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生理痛・月経困難症に効くツボ ~毎月の苦痛にさようなら~

 毎月、生理でツライ思いをするなんて、女性は損よね!と、
 生理痛や月経困難症でお困りの方は、一度は思ったことがあることでしょう。
 女性ホルモンには、女性の心身に良いはたらきと、好ましくないはたらきとがあるのです。
 →前記事:「婦人科疾患と欧米型の食事 ~乳がん・子宮内膜症・子宮筋腫・子宮体ガン~」

 生理(月経)は、妊娠に結びつかず不要になった子宮内膜を、経血として排出する現象です。
 その際に、痛みやだるさ、イライラや落ち込みなどの心身の症状を引き起こします。

 生理痛(月経痛)は、経血を排出しようとして、子宮がギュッと収縮するときの痛みです。
 下腹部や腰のあたりがグ~ッと絞られるような、重だるい鈍い痛みです。
 子宮を収縮させるのは、自律神経のうち、副交感神経による作用です。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」

 ほかにも、吐き気下痢、むくみ、のぼせ、めまい、倦怠感、憂うつ感も引き起こします。
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 副交感神経のはたらき過ぎを抑えて、子宮収縮痛月経困難症の症状に効くツボは、
 左右の手足の薬指のH5・F5のツボです。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 また生理痛は、副交感神経のほかにも、子宮内膜から分泌される物質によっても生じます。
 生理のときに、腰が痛くなったり、頭痛がするのは、この物質(プロスタグランジン)が原因です。
 ちなみに生理痛の薬は、痛みを感じやすくするこの物質を作られなくする作用があります。

 こちらの生理痛(腹痛・腰痛)に効くツボは、左右の足のF1・F2・F3です。
 左右で6つもツボがあります!6枚も円皮針を貼るがもったいない人は、別のツボを紹介します。
 内くるぶしの上の脚の骨の際を、膝の方向に押さえていって、一番痛い点がツボです。
 両脚とも、一番痛いところに円皮針を貼りましょう。左右で高さがズレていてもOKです!

 円皮針を持ってないとか、それすら面倒くさい人には、もっと簡単な方法があります(^^v
 仰向けで寝て片膝を立てて、その膝を外側に倒した姿勢で、反対側の足のかかとで
 先ほど示した脚の内側の骨の際を、内くるぶしから膝に向かってギュ~ッと踏んでいきます。
 それを何回か繰り返し行ったら、今度は反対側も同様に行います。
 これでだいぶラクになります。道具は一切不要です。しかも、もちろんタダです!(^^;

 ツボ刺激は、生理予定日の1~2日くらい前から刺激しておくと、予防も出来て効果的です。
 前記事で紹介したように、食生活の改善も重要ですよ^^
 あなたが毎月つらい思いをしなくて済みますように!

 →次記事:「更年期障害と女性ホルモン ~ホルモンと自律神経の密な関係~」


 →記事:「症例:生理痛 円皮針で、毎月の生理痛を予防!」
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更年期障害と女性ホルモン ~ホルモンと自律神経の密な関係~

 最近では男性にも更年期障害があるようですね。
 一般に、更年期障害とは、閉経を迎える年代の女性が悩まされる不定愁訴のことです。

 しかし、更年期障害は、閉経前後の女性全員が悩まされるわけではありません。
 生活に支障が出るほど辛い症状で苦しむ人もいれば、何の症状も出ない人もいます。
 その差は一体、何なのでしょうか。

 更年期になると、思春期から心身のリズムを調節していた卵巣のはたらきが急速に弱まります。
 卵巣から分泌される女性ホルモンの量が急激に減ってしまうことが原因だと言われています。

 今まで女性ホルモンの血中濃度が高かった人ほど、その落差が非常に大きくなります。
 熱い南国で長年過ごしてきた人が、ある日突然、寒い北極に引っ越すような感じです。
 ホルモン量の急な変化に適応しきれず、心身の調子を崩してしまうのが更年期障害なのです。

 そんなホルモンと自律神経は、密接な関係があります。
 ホルモンの変化は、自律神経のはたらきにも大きな影響を及ぼしてしまいます。
 →カテゴリ:「ストレスと自律神経」

