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腰痛のセルフケア ~腰が痛くても、腰が悪いとは限りません~

 腰という漢字は、「月(からだ)」 の 「要(かなめ)」 と書きます。
 腰が痛いというのは、私も経験がありますが、かなり辛いですね。
 立ち座りなど、身体を動かすことはどんな動作でも、腰にこたえます。
 普段は何気なくしている動作が、いかに腰と関係するかを学ぶ機会になります(^^;
 
 ひと言で「腰痛」といっても、腰痛の原因には、いろいろなものがあります。
 腰に痛みを感じるからといって、腰が悪いとは限らないからです。

 胃腸や腎臓など、内臓の不調が痛みの原因かもしれません。(内科)
 帯状疱疹・ヘルペスが出てくる数日前にも、痛みがあります。(皮膚科)
 女性であれば、婦人科系の病気でも腰が痛くなります。(婦人科)
 骨折や腫瘍、感染症、血管の閉塞なども見逃せません。(外科)
 実は、うつ病・仮面うつの症状だということもありえます。(精神科)

 腰痛でお困りの方は一度、そのような病気が隠れてないか病院で診てもらって下さい。
 腰痛だからといって、受診するのは整形外科だけではないのです。

 整形外科では、腰椎の変形や椎間板ヘルニアが痛みの原因だと言われるかも知れません。
 そのように言われたら、逆に安全です。安心してください。
 骨の変形や神経の圧迫は、痛みの原因にはなりません。
 その痛みは、筋肉や皮膚の痛みなので、手術しなくても治ります。
 →記事:「椎間板ヘルニア 頚椎症・腰椎症のウソ 神経の圧迫で痛みは出ません!」

 それでは、さまざまな腰の痛みに効くツボを紹介していきます。
 →次記事:「腰痛に効くツボ その1 ~内臓からのメッセージ~」
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腰痛に効くツボ その1 ~内臓からのメッセージ~

 検査で異常が出るほど悪くなくても、内臓の不調が痛みとして感じることがあります。
 腰に痛みを感じるからといって、腰が悪いとは限らないのです。
 →前記事:「腰痛のセルフケア ~腰が痛くても、腰が悪いとは限りません~」

 このような痛みは、痛みを感じる場所ばかりを治療しても、なかなか良くなりません。
 なぜなら、腰の筋肉そのものの痛みではなくて、内臓の不調を表現した痛みだからです。

 病院の検査で発見される前の内臓の不調でも、腰痛は起こります。
 いわゆる、「未病」という状態です。
 そのような内臓の不調を表す腰の痛みに効くツボを紹介していきます。

 まずは、あなたの腰の痛みを観察してください。
 どのあたりの場所が、どのようなときに、どの程度、痛みますか?
 その痛みを、よく覚えていてください。

 腰の痛みとして表現される内臓の不調には、胃腸や膵臓、肝臓、腎臓などが関係します。
 出てくる症状は、痛みだけでなく、重だるさなどの違和感もあります。

 腎臓のツボは、左右のF3(左右の足の小指内側)です。
 →記事:「腎臓のツボ ~毎日お風呂の半杯分の血液をキレイにしてます!~」

 肝臓のツボは、右F2・F6(右足の親指内側・人差し指外側)です。
 →記事:「肝臓のツボ ~飲み過ぎ食べ過ぎには気をつけて!~」

 胃腸・膵臓のツボは、左F1・F6(左足の親指外側・人差し指外側)です。
 →記事:「胃腸のツボ ~口唇から肛門までの長い道のり~」
   足の井穴図足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 いきなり、3つ全てのツボを同時に刺激しないくださいね。
 そうでないと、どのツボが効いたのか分からなくなりますから。

 まずは腎臓のツボを刺激して、先ほどと同じように腰の痛みを確認してください。
 これで腰痛が、少しでも痛みがマシになっていれば腎臓の疲れが一因です。
 まだ痛みが残っていたり、痛みに変化がないときは、次のツボを刺激します。
 肝臓のツボも、胃腸のツボも、刺激をしてから痛みの再確認をしていってくださいね。

 これらのツボ刺激で、腰痛が改善する場合、内臓のどこかにトラブルがあるかも知れません。
 念のため、一度、内科の先生に相談してみてください。

 それでも痛みが残っている、痛みに改善がない場合は、
 次に紹介する筋肉の痛みに効くツボを試してみてください。
 腰の痛みは、筋肉の痛みによるものがほとんどです。

 →次記事:「腰痛に効くツボ その2 ~痛いところに円皮針~」

腰痛に効くツボ その2 ~痛いところに円皮針~

 腰の痛みには、内臓の不調から来る腰痛もあります。
 そのような内科的な原因でない腰痛の多くは、筋肉や皮膚の痛みです。
 →前記事:「腰痛に効くツボ その1 ~内臓からのメッセージ~」

