痛みを感じるメカニズム ~火災警報器と仕組みは一緒~

 手足をぶつけたり、ドアで手をはさんだり、指にトゲが刺さったり。
 日常生活で 「痛み」 を感じることは、大なり小なりよくある事かと思います。

 「痛み」 というのは、非常に不快な感覚です。
 しかし、痛みを感じることがなければ困ることもあります。

 痛みの本来の役割は、「身体の損傷」 を知らせる警告信号です。
 痛みを感じることで肉体の危機を察知し、危険から逃れるなど対処することが出来ます。

 もし痛みを感じなければ、大怪我をしても気づかず放置してしまい、命を失うことでしょう。

 では、私たちの身体は、どのようなメカニズムで痛みを感じるのでしょうか?

 痛みの第一歩は、「痛覚神経」の末端にある 「センサー(検知器)」 から始まります。
 身体のあちこちに存在するセンサーが、痛みを引き起こす刺激を検出します。
 検出された刺激は 「電気信号」 に変換され、痛覚神経を伝って 「脳」 へ送られます。

 送られた電気信号を 脳が 「意識」 することで、はじめて「痛み」を感じるのです。
 痛みを感じるのは 「脳」 なのです。(←ここ重要!)
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 痛みのメカニズムは、火災警報器と同じような仕組みです。

 火災警報器のセンサーは熱や煙を検知すると、電気信号を発生させます。
 その電気信号は電線(電子回路)を伝って、警報器に送られます。
 信号を受けとった警報器は、ベル音を鳴らして火災を知らせてくれるのです。

 →次記事:「痛みを引き起こす 『発痛物質』 ~トウガラシは辛くて痛い!~」


 オススメ文献
 『図解入門よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ』 伊藤和憲 秀和システム
 『痛みと鎮痛の基礎知識(上)基礎編』 小山なつ 技術評論社
 『痛みと鎮痛の基礎知識(下)臨床編』 小山なつ 技術評論社
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

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