 自律神経のはたらきが悪くなると、更年期障害と言われる様々な心身の症状が出てくるのです。
 →次記事:「更年期障害と自律神経 ~いわゆる自律神経失調症~」

更年期障害と自律神経 ~いわゆる自律神経失調症~

 更年期障害は、女性ホルモンの急減に適応しきれず、心身の調子を崩してしまう状態です。
 →前記事:「更年期障害と女性ホルモン ~ホルモンと自律神経の密な関係~」

 更年期障害の症状は、ホルモンの低下に慣れて、やがて治まっていくとは言うものの
 つらい症状を少しでも和らげて、楽に生活を送れる方がいいですよね。

 更年期障害のさまざまな症状は、女性ホルモンの急激な減少が引き金になって、
 自律神経のはたらきが悪くなってしまった状態、いわば自律神経失調症です。
 →カテゴリ:「自律神経失調症」

 更年期に伴う自律神経の症状には、ツボ刺激がお役に立てるかと思います。

 更年期障害の症状には、非常にさまざまなものがあります。

 集中力の低下や気分の落ち込み、不眠、不安感などのメンタル症状や
 肩コリ・首コリ・腰痛・シビレなどの筋肉の痛みの症状、
 食欲不振や吐き気、便秘・下痢などの胃腸の症状、
 冷え・のぼせ、動悸などの血管の症状など、実にさまざまあります。

 それもそのはずです。
 自律神経は、痛みやシビレ、心臓や胃腸など全身の内臓のはたらきを調節しているのです。
 症状の出てくる場所(臓器)も、症状の出方も人それぞれ異なります。

 更年期障害の自律神経の症状を治す第一歩は、症状を個別に知ることです。
 全ての症状を「更年期障害」だから…と、ひとまとめに考えてしまわないことです。
 ひとつひとつの症状が、どこの臓器のどっちの神経のはたらき過ぎなのか、
 この症状は、交感神経、副交感神経、どちらの神経のはたらき過ぎなのかを知ってください。
 そして、それぞれの症状に見合ったツボ刺激で、自律神経のはたらきを正常に戻しましょう。

 →次記事:「更年期障害に効くツボ その1 ~副交感神経のはたらき過ぎによる症状~」

更年期障害に効くツボ その1 ~副交感神経のはたらき過ぎによる症状~

 更年期障害の症状は、女性ホルモンの減少による、いわゆる自律神経失調症です。
 非常に様々な症状がありますが、症状のひとつひとつを個別に対処することが大切です。
 →前記事:「更年期障害と自律神経 ~いわゆる自律神経失調症~」

 更年期障害の症状には様々ありますが、どんな症状になるのかは、人それぞれです。
 症状がひとつだけの人もいれば、いくつかの症状を抱えている人もいらっしゃいます。
 朝はこっちの症状で、昼はあっちの症状と、症状が移り変わることも、しばしばです。
 それは、その人のその時の、感受性の強い(デリケートな)ところに症状が出るからです。

 ここでは、更年期障害によくある症状を挙げて、その症状に効くツボを紹介していきます。

 エストロゲンだけでなく、一般的に性ホルモンは、心身を活性化させます。
 やる気を出したり、身体を活動的にさせるなど、交感神経を活発にさせるはたらきがあります。
 更年期には女性ホルモンが激減することで、交感神経のはたらきが弱くなってしまうので、
 相対的に、副交感神経がはたらき過ぎる状態になってしまいます。
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 副交感神経がはたらき過ぎると、メンタル面や知覚、胃腸や血管などに症状が出てきます。

 精神活動が低下することで、「集中力低下」や、「物忘れ」がひどくなったり、
 「気分の落ち込み・憂うつ感」「不安感」「倦怠感」などのメンタル症状が出てきます。
 →カテゴリ:「うつ状態・うつ病」

 また、「刺激に敏感」になり、「かゆみ」「蟻走感」(ムズズム感)、
 「痛み」「シビレ」などの感覚を、本来以上に過剰に感じやすくなってしまいます。
 →カテゴリ:「むずむず脚症候群」  →カテゴリ:「湿疹・じんましん・かゆみ」
 →記事:「痛みを消すツボ ~血流を良くする&痛覚閾値を上げる~」