 腰の痛みを訴えて、整形外科のレントゲンやMRIなどの画像検査では、
 腰椎の変形や分離、すべり、椎間板ヘルニアなどが見つかるかも知れません。
 そして、それらの骨や椎間板の異常が腰痛の原因だと言われることがほとんどでしょう。

 しかし、その痛みの説明は間違っています。
 あなたの腰痛は、常に痛いわけではなく、痛みを感じないときもあるはずです。
 温めるとマシとか、動かさなければ痛くないとか、横になってるときはラクだとか。
 そんなことをしても骨や椎間板は変化しないのに、痛みが変化するのは、おかしな話ですよね?
 痛みは構造の問題ではないのです。痛みは、はたらきの問題なのです。
 →カテゴリ:「痛みのメカニズム」
 →カテゴリ:「神経の圧迫で痛みが!?」

 さて、あなたの腰は、どういう動作のときに最も痛みが強くなりますか?
 顔を洗うとき、靴下を履くときなど、痛みの出る動作は、人それぞれです。

 ますは痛みが出る姿勢を少し保ったまま、その痛みを感じる場所周辺を押さえてみて下さい。
 押さえてみて、最も痛みを感じる、激痛の一点がツボです。
 そこに円皮針を貼りましょう。
 →記事:「円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~」

 痛いところに円皮針を貼っても改善がない。
 または痛みはマシになったけど、まだ痛む。
 はたまた、そもそも痛いと思ったところを押さえても、それほど痛くなかった。
 そんなときは次に紹介する、痛みを感じる場所によるツボを試してみてください。

 →次記事:「腰痛に効くツボ その3 ~痛みを感じる場所~」

腰痛に効くツボ その3 ~痛みを感じる場所~

 腰が痛いはずなのに、腰を押さえてみても、それほど痛くないことは、よくあることです。
 腰に痛みを感じても、痛みの発信源は別の場所かも知れません。
 →前記事:「腰痛に効くツボ その2 ~痛いところに円皮針~」

 そのような場合は、痛みを感じる場所から選ぶツボが良く効きます。

 まずは、いろいろ身体を動かして、腰の痛みを確かめてください。
 腰のどのあたりが、どういう動作のときに、最も痛みを強く感じますか?
 痛みの強さや、痛む範囲をよく観察して覚えておいてください。

 痛みというものは、最初は「痛い場所はココ!」と場所がハッキリ分かっていても、
 時間が経つと、「なんとなくこの辺り」とだんだん広がって、自分でも分からなくなります。
 でも大丈夫です!だいたいの場所さえ分かれば何とかなります。下の腰の図をご覧下さい。
   腰痛腰の痛みを感じる場所から選ぶツボ

 腰の真ん中くらいの痛みなら、百会という、頭の真ん中、てっぺんのツボです。
 腰の背骨の両脇の痛みならF4(足の小指外側)のツボです。
 腰の外側、お尻や腰の横側、脇腹なら、F5(足の薬指外側)のツボです。
   足の井穴図足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 刺激をするツボは、痛い側(右腰が痛いなら右側)の足のツボを選んでください。
 左右両方の腰や脚に痛みを感じるのなら、右と左のツボを刺激してください。

 ツボ刺激をしたあと、痛みの出る動作をもう一度やって確認してください。
 効果があれば、その場で痛みが改善します。
 変化が分からない場合は、「改善なし」と判断して、他方のツボを試してください。

 この痛みを感じる場所から選ぶツボで改善が見られない場合は、
 次で紹介する、痛みが出る動作から選ぶツボを試してみてください。

 →次記事:「腰痛に効くツボ その4 ~痛みの出る動作 回旋・側屈・前屈・後屈~」

腰痛に効くツボ その4 ~痛みの出る動作 回旋・側屈・前屈・後屈~

 痛いと感じるところが、必ずしも本当に痛いとは限りません。
 実際に押さえてみても、痛くないことがあるのです。
 今度は、痛みの出る動作から選ぶ、腰痛に効くツボを紹介します。
 →前記事:「腰痛に効くツボ その3 ~痛みを感じる場所~」

 立ち上がるときや、顔を洗うときなど、痛みの出る動作は、人それぞれ異なります。
 腰はいろいろな方向に動かせますが、腰の動きを、次の3パターンに分解します。

 1.ひねる・ねじる、横に倒す(回旋と側屈)
 2.前に曲げる・前に倒す(前屈)
 3.後に反らす・のけぞる(後屈)

 複数の動作で痛む場合は、まずは最も痛みが強く出る動作のツボから順にお試し下さい。

 1.回旋と側屈時の腰痛
 腰をひねる・ねじる
、または、横に倒すときに痛みが出るときの腰痛に効くツボは、
 F2・F5です。足の親指内側と、足の薬指外側のツボです。

