うつ病と慢性時差ボケ状態 ~不眠はうつ病の原因?結果?~

 健康な人でも、よく眠れなかった翌日は、身体がだるく、頭が回らなくなりますよね(^^;
 睡眠には、日中の活動で疲れた身体と脳を修復・回復させる役割があります。

 寝付きが悪い。眠りが浅い。途中で目が覚める。早朝に目が覚める。
 そんな不十分な睡眠が続くと、うつ病でない人でも、精神的に参ってきます。

 実は、不眠が続くと脳の回復が追いつかず、うつ病を発症しやすくなるのです!

 うつ病の身体症状のひとつに不眠がありますが、「ニワトリが先か、タマゴが先か」
 不眠とうつ病は、互いに悪影響を及ぼし合う関係なのです。

 現代人が不眠に陥りやすい悪い習慣のひとつに、「夜更かし」があります。
 仕事で帰宅が遅かったり、家族の世話で忙しかったり、ネットに夢中になったり。

 生活時間がズレ込むと、活動モードの交感神経が活発なままで鎮まりにくくなります。
 休息モードの副交感神経が抑えられ、気が高ぶって眠つきにくい状態になってしまうのです。
 →記事:「自律神経のはたらき ~活動の交感神経&休息の副交感神経~」

 また、夜間に光(ブルーライト)を浴びると睡眠を司るホルモンの分泌リズムが狂います。
 自然な眠りを誘うホルモン、「メラトニン」は光を浴びることで分泌されなくなってしまいます。
 →記事:「体内時計の周期を調節する光 ~体内時計が狂いやすい現代生活~」

 夜更かしが続くと慢性的な時差ぼけ状態になり、自律神経やホルモンのリズムが崩れます。
 夜になると調子が良くなるタイプのうつ病の人は、この悪循環に陥りがちです。

 睡眠のトラブルが引き起こす心身の症状は、うつ病の症状と非常に似ているのです。
 もしかしたら、あなたのうつ病は、実は 「睡眠障害」 かも知れません。
 少しでも睡眠を改善できるよう、悪い習慣があれば見直してみてください。
 →カテゴリ:「不眠・睡眠障害・イビキ」

 とくに日中に運動をすることは、睡眠の改善や、萎縮した脳細胞の回復にもつながります。

 →次記事:「うつに効く運動! ~有酸素運動は強力な抗うつ剤~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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