 それに、副交感神経には、「排泄」を促すはたらきもがあるので、このはたらきが過剰になると、
 「吐き気」「痙攣性便秘」・「下痢」「頻尿」などの胃腸や膀胱の動きが激しくなります。
 →記事:「痙攣性便秘に効くツボ ~腸の動き過ぎを抑えます~」
 →記事:「下痢に効くツボ ~思い当たる理由もない慢性下痢・軟便にも~」
 →記事:「過活動膀胱と自律神経 ~蛇口がかなりゆるゆるです!~」

 さらに、副交感神経には、皮膚の血管を広げるはたらきもあります。
 皮膚の血管が広がると、皮膚の温度が上がるため、顔や頭などに「ほてり」や「のぼせ」などの
 いわゆる「ホットフラッシュ」と言われる症状も出てきます。

 このような症状は全て、副交感神経のはたらき過ぎによる症状です。
 症状の出てくる臓器や、症状の出方は異なりますが、副交感神経の過剰反応なのです。

 これらの更年期障害の症状に効くツボは、手足の薬指H5・F5のツボです。
 副交感神経のはたらき過ぎを抑えることで、これらの症状を鎮めてくれます。
 →記事:「アレルギーに効くツボ ~薬指を刺激!~」
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 更年期障害の症状は、基本としては、副交感神経のはたらき過ぎの状態です。
 しかし、それだけでなく、交感神経と副交感神経の協調関係が崩れている状態でもあります。
 副交感神経のみならず、交感神経のはたらき過ぎによる症状も出てくるのです。

 →次記事:「更年期障害に効くツボ その2 ~交感神経のはたらき過ぎによる症状~」

更年期障害に効くツボ その2 ~交感神経のはたらき過ぎによる症状~

 更年期障害の症状は、心身を活発にする女性ホルモンの急激な減少によるものです。
 性ホルモンの急減は、自律神経のはたらきにも影響し、さまざまな症状を引き起こします。
 →前記事:「更年期障害に効くツボ その1 ~副交感神経のはたらき過ぎによる症状~」

 精神活動の低下やホットフラッシュなどの症状は、副交感神経のはたらき過ぎによるものです。
 しかし、自律神経の交感神経と副交感神経の協調関係が崩れると、
 副交感神経だけでなく、交感神経のはたらき過ぎによる症状も出てきます。
 自律神経のはたらきが、非常に不安定な状態なので、その時々で症状もコロコロ変化します。

 この記事では、交感神経のはたらき過ぎが引き起こす症状を紹介していきます。

 まず多いのが、頭痛肩こり・首コリ腰痛関節痛でしょうか。
 これらは交感神経のはたらき過ぎで、血流が悪くなり、筋肉の緊張が強くなっている状態です。
 コリや痛みを感じる場所に、円皮針という小さな鍼を貼るのが、お手軽なセルフケアです。
 →記事:「緊張型頭痛に効くツボ ~心身のストレスが引き金です~」
 →記事:「肩こり・首こり・首の痛みに効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~」
 →記事:「腰痛に効くツボ その2 ~痛いところに円皮針~」

 めまい耳鳴りは、耳の病気だけでなく、肩こり、首コリが関係している場合もあります。
 →記事:「頚性めまい・良性発作性頭位眩暈症に効くツボ ~めまいに効くツボ その1~」
 →記事:「耳鳴りを止めるツボ その2 ~首コリ・顎コリが耳鳴りの引き金です~」

 わけもなくイライラしたり、寝付きが悪いのは、脳が興奮状態なのかも知れません。
 →記事:「交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボ ~心身をゆるゆるにさせます~」
 →記事:「不眠に効くツボ ~これで朝までグッスリ~」

 更年期障害は病気ではありません。
 その時々の症状に合わせて、副交感神経や交感神経のはたらき過ぎを抑えたりしながら
 女性ホルモンの減少に心身が慣れてくるまで、セルフケアを続けてください。
 あなたの更年期障害が軽く済みますように!