 2.前屈時の腰痛
 腰を前にかがめる、お辞儀をする
など、前屈するときに痛みが出るときの腰痛に効くツボは、
 F3・F4です。足の小指の内側と外側のツボです。

 3.後屈時の腰痛
 腰をまっすぐに伸ばす、そらす、のけぞる
ときに痛みが出るときの腰痛に効くツボは、
 F1・F6です。足の親指内側と、足の人差し指外側のツボです。
   足の井穴図足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 たとえば、右の腰が痛むときは、まずは右のツボだけを刺激してください。
 それから、効果を見極めながら、次に左のツボも刺激してください。
 左右両方の腰が痛ければ、最初から左右のツボとも刺激しても構いません。

 大事なことは、ひとつひとつのツボの効果を確かめながら治療することです。
 ツボを刺激する前に、まずは痛む動作を行います。
 そのとき、痛みを感じる場所や範囲、痛みの程度をよく観察します。
 そして、ツボを刺激したあとに、もう一度、同様に観察して、痛みの変化を確認してください。
 正解のツボに当たれば、その場で痛みが改善しますよ。

 あなたの腰痛が、治りますように!

膝痛のセルフケア ~軟骨のすり減りが痛みの原因ではありません~

 お昼間のテレビを見てると、膝関係の健康食品のCMが、なんと多いことでしょう!
 実は、「膝痛に効く」とは、一言も宣伝していないんですけどね(^^;
 それだけ膝の痛みで困っている人が多いということです。

 実は、軟骨には痛みを感じる神経がありません。
 ですから、膝の軟骨がすり減っても、それ自体が痛みを引き起こすことはありません
 髪の毛には痛みを感じる神経が通ってないので、切っても痛くないのと同じです。

 CMでは、いかにも軟骨のすり減りが痛みの原因であるかのような映像を見せつけてくれます。
 それを見た人は「軟骨がすりへってるから膝が痛いのね」と思うのも無理ないです。

 膝の軟骨と関係して、「変形性膝関節症」という状態があります。
 これは、読んで字のごとく、「膝の関節が変形してますよ」という意味です。
 ただ膝の関節に変形があるだけで、それが痛いか痛くないかは、また別物です。
 60歳以上の約半数に膝関節の変形が見られるという話があります。
 だからと言って、膝に痛みを訴える人は半数もいませんよね。

 痛みを治すには、まずは痛みとは何かを理解することから始まります。
 まず先に、カテゴリ:「◆痛みを知ろう!」 をご覧ください。

 膝の痛みは、膝に関係のある筋肉や皮膚の痛みです。
 ですから、お風呂で温めたり、マッサージやストレッチで痛みが和らぐのです。
 もし軟骨のすり減りが痛みの原因なら、こんなことで楽になるはずがありませんよね?

 膝に痛みを作る大きな原因のひとつが、あなたが履いている靴です。

 靴底のクッション性の低い靴(デッキシューズなど)は、足裏の筋肉が疲労します。
 カカトが高すぎる靴(ハイヒールなど)は、ふくらはぎにコリを作ります。
 サンダルやスリッパなど脱ぎやすい靴は、足の甲やスネの筋肉が疲労しやすくなります。
 歩いている途中にすっぽ抜けないよう、自然に足指を反らしてしまうからです。

 これらの足に負担の多い靴による足の筋疲労が、膝や腰の痛みを作ってしまいます。
 たとえ近所の買い物でも、足にやさしいシューズを履くようにしてください。

 それでは、膝の痛みのツボ治療を紹介していきます。
 →次記事:「膝の痛み・膝関節痛に効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~」

膝の痛み・膝関節痛に効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~

 膝が痛む原因には、いろいろなものがあります。
 プリン体と尿酸で有名な痛風も、膝関節痛を引き起こします。
 また、膝関節にバイ菌が入って化膿しても、膝関節痛が起こります。
 このような場合は、病院できちんと診てもらう必要があります。
 
 ここでは、そのような病気ではない膝痛のツボ治療を紹介します。

 膝の痛みは、軟骨のすり減りではなく、膝と関係する筋肉や皮膚の痛みが原因です。
 →前記事:「膝痛のセルフケア ~軟骨のすり減りが痛みの原因ではありません~」

 あなたの膝は、どういうときに最も痛みを強く感じますか?
 まずは、どんな動作のときに、膝のどの辺りに痛みが出るのか確かめましょう。

 膝を曲げる、伸ばす。座る、立つ。歩く、階段を上る。いろいろな動作がありますね。
 もし正座が出来ないのであれば、どこまで膝を曲げたら痛むのか確認してください。
 何度も動かしても、やっぱり同じ場所が、同じ程度に痛むのが、本当の痛みです。
 その膝の痛みの場所や程度をよく観察して覚えていてください。

 そして、痛みが出る姿勢を少し保ったまま、痛みを感じる場所周辺を押さえてみて下さい。
 太ももの上の方から、スネやふくらはぎまで膝周辺を広く調べてください。
 押さえて痛みを感じる中でも、最も痛く感じる点(=ツボ)を探してください。
 押さえてみて、最も痛みを感じる、激痛の点があるはずです。
 そこがツボです。そのツボに円皮針を貼ってください。
 →記事:「円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~」

