原因不明の発熱・不明熱のセルフケア ~自律神経のはたらき過ぎで発熱~

 背中がゾクゾク寒気がする…。なんだか身体がだるい…。
 そう感じたら、まずは体温を計りますよね(^^;

 一般に、発熱は体内に侵入したウイルス・細菌などをやっつけるための防衛反応です。

 体力の消耗と引き換えに体温を上げることで、熱に弱い病原体を撃退するのです。
 むやみに解熱剤を使わないよう指導されるのは、自然治癒力を邪魔しないためです。

 しかしながら、感染症などの原因がないのに、発熱が続くことがあります(不明熱)。
 発熱すると体力が消耗して倦怠感が強くなるので、生活の質が損なわれてしまいます。

 検査では異常が無く、解熱剤も効かない高体温は 「心因性発熱」 と呼ばれます。
 心因性発熱は、何も異常が無いワケではなく、自律神経のはたらき過ぎによる発熱です。

 自律神経は、熱を産生・放出したりして、体温をコントロールしています。
 血管を収縮・拡張させて蓄熱・放熱したり、発汗を促進・抑制して体温を調節しています。
 →カテゴリ:「ストレスと自律神経」

 この体温を調節する自律神経のはたらきが悪くなると、発熱が起こるのです。

 →次記事:「心因性発熱に効くツボ ~高熱がカーッと出る交感神経タイプ~」

心因性発熱に効くツボ その1 ~高熱がカーッと出る交感神経タイプ~

 風邪などの感染症や腫瘍などの病気ではないのに発熱が続くことがあります。
 検査では異常が無く、解熱剤も効かない高体温は 「心因性発熱」 と呼ばれます。

 「心因性」と書くとメンタルの病気??と誤解されるかもしれませんが、身体の病気です。
 過労や睡眠不足など肉体的ストレスや、精神的ストレスが原因で起こる実際の発熱です。

 たとえば、誰かとケンカをして怒りで頭がいっぱいになって高熱を出してしまったり
 発表会や旅行など大事なイベントの日に発熱してしまうのが、ストレス性の発熱です。

 ストレスが原因となる発熱には、自律神経のひとつ、交感神経が関わっています。

 ストレスを受けると、そのストレスと闘争/逃走するために、交感神経が活発になります。
 活発になった交感神経は、褐色脂肪細胞に命令して体温を上昇させます。
 運動前のウォーミングアップと同じで、身体が温まると活動しやすくなるからです。
 →カテゴリ:「ストレスと自律神経」

 このような高体温自体は、ストレスに抵抗するという目的に適った正常な反応です。
 しかし、交感神経がはたらき過ぎて、高熱を出してしまうのは困りものです。

 そんなストレス性発熱・心因性発熱に効くツボは、手足の指先H6・F4のツボです。
   手足の井穴図手足の井穴図
 交感神経のはたらき過ぎを抑えることによって、興奮状態(高体温)を解除させます。
 →記事:「交感神経のはたらき過ぎを抑えるツボ ~心身をゆるゆるにさせます~」

 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針、ピソマを貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 あなたの発熱が下がりますように!

 →次記事:「不明熱に効くツボ その2 ~微熱がダラダラ続く副交感神経タイプ~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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