プチうつ症状の原因は鉄不足かも? ~かくれ貧血・潜在性鉄欠乏症~

 朝起きにくい・よく眠れない、身体がだるい・疲れやすい・冷える、気持ちが落ち込む…。
 女性によくある「プチうつ状態」のような症状ですが、鉄不足が原因かもしれません。

 鉄不足?貧血のこと?? 私は貧血って言われたことないわ♪
 しかし!そんなあなたでも、実は「かくれ貧血」の可能性があります。

 とくに女性は月経で鉄分が失われますし、体型を気にして無理なダイエットをしがちです。
 月経で鉄分の需要量は多いのに、食事からの供給量は不足しがちなので注意が必要です。
 しかも、鉄不足はゆっくり進行するので、身体が慣れてしまって気づかないことがあります。

 貧血にも色々種類がありますが、一般に貧血と呼ばれるのは「鉄欠乏性貧血」のことです。
 赤血球に含まれる鉄分、血色素ヘモグロビン(Hb)が減少してしまった状態です。

 もし血液検査で貧血を指摘されたら、実はもうすでに鉄不足はかなり深刻なのです!
 
 体内の鉄分は、なにも赤血球(ヘモグロビン)だけに含まれているのではありません。
 「血清鉄」や皮膚や爪・髪の「組織鉄」、肝臓、筋肉などに「貯蔵鉄」として存在しています。

 ヘモグロビンが減ってくると、貯蔵鉄が切り崩されて、ヘモグロビンの材料として回されます。
 貧血が進行すると、貯蔵鉄や組織鉄・血清鉄が底を尽き、最後にヘモグロビンが減少します。
 つまり、貧血(ヘモグロビン減少)と言われたら、すでに体内の鉄分が枯渇寸前なのです。

 体内の鉄分が減少している状態を、「潜在性鉄欠乏症(かくれ貧血)」と言います。
 血液検査でヘモグロビンが減少するより前の段階でも、心身に様々な症状が出てくるのです。

 →次記事:「こんな症状も鉄不足!? ~不定愁訴の原因は『かくれ貧血』かも~」

こんな症状も鉄不足!? ~不定愁訴の原因は「かくれ貧血」かも~

 血液検査で貧血(ヘモグロビン減少)だと言われなくても、鉄不足であることがあります。
 貧血になった時点では、すでに鉄不足は深刻な状態で、体内の鉄分が枯渇寸前なのです!
 →前記事:「プチうつ症状の原因は鉄不足かも? ~かくれ貧血・潜在性鉄欠乏症~」

 【不活発・代謝低下】
 血が赤いのは、赤血球のヘモグロビンが赤いから。理科の授業で習いましたっけ(^^?
 体内の鉄分の約7割は「ヘモグロビン」として存在し、全身の細胞に酸素を運搬しています。

 鉄不足でヘモグロビンが少なくなると、全身に十分な酸素が行き届かなくなってしまいます。
 疲労感・倦怠感、めまい・立ちくらみ、注意散漫など、高山病のような酸欠症状が出てきます。
 酸素不足を補うため、血液を多く送り出そうと心臓が頑張って、頻脈・動悸がすることもあります。

 また鉄は、全身の細胞がエネルギー(ATP)を生み出すときにも必要な物質です。
 鉄欠乏でエネルギー不足になると、疲労感や倦怠感・脱力感、冷えなどの症状が出てきます。

 鉄不足になると酸欠&エネルギー不足で代謝が落ち、身体が不活発になってしまうのです。

 【頑固な筋肉のコリ】
 血流に乗って全身に酸素を運搬するヘモグロビンですが、筋肉の中にも鉄分があります。
 赤血球のヘモグロビンから酸素を受け取って筋肉内に蓄える鉄分が「ミオグロビン」です。
 ちなみに、お肉が赤いのはミオグロビンが赤いからです(^^

 貧血で酸欠になると、筋肉のミオグロビンも酸欠になるワケです。
 緊張した筋肉が弛緩するにも酸素が必要で、酸欠になると筋肉の緊張が解けなくなります。
 筋緊張が肩や首で起こると、凝って凝って仕方ない頑固な肩こり・首コリになるのです。