 痛いところに円皮針を貼っても効果がなかった。
 痛みはマシになったが、まだ痛い。
 そもそも痛いと思ったところを押さえても痛くなかった。
 そんなときは次に紹介する、痛みを感じる場所から選ぶツボを試してみてください。

 →次記事:「膝の痛み・膝関節痛に効くツボ その2 ~痛みを感じる場所~」

膝の痛み・膝関節痛に効くツボ その2 ~痛みを感じる場所~

 膝が痛いはずなのに、膝を押さえてみても、それほど痛くないことは、よくあることです。
 膝に痛みを感じても、痛みの発信源は別の場所かも知れません。
 →記事:「膝の痛み・膝関節痛に効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~」

 そのような場合は、痛みを感じる場所から選ぶツボが良く効きます。

 まずは、いろいろ身体を動かして、膝の痛みを確かめてください。
 膝のどのあたりが、どういう動作のときに、最も痛みを強く感じますか?
 痛みの強さや、痛む範囲をよく観察して覚えておいてください。

 痛みというものは、最初は「痛い場所はココ!」と場所がハッキリ分かっていても、
 時間が経つと、「なんとなくこの辺り」とだんだん広がって、自分でも分からなくなります。
 でも大丈夫です!だいたいの場所さえ分かれば何とかなります。下の膝の図をご覧下さい。
   腰下肢膝の痛みに効くツボ
 膝の内側、内股の痛みなら、F1・F2・F3のツボ
 膝の前面(膝のお皿)や太ももの前面の痛みなら、F6のツボ
 膝の外側、太ももの外側の痛みなら、F5のツボ
 膝の裏側、ふくらはぎ、太ももの後面の痛みなら、F4のツボです。 
   足の井穴図足の井穴図
 選んだツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 ツボは、膝の痛む側のツボを選んでください。
 例えば、右膝の内側が痛い場合、右のF1・F2・F3のツボを選びます。

 ツボ刺激をしたあと、最初にやった痛みの出る動作をもう一度して、痛みを確認してください。
 痛みの強さや、痛みを感じる範囲はどうですか?
 効果があれば、その場で痛みが改善します。
 変化が分からない場合は、「改善なし」と判断して、他のツボを試してください。

 あなたの膝の痛みが治りますように!

股関節痛・お尻の痛みに効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~

 股関節の痛みにもいろいろあります。
 脱臼や骨折、骨頭壊死やなど、外科的手術が必要とされる股関節痛もあります。
 この記事では、そうでない股関節の痛みに対して家庭で出来るツボ治療のお話です。
 
 たいていの股関節痛は骨盤と太ももの骨で作られる関節周囲の筋肉や皮膚の痛みです。
 筋肉や皮膚が引きつったり、つっぱったり、血流が悪くなったときに痛みます。

 さて、あなたの股関節は、どういう動作のときに最も痛みが強くなりますか?
 ますは痛みが出る姿勢を少し保ったまま、その痛みを感じる場所を押さえて下さい。
 押さえてみて、最も痛みを感じる点を探し出して、そこに円皮針を貼りましょう。
 →記事:「円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~」

 痛いところに円皮針を貼っても改善がない。
 または痛みはマシになったけど、まだ痛む。
 はたまた、そもそも痛いと思ったところを押さえても、それほど痛くなかった。
 そんなときは、痛みを感じる場所によるツボを試してみてください。

 →次記事:「股関節痛・お尻の痛みに効くツボ その2 ~痛みを感じる場所~」

股関節痛・お尻の痛みに効くツボ その2 ~痛みを感じる場所~

 股関節が痛いはずなのに、痛みを感じる場所を押さえてみても、それほど痛くない。
 そんなことは、よくあることです。
 股関節に痛みを感じても、痛みの発信源は別の場所かも知れません。
 →前記事:「股関節痛・お尻の痛みに効くツボ その1 ~痛いところに円皮針~」

 そのような場合は、痛みを感じる場所から選ぶツボが良く効きます。

 まずは、いろいろ身体を動かして、股関節の痛みを確かめてください。
 どのあたりが、どういう動作のときに、最も痛みを強く感じますか?
 まずは身体を動かして、どの場所がどういう動作で痛みがひどくなるのか確かめましょう。
 脚を挙げるとき、降ろすとき、片足で体重をささえるとき…、などなど。
 痛みの強さや、痛む範囲をよく観察して覚えておいてください。

 痛みというものは、最初は「痛い場所はココ!」と場所がハッキリ分かっていても、
 時間が経つと、「なんとなくこの辺り」とだんだん広がって、自分でも分からなくなります。
 でも大丈夫です!だいたいの場所さえ分かれば何とかなります。
 股関節まわり・お尻の痛みの場所の図をご覧下さい。
   股関節の痛みの図股関節の痛みを感じる場所から選ぶツボ

