝のこわばり・関節の痛みと副交感神経~」

関節リウマチと自律神経 ~朝のこわばり・関節の痛みと副交感神経~

 関節リウマチは、免疫システムが自分の関節を攻撃してしまう自己免疫疾患です。
 関節に炎症が生じ、赤く腫れたり、痛みや浮腫などの症状が起こります。
 →記事:「関節リウマチのセルフケア ~日常生活に大きな支障を来す関節痛~」
 →前記事:「関節の痛みに円皮針! ~局所治療・対症療法も大事です~」

 関節リウマチに特徴的な症状は、「朝のこわばり」 です。
 朝起きたときに、関節がきこちなく動かしにくい、何とも表現しにくい状態です。
 そのこわばりが1時間以上続きますが、昼間には自然に改善していきます。

 関節のこわばりは、関節の炎症に伴って、関節周囲が浮腫んでいるために起こります。
 浮腫は、毛細血管が広がって、血液中の水分などが血管外に漏れ出た状態です。

 この毛細血管の拡張・収縮を調節しているのが自律神経です。

 交感神経のはたらきが活発になると、毛細血管が収縮します。
 反対に、交感神経が弱くなって、副交感神経が優位になると、毛細血管が拡張します。
 副交感神経が活発になり過ぎると、血管が広がりすぎて浮腫が生じるのです。

 関節リウマチは免疫異常による病気ですが、自律神経も関わっています。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」 

 こわばりの症状が朝が強く、午後にかけて軽減していくのは、自律神経の変動によるものです。
 活動モードの交感神経は日中に活発になるため、副交感神経のはたらきが弱まるからです。
 また、朝起きて身体を動かす(運動)ことによっても、交感神経のはたらきが高まってきます。
 →記事:「自律神経のリズム ~その症状は交感神経症状?副交感神経症状?~」

 毛細血管が拡張しすぎて浮腫んだ箇所では、血流が淀んで発痛物質が蓄積しやすくなります。
 蓄積された発痛物質が痛覚神経を刺激して痛みを感じさせるので、関節痛の一因になります。
 →記事:「痛みを引き起こす「発痛物質」 ~トウガラシは辛くて痛い!~」

関節リウマチに効くツボ ~こじれてしまった慢性関節リウマチにも~

 関節のこわばりや関節痛・関節炎などの関節リウマチの症状は、
 自律神経の立場から見れば、副交感神経がはたらき過ぎによる症状です。
 →前々記事:「関節リウマチと副交感神経 ~朝のこわばり・関節の痛み~」

 そんな、関節リウマチの諸症状に効くツボは、左右の手足の薬指H5・F5です。
 このツボは、副交感神経のはたらき過ぎを抑えることで、関節リウマチの症状を改善させます。
 その場で浮腫がスッと消えていき、赤みや腫れも次第に引いていきます。
 →記事:「アレルギーに効くツボ ~薬指を刺激!~」
   手足の井穴図手足の井穴図
 また、リンパ球の誤作動を起こす「病巣感染」の病巣である
 扁桃に効くツボ左右H1と、腸に効くツボ左F1・F6も刺激してください。

 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 実は、薬指H5・F5のツボには、ステロイド様作用(副腎皮質ホルモン様作用)があります。
 つまり、ステロイド剤が有効な病気や症状に対して、薬指のツボにも同様の効果があります。
 薬指のツボ刺激は、副交感神経のはたらき過ぎを抑え、正常に戻すだけです。

 これに対し、DMARDs抗リウマチ薬メトトレキサート(リウマトレックス)や、ステロイド剤は、
 抗ガン作用、免疫抑制など、全身のあちこちに強力な交感神経刺激作用を持っています。
 消炎鎮痛剤(痛み止め)にも交感神経刺激作用があります。(口渇、胃炎、便秘など)

 薬の長期使用などで、こじれてしまった慢性関節リウマチには、薬指のツボだけでは不足です。
 全身、または身体のどこかの臓器で、交感神経のはたらき過ぎを起こしているからです。
 関節リウマチの症状そのものは、副交感神経のはたらき過ぎによる症状なのに、
 ほかの臓器は交感神経のはたらき過ぎ、というチグハグな状態になってしまっています。
 交感神経のはたらき過ぎを起こしている臓器も、それぞれはたらきを抑える必要があります。

 全身の交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボは、H6・F4です。
 →記事:「交感神経を抑えるツボ」

 強力な薬を長期に渡って使用して、交感神経のはたらき過ぎを起こしている人の場合は、
 H6・F4のツボを刺激したあとに、扁桃のツボH1と、腸のツボF1・F6を刺激してから
 本来の関節リウマチに効く薬指のツボH5・F5刺激してくださいね。

 ツボ刺激も大事ですが、生活改善の方がもっと大事です。
 口呼吸、食生活の改善、早寝早起きと適度な運動にも取り組んでみてください。

 あなたの関節リウマチが良くなりますように!
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
 応援、よろしくお願いします。

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