副鼻腔炎・蓄膿症のセルフケア ~鼻づまり・後鼻漏だけではない症状~

 骨は隙間なく詰まっている状態かとお思いでしょうが、実は、空洞があるのです!
 顔面の骨には、副鼻腔という空洞があります。

 眉毛の付け根のあたり、頬や鼻の奥の方などに、左右で合計8つの空洞があります。
 副鼻腔は、鼻腔(鼻の穴)と、小さな出入口を介してつながっています。

 風邪を引くなど鼻・のどの炎症が副鼻腔にまで広がった状態が 「副鼻腔炎」 です。  
 急性の副鼻腔炎は、薬で症状を抑えながら自然に治るのを待つことがほとんどです。

 しかし自然治癒せず、副鼻腔炎が慢性化してしまうと、非常に厄介です。
 慢性の副鼻腔炎のことを、副鼻腔に膿が溜まった状態という意味で 「蓄膿症」 とも言います。

 副鼻腔をはじめ、鼻腔やのどの表面は粘膜で覆われています。
 粘膜には、病原体・異物など有害な物が体内に侵入するのを防ぐはたらきがあります。
 粘液を分泌して付着を防いだり、ベルトコンベアのように動いて排出を促しています。

 粘膜が弱って病原体・異物が侵入すると、今度は免疫(白血球)が攻撃を仕掛けます。
 感染した粘膜細胞もろとも破壊したり、異物を飲み込むなどして戦闘が勃発します。

 戦いの火の手で炎症が生じ、戦った白血球や病原体の死骸が 「後鼻漏」 になります。
 後鼻漏は炎症物質の塊なので、出来るだけ吐き出した方がベターです。
 飲み込むと、歯周病や胃腸炎、気管支炎など全身の炎症の原因になります。
 →カテゴリ:「病巣感染と慢性炎症」

 また、破壊された粘膜を修復しようと充血して粘膜が浮腫んで 「鼻づまり」 になったり
 炎症で生じる物質が、頭や顔面の「痛み」を引き起こしたり、「発熱」や「倦怠感」 を招きます。

 また患部を守ろうと無意識に筋肉が緊張するので首コリや肩こりなどの症状も出て来ます。

 副鼻腔炎は、鼻の症状だけでなく、さまざまな不快な症状で生活に支障をもたらすのです。

 しかし、あきらめないでください。
 慢性化してしまった副鼻腔炎・蓄膿症には、ツボ治療がよく効きます!
 副鼻腔炎・蓄膿症をより根本から改善させるセルフケアを紹介していきます。

 →次記事:「副鼻腔炎・蓄膿症と自律神経 ~交感神経タイプ?副交感神経タイプ?~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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