 股関節の前面、ビキニライン(そけい部)の痛みは、F1・F6のツボ
 股関節の後面、お尻の付け根の痛みは、F3・F4のツボ
 股関節の外側、太ももの骨の出っ張り(大転子)の痛みは、F5のツボです。
   足の井穴図足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 ツボは、痛い側(右の股関節が痛いなら右側)の足のツボを選んでください。
 痛む場所の範囲が広い場合は、最も痛みの強い場所から治療してください。

 大事なことは、ひとつひとつのツボの効果を確かめながら治療することです。
 ツボを刺激する前に、痛む場所や範囲、痛みの程度をよ~く観察します。
 ツボを刺激したあとに、もう一度、痛みが出る動作をして、痛みの変化を確認してください。
 正解のツボに当たれば、その場で痛みが改善します。
 ですので、変化が分からない場合=改善なし、として別のツボを試してください。

 あなたの股関節・お尻の痛みがなくなりますように!

鍼灸症例:肩が痛くて腕が挙がらない

 60歳代の女性。右肩関節前面部の痛み。
 先日、自転車に乗ろうとペダルに足をかけたとき、体勢を崩し自転車ごと転倒。
 自転車の右側から乗る姿勢で、自転車ごと左側に倒れ込みました。
 右肩は倒れ込んだ上側なので、直接、ぶつけたワケではなさそうです。
 患部を見てみましたが、内出血や腫れはありません。

 治療前の症状把握。
 肩関節の前方挙上の90度付近で痛みが出現します。
 それ以上の角度に挙げるのは、痛みのために出来ません。
 結帯動作では、痛みがありません。
 肩関節の外転の90度付近で痛みが出ます。
 それ以上の角度を上げてしまえば、痛みは少し楽になるそうです。

 肩関節前面部を通る肺経上の圧痛点に円皮針をしました。
 前方挙上の動作痛は少し改善。外転の動作痛は変化なし。

 今度は同じく肩の前を通る大腸経上の圧痛点2つに円皮針。
 これで外転動作は、135度くらいでまで痛みが出なくなり、痛みの程度も改善。

 仕上げに、肺経H1と大腸経H6の井穴刺絡。
 これで、前方挙上と外転の動作痛が、ほとんど気にならないまでに改善しました。
 H1とH6にお灸をするようアドバイスして治療終了です。

 →カテゴリ:★治療院のご案内

ストレスマネージメントの方法 ~ストレスは心と身体を蝕む~

 現代社会は、ストレス社会だと言われていますね。
 ストレスを受けた脳は、交感神経や副交感神経などを介して、ストレスに抵抗しようとします。
 しかしストレスに対してうまく対処できなかった場合、心身の健康は害されてしまいます。

 ストレスから逃れたり、克服することが出来れば、心身は自然に回復して行きます。
 ストレスでダメージを受けた脳は、休息することで、以前よりも丈夫に修復されるからです。
 ちょっとしたストレスを与えてそこから回復することで、脳が鍛えられ心身が強くなるのです。

 私たちが社会に適応し人間として成長していくには、適度なストレスが欠かせません。
 しかし慢性的なストレスが続き、十分に休息する時間がないと脳が回復出来なくなります。
 このような状態が続くと、だんだんとストレスに打たれ弱くなってくるのです。
 →前記事:「ストレスと病気のなりたち ~ストレスは万病の元~」

 病気になるのは 「身体」 だけではありません。 心と身体は、つながっています。
 回復できない慢性的なストレスは、脳のはたらきである 「心」 「精神」も蝕んでしまいます。
 漠然とした不安や恐怖を引き起こし、「パニック障害」 や 「神経症」、「うつ病」 などを招くのです。

 そこで、ストレスに打たれ強くなり、心身の健康を回復・増進させる方法を紹介します。
 脳を鍛えて心身を強くして、ストレスに負けなくする方法とは、ズバリ 「運動」 です。

 運動で心身を鍛える??精神論ですかっ!?
 いえいえ、違います。私は、根性とか気合いなどとは、ほど遠い人間なのです(^^;

 では何故「運動」が、脳を鍛えストレスに強い心身を作るのかご説明しましょう。

 →次記事:「ストレスに強い心身の作り方 ~運動は「脳トレ」です~」

 オススメ文献
 『脳を鍛えるには運動しかない!-最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
 ジョン・J.レイティー/エリック・ヘイガーマン 日本放送出版協会 2009

ストレスに強い心身の作り方 ~運動は「脳トレ」です~

 脳を鍛えてストレスに打たれ強くなり、心身を健やかにする方法は、「運動」 です。
 →前記事:「ストレスマネージメントの方法 ~ストレスは心と身体を蝕む~」

 実は、運動そのものは、ストレスなのです。
 「運動」というストレスによって、筋肉だけでなく、脳も少々ダメージを受けてしまいます。
 しかし、運動をした後で脳のダメージが回復される際、以前よりも脳が丈夫に修復されます。
 運動というストレスで脳を鍛えることで、心身の適応能力を高め、ストレスに強くなるのです!