 【皮膚・髪・爪の症状】
 女性が大好きなコラーゲンですが、体内でコラーゲンを作り出すには鉄が必要です。
 お肌のためにせっせと食べても、鉄不足になるとコラーゲンが減ってきてしまいます。

 鉄不足だと、皮膚はもちろん、皮膚の親戚である髪や爪が弱くもろくなってしまうのです。
 お肌のハリがなくなってきたり、髪が抜けやすくなったり、爪が薄く割れやすくなります。

 【精神・メンタル症状】
 脳内で鉄は神経伝達物質(脳内ホルモン)の合成にも関わっています。
 適度な緊張と鎮静をもたらす「セロトニン」や、睡眠リズムを調節する「メラトニン」、
 やる気・元気を生み出す「ドーパミン」・「ノルアドレナリン」などの合成に鉄が必要になります。
 鉄不足だと、やる気が出なく落ち込みやすくなり、睡眠障害などのメンタル症状も出てきます。

 これらの症状は、貧血に至る前の 「かくれ貧血(潜在性鉄欠乏症)」 の状態でも出てきます。
 あなたの抱える症状が、「かくれ貧血」が原因かどうか、検査してもらいましょう。

 →次記事:「フェリチンでかくれ貧血をチェック! ~鉄は女性に美と健康をもたらす~」

フェリチンでかくれ貧血をチェック! ~鉄は女性に美と健康をもたらす~

 かくれ貧血(潜在性鉄欠乏症)は、身体とメンタル面に様々な症状を引き起こします。
 身体がだるく疲れやすくなったり、首肩コリがひどくなったり、気分が落ち込んだりします。
 →前記事:「こんな症状も鉄不足!? ~不定愁訴の原因は『かくれ貧血』かも~」

 かくれ貧血は、貧血(ヘモグロビン減少)に至る前の状態なので、ヘモグロビン値は正常です。
 貯蔵鉄や組織鉄・血清鉄などが減ってきて、ようやく最後にヘモグロビンが減ってきます。
 ですので、通常の貧血を調べる血液検査項目だけでは、かくれ貧血を見つけられません。

 かくれ貧血をチェックするには、「血清フェリチン」という検査項目を調べる必要があります。

 「フェリチン」とは、貯蔵鉄と結びついているタンパク質のことです。
 体内の貯蔵鉄の量に比例して、血液中のフェリチン(血清フェリチン)の量も増減します。
 ですので、フェリチン値を調べることで、かくれ貧血を発見することが出来るのです。

 フェリチンの基準値は、女性の場合では10~150ng/ml くらいに設定されています。
 基準値は 「明らかに病気ではない人の95%がこの範囲内に収まる」という意味の数値です。
 不定愁訴を持つ人でも基準値内に含まれるので、必ずしも基準値内=健康ではありません。

 フェリチン値が80未満になると、赤血球の元になる造血細胞に異常が出て来ます。
 また、妊娠・出産により、フェリチンが50~60ほど消費されます。
 そう考えますと、妊娠可能な年齢の女性では、少なくとも130以上は必要だと思われます。

 病院で 「貧血が心配なので『フェリチン』を調べてください」 と相談してみてください。
 そして、かくれ貧血だった場合、吸収率の良い「ヘム鉄」のサプリを多めに摂ってください。
 鉄の吸収と代謝を助ける「ビタミンC」や「ビタミンB群」も一緒に摂ると効果的です。
 →外部リンク:「【楽天市場】 ヘム鉄 の検索結果」
  
 ちなみに、許容上限摂取量は15歳以上で鉄換算40mg/日なので、摂り過ぎにご注意を(^^;
 定期的にフェリチン値を測定して、目標数値に達したら標準量に減らしてくださいね。
 →外部リンク:「厚生労働省 第6次改定日本人の栄養所要量について」

 貧血の人は、サプリで鉄分を補うのと同時に、なぜ鉄欠乏になったのか考えてみましょう。

 成長期の子どもや運動をする人は、そうでない人よりも鉄分の需要量が多くなります。
 無理なダイエットや偏食、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が潜んでいませんか?
 女性は毎月の月経や、妊娠・出産を経験することで鉄分が失われてしまいます。

 とくに妊娠・出産は、貯蔵鉄を大量の鉄分が消費されます。
 産後のうつ病や体調不良、いわゆる「血の道症」の一因に鉄不足があるのかもしれません。

 鉄不足による心身の症状は、鉄分の摂取で改善し、十分に満たされたら治ります。
 あなたの不定愁訴が良くなりますように!