 ストレスを受けたとき、胸がドキドキしたり、呼吸が速くなったり、筋肉が緊張してきますよね。
 それらは、危険(ストレス源)に集中して、次の行動(攻撃・逃避)を起こすための反応です。
 本来、戦ったり、逃げたり、身体を動かすことがストレスに対処する方法なのです。

 運動をすることで高まるのは、筋肉や心肺機能などの、身体能力だけではありません。
 身体と心(脳)は、つながっているので、運動をすれば心の状態も変わります。
 運動によって肉体的ストレスに強くなった脳は、精神的ストレスに対しても強くなります。

 運動を始めた頃は、少し動いただけで動悸や息切れがしたり、筋肉痛になったりします。
 しかし、運動を続けていると、身体と脳が鍛えられ、それほど苦痛に感じなくなってきます。
 それと同時に、少々のストレスでは、自律神経やホルモンが過剰に反応しなくなるのです!

 自律神経が過剰反応しなくなれば、少々のストレスでも症状が悪化しなくなります。
 船が大きくなれば、多少の波が来ても揺さぶられなくなるのと同じです。
 運動によって自律神経が安定し、肉体的・精神的ストレスにも打たれ強くなるのです。
 →記事:「うつに効く運動! ~運動は強力な抗うつ剤~」

 そして、ちょっとした刺激でも痛みとして感じてしまう 「慢性的痛」 にも効果があります。
 →カテゴリ:「ストップ!慢性痛」

 運動が、心身を害するストレスと大きく異なるのは、自分で運動量を調節できる点です。
 運動の強度や時間、頻度を自分で決めることにより、脳に適度なストレスを作り出せます。
 また、運動をしない日を決めることで、脳が回復して鍛えられる時間を設けることが出来ます。
 運動というストレスをコントロール出来るので、ストレスマネジメントの自信にもつながります。
 一方的な受け身になり、逃げることも出来ない慢性的な有害ストレスとは、全く異なるのです。

 では、脳を鍛え、ストレスに強い心身を作るには、どのような運動を行えば良いのでしょうか。
 →次記事:「脳と心身、自律神経を鍛える運動 ~楽しく続けよう!フィットネス~」

 オススメ文献
 『脳を鍛えるには運動しかない!-最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
 ジョン・J.レイティー/エリック・ヘイガーマン 日本放送出版協会 2009

脳と心と身体と自律神経を鍛える運動 ~楽しく続けよう!フィットネス~

 運動によって脳が鍛えられ、少々のストレスでは動じない、強い心身が作られます。
 脳-自律神経・内分泌・免疫が安定するので、ストレスに対して強くなります。
 では、そのためには、どのような運動を行えば良いのでしょうか。
 →前記事:「ストレスに強い心身の作り方 ~運動は「脳トレ」です~」

 脳と心身を鍛えて、ストレスや病気に強くなるための運動方法は、「有酸素運動」です。
 早足のウォーキング、自転車こぎ、水泳、縄跳び、ダンス、エアロビクスなど、なんでもOKです。
 呼吸を止めずに長時間続けられる運動が、「有酸素運動」です。

 心身を鍛える運動量の目安となるのは、「心拍数」です。
 心拍数とは、心臓が1分間にドキドキする回数です。健康な心臓なら、心拍数=脈拍数です。
 腕時計を見ながら1分間、手首の脈拍数を数えるか、30秒の脈拍数を2倍してください。

 運動習慣がない人にとっては、出来れば運動は少ない方がいいハズですよね(^^;
 最小限の努力で、最大の効果を得るには、これらの3条件をすべて満たす運動量が必要です。

 【頻度】 週4日以上 (連続4日より、1日おきの方がベターです)
 【時間】 毎回、最短でも30分間以上 (10分ほどすると、全身が軽く汗ばんできます)
 【強度】 運動中、常に最大心拍数の60%を維持 (目標心拍数値は下の表をご覧ください)
 
 3つの条件さえ満たせば、競技の種類や運動方法は問いません。
 必ずウォーミングアップとクールダウンの時間は、別に設けてくださいね。

 最も大切なのは、心拍数を目標値まで上げて、そのまま一定の時間を保つことです。

 たとえ、運動をする頻度や時間が少なくても、めざましい効果があります。
 どんなに少しの運動量でも、継続することが最も大切です。
 目標を達成できなくても、落ち込まないでくださいね。

 脳を鍛えるには、適度な運動(ストレス)と回復するための時間が必要です。
 最初から強い運動をしたり、毎日運動を行って、悪いストレスにならないようにご注意ください。

 とくに普段から運動をしていない人は、頑張りすぎないようにしてください(^^;
 自分の身体と相談しながら、少しずつ運動量を増やして目標に近づけてくださいね。
 長続きさせるためにも、楽しめる運動方法にしましょうね。

 ストレスが解消され、心身とも健やかになりますように!

運動強度


 オススメ文献
 『脳を鍛えるには運動しかない!-最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
 ジョン・J.レイティー/エリック・ヘイガーマン 日本放送出版協会 2009

円皮針 ~セイリンの円皮鍼パイオネックス SEIRIN PYONEX~

 家庭で簡単に出来る 「はり治療」 に、円皮針(えんぴしん)という鍼があります。
 円皮針とは、テープ付きの非常に小さな画びょうのような鍼のことです。
 鍼を貼ったまま、普段通りに生活をすることが出来ます。

 このように説明すると非常に恐ろしいですよね(^^;
 鍼が刺さったままなのに、痛くないの?鍼が勝手に体の中に入っていかないの?
 でも大丈夫です!痛くもなければ、体内に入って行くこともありません!

   円皮針 円皮針パイオネックス

 円皮針は主に、肩コリや、腰痛、膝痛など、身体の痛み・コリの治療などに使われます。
 国内メーカー、セイリンさんの「パイオネックスPYONEX」という商標名の円皮針があります。
 円皮針の中でも、これが最も衛生的で、初めての人でも簡単で、使いやすいと思います。
 テープを外すとき、鍼が体内に残らない安全設計が、この製品の素晴らしいところです。

 【注意事項】
 円皮針といえども鍼の一種です。
 他人様への施術には、たとえ無償で施しても、国家資格(はり師または医師)が必要です。
 ご自分でお使いになる場合は免許は不要ですが、「自己責任」でお願いします(^^;

 【セイリンの円皮針パイオネックスの入手先】
 滅菌個別包装の100枚入りで、定価は2100円です。
 1枚あたり21円と、使い捨て鍼としてはやや高価です。
 しかし製造技術と品質、その使いやすさを考えると、私は安いくらいだと思います。
 楽天市場にてネット購入できるようです。
 →外部リンク:「【楽天市場】パイオネックス の検索結果」

 【パイオネックスの種類】
 鍼の長さは、最短で0.3mm(オレンジ)、最長で1.5mm(ピンク)までの種類があります。
 しかし、鍼が長いからといって、効果が高いワケでもありません。
 初めてお使いになる場合は、0.6mm(イエロー)か、0.9mm(グリーン)で良いと思います。

 【パイオネックスの貼り方】
 円皮針の貼り付け方は、セイリン株式会社のWebページをご覧下さい。
 封を開け、テープを浮かせ、シースを持ち、手を触れず施術。
 「添付文書」も、よ~く読んでおいて下さいね。
 →外部リンク:「セイリン株式会社 セイリン円皮鍼パイオネックス」

 円皮針を貼り付けるときのコツは、真上から垂直に貼り付けることです。
 テープを剥がすときも同様です。斜めから鍼を刺すと痛みが出ます(涙)

 【使用上の注意】
 円皮針を貼る前に、その場所の汚れをアルコール綿花などでキレイに拭いてください。
 テープを貼り付けるときの痛みは、ほとんどありません。ほぼ無痛です。
 もし、貼り付けた後にもチクチクしたり、なにか違和感を覚えるようだったら、
 テープを外して新しい円皮針に貼り替えてください。

 円皮針は、貼ってから1日ごとに貼り替えて下さい。
 たとえ途中でも、テープがはがれてきたり、かゆくなったり、チクチクしたら外して下さい。

 背中や腰などは、自分に貼ったことを忘れてしまい、数日間そのままだった経験があります(^^;
 とくに自分の目に見えない場所に貼るときは、くれぐれも、はずし忘れにご注意くださいね。

 これだけパイオネックスの宣伝をしたら、セイリンさんから何か贈り物があるかもしれません(笑)

 では、円皮針をどのような場所に貼れば効果的なのかを紹介します。
 →次記事:「円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~」

円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~

 それでは、円皮針の実際の使い方を説明します。
 →前記事:「円皮針 ~セイリンの円皮鍼パイオネックス SEIRIN PYONEX~」

 円皮針は非常に短く小さな鍼です。「刺す」というよりも、「貼る」という感覚です。
 そんな小さな鍼なので、ツボの位置がを少しでもズレると効果が激減・無効になってしまいます。

 円皮針を貼る場所(=ツボ)を見つける極意!
 痛みを最も強く感じる姿勢で、患部周辺をくまなく押さえ、最も痛みが強い点に貼るべし!