つわりに効くツボ 妊娠による吐き気・嘔吐・胃のムカムカ

 赤ちゃんを授かってうれしいさなか、胃の不快感に悩まされることがあります。
 ムカムカ吐き気がして食事が摂れなくなったり、食べ物の匂いで気分が悪くなったり…。
 ひどい人だと何も食べられず嘔吐を繰り返し、脱水や栄養失調で倒れることもあります(涙)

 妊娠初期に起こるこのような症状が 「つわり」です。妊娠悪阻とも言います。
 胎盤から分泌されるホルモンがつわりの原因ではないか?と考えられています。

 つわりの役割は、身体に悪い・合わない食物を摂り入れないようにするための反応だとか
 嘔吐をすることで胃腸を持ち上げて赤ちゃんが育つスペースを作るためなどとも言われます。

 妊娠期間中、つわりが全く出ない人もいれば、何ヶ月も続く人もいます。
 症状が軽い人もいれば、重症の人もいて、つわりは個人差が非常に大きい症状です。 

 つわりは、ホルモンだけでなく、胃のはたらきを調節する自律神経とも関わりがあります。
 自律神経の観点からすると、つわりは妊娠に伴って胃が敏感になっている状態です。
 →カテゴリ:「ストレスと自律神経」

 敏感な状態の胃に、何らかの刺激がキッカケとなり、胃が過剰に反応して動いてしまうのです。
 食物の匂いや精神的ストレスなどの刺激で吐き気を感じたり、実際に嘔吐してしまうのです。
 →カテゴリ:「胃腸のツボ ~口唇から肛門までの長い道のり~」

 つわりそのものは病気ではありませんが、非常に辛い症状です。
 妊娠中は薬を飲むのもためらわれます。

 そんなつわりには、ツボ刺激がよく効きます。
 敏感になっている胃を鎮め、むかむか・吐き気・嘔吐に効くツボは、左F1と左右H5・F5です。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 まず、胃の過敏な状態を鎮めるツボ、左F1のツボを刺激します。
 その後、胃の過剰な動きを抑えるツボ、左右H5F5を刺激してください。
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 妊娠初期は、たとえ食事量が減っても、赤ちゃんに必要な栄養はあまり多くありません。
 つわりで食べられないからといって、自分を責めたりしないでくさださいね^^

 元気な赤ちゃんが生まれますように!

乳腺炎に効くツボ ~乳房の痛み・発赤、発熱~

 出なくても困る・出すぎても困るのが母乳です(^^;
 乳腺で作られた母乳がうまく出切れずに滞ってしまい、炎症が起こるのが乳腺炎です。
 母乳が出すぎたり、赤ちゃんがうまく吸えなかったり、供給と消費のアンバランスでも生じます。

 乳腺炎になると、乳房の痛みや張り・しこり、熱感、全身の発熱などに見舞われてしまいます。
 助産院や産婦人科での治療としては、おっぱいマッサージや消炎鎮痛剤などがあります。

 すぐに病院を受診できれば良いのですが、小さな赤ちゃんを抱えて通院するのもひと苦労。
 そんな乳腺炎に、ご自宅でも出来るツボ治療のセルフケアを紹介します。

 乳腺の炎症・痛みを鎮め、母乳の出をよくするツボは、手足の人差し指H6・F6です。
 F6は主に乳房の、H6は乳房も含めた上半身の痛み・炎症に効くツボです。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針・ピソマを貼るか、お灸などで刺激をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 手のH6のツボは、たとえ乳腺炎が左右どちらか片側でも、左右両手のH6を刺激してください。
 足のF6のツボは、乳腺炎がある側だけ(右の乳房の乳腺炎なら右F6のみ)でもOKです。

 あなたの赤ちゃんが、すくすくと育ちますように!
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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