 【準備するもの】
 「パイオネックス」:0.6mm(イエロー)くらいの長さの円皮針で十分に間に合います。
 →外部リンク:「【楽天市場】パイオネックス の検索結果」

 「ペン」 : ツボを探す目印に使います。市販の細いマジックペンでOK。
 「アルコール綿花」 : 円皮針を貼る部分の汚れをキレイに拭き取るために使います。
 「ツボ探索棒」 : 先が尖っていない棒なら、ペンや鉛筆のキャップ、お箸、爪楊枝でもOK

 【ツボの探し方】
 まずは痛みのある場所(患部)をいろいろ動かして、最も痛みを感じる姿勢を見つけてください。

 たとえば、膝を曲げると痛むなら、膝を曲げたままの姿勢
 肩を上げると痛むなら、肩を上げたままの姿勢
 腰を反らすと痛いなら、腰を反らしたままの姿勢
 就寝中・寝起きに痛むなら、いつも寝ている姿勢

 痛みを最も強く感じる姿勢を保ったまま、痛みを感じる場所周辺を指であちこち押さえます。
 押さえるときは、どの場所も同じくらいの強さで押してください。
 自分で押さえられないところは、ご家族さんなどに押さえてもらってくださいね。

 押さえる場所によって、押さえられたときの感覚が異なって感じるかと思います。
 それほど痛くない点や、かなり痛い点、飛び上がるほどの激痛点など。
 その中でも、比較して最も痛みを強く感じる一点に、ペンで印をつけて下さい。

 ペンで印を付けた最圧痛点の周辺を、今度は「ツボ探索棒」で、さらに押さえていきます。
 つまり、指よりも細い棒で、さら詳しく、正しいツボの位置を、正確に探していくのです。
 ツボ探索棒で押さえて比較して、一番痛い点がツボです。 すかさず印を付けて下さい。

 正しいツボの位置が分かったら、もう痛みを感じる姿勢を保持しなくて結構です。
 膝を伸ばしたり、肩を下ろしたり、寝転んだり、楽な姿勢になってください^^

 楽な姿勢で、先ほど見つけたツボを 「消毒綿花」(エタノール/アルコール)などで拭きます。
 乾いたら、そのツボに円皮針 を貼ります。
 →外部リンク:「セイリン株式会社 円皮鍼パイオネックス」

 【効果の確認】
 円皮針を貼り終えたら、もう一度痛みの出る動作をしてみてください。
 どうですか?さっきと比べて、痛みに変化はありますか?
 良くなりましたか?変化はありませんか?悪くなりましたか?

 万一、さっきよりも痛みがひどくなった場合は、すぐに円皮針を外せば貼る前の状態に戻ります。
 悪い意味で効くツボに貼ってしまったのでしょう。

 痛みが楽になっても、まだ痛む場合は、さらに他のツボ(痛みの強い点)を探しても構いません。

 たとえ直後に効果が無くても、1日くらい貼ったままで様子を見てください。
 次の日の夕方に、「そういえば今日はラクだったなぁ」という事もあります。
 丸1日貼っていても、「変化がない」・「よく分からない」場合は、残念ながら「効果なし」です。

 ツボが違うか、円皮針では効かない痛み(内臓の痛みなど)かもしれません。
 円皮針も万能ではありません。専門家に相談してください。

 【追記】
 痛みを感じる場所を押さえてみても、それほど痛みを感じない…。
 そんなときは、痛みの発生源がちょっと離れた別の場所にあるのかもしれません。
 痛いところが必ずしも悪くないことは、よくあることです。
 →カテゴリ:「心と身体のツボ 痛みのメカニズム」

鍼灸症例:腕が痛くて挙がらない

 70歳代の女性。左肩と左腕の、重だるさ・痛み・つっぱり感。
 3ヶ月ほど前、何のきっかけもなく痛みはじめました。
 医者には「使いすぎだろう」と言われ、肩に注射をしたが、変化なし。
 マッサージの先生に、肩や腕を治療してもらっても、気休め程度。
 腕を少しでも動かすと痛むので、衣服の着脱をはじめ、生活にかなり支障があります。

 治療前の症状把握。
 左腕を前方挙上すると、肩関節前面から上腕前面にかけて痛みが出ます。
 90度以上は、痛くて挙がりません。
 右手で支えると、それ以上の角度まで挙げることが出来ますが、
 上腕後面から肘にかけて、痛みとつっぱりが出てきます。
 挙げた腕を降ろすときは、右手の支えが無いと、力が抜けたように腕がガクッと落ちます。
 結帯動作でも、肩関節から上腕前面にかけて痛みます。
 安静時にも、常に肩と腕に重だるさがあります。

 いわゆる、「肩腱板断裂」とか「棘上筋炎」とか言われる症状ですが、
 痛みの治療をする上で、なんら問題はないので、治療しました。

 腕や肩の前面を通る肺経上、魚際あたりに3つの圧痛点があります。
 大腸経経上、合谷あたりに、6つの圧痛点。
 それらの中から、圧痛の最も強い点から順に治療点にしました。
 最強圧痛点に円皮針を貼るたびに、動作痛を再確認します。
 円皮針をひとつ貼る毎に、痛みが改善します。
 ひとつひとつ確認しながら、合計6つのツボに円皮針をしました。

 これで肩と腕の痛み・重だるさ・つっぱり感は消失しました。
 もう、どのように動かしても痛くありません。
 治療前は反対の手で支えて挙げ降ろしをしてたのに、その必要がなくなりました。
 キツネにつままれたように、驚いていらっしゃいました。

 →カテゴリ:★治療院のご案内
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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