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血圧は低ければいい? ~血圧の正しい読み方~

 血圧は、低ければ低いほど、命に関わる血管の病気になる危険性が少なくなります。
 あまり低すぎても、意識を失って倒れてしまいますが(^^;
 →前記事:「なぜ血圧は高くなるの? ~高血圧は血管の病気です~」

 それでは、あなたが測っている血圧の数値は、いったい何を表しているのでしょうか。

 分かりやすく言うと、血圧の値は、血管の硬さをよく表しています
 血圧の数値が低いほど、血管が柔らかく、血流が滑らかだということです。
 しかし、これだけでは、正しく血圧を読みとることは出来ません。

 一般用の血圧計で計れる数値には、上の血圧と、下の血圧があります。
 ここでもう一つ大事な数値が、脈圧(みゃくあつ)です。
 脈圧は、上の血圧と下の血圧の差のことです。

 たとえば健康な人の血圧で、上が120mmHg、下が70mmHg だと仮定します。
 この場合、脈圧は50です(=120-70)。
 脈圧は、だいたい50くらいが良いのではないかと考えられています。

 30~40歳代の若い人に多い高血圧では、こんな血圧の数値もあります。
 上が170mmHgで、下が120mmHg。この場合も、脈圧は50です(=170-120)。
 上の血圧も下の血圧も高いけど、脈圧は健康な人と同じくらいです。
 細い血管の動脈硬化では、上と下の両方の血圧が上がるので、こんな数値になります。
 たしかに、数値だけを見ればかなりの高血圧に見えますが、まだマシです。
 動脈硬化は、まだ末梢の細い血管だけにとどまっています。

 次に、人生の大先輩であられる、お年を召された方に多い、こんな高血圧です。
 上が170mmHgで、下が70mmHg。この場合、脈圧は100です(=170-70)。
 「上は高いけど、下は低いわね。あら、よかったわ♪」ではありません!
 脈圧が広がるのは、動脈硬化が太い血管まで進んだときなのです!

 上の血圧は、先ほどの若い人の高血圧と同じですが、下の血圧は、一見正常の範囲内です。
 これは、太い血管の動脈硬化のせいで、下の血圧が押し下げられたからです。
 動脈硬化が進み、細い血管だけでなく、太い血管も硬くなってしまうと
 血圧の数値は、上の血圧が高くなり、下の血圧は低くなります

 下の血圧が低いからといって、決して良いことではないのです。

 さて、あなたの高血圧は、どちらのタイプでしょうか。
 血圧は、ただ低ければいいワケではありません。
 次に血圧を測るときは、上の血圧と下の血圧の差、脈圧を気にしてみてください。

 さて、次こそは、高血圧を治すツボを紹介します。
 →次記事:「高血圧に効くツボ その1 ~内臓の血圧を下げるツボ~」

 参考文献
 『知らないと怖い血管の話』 高沢謙二 PHPサイエンス・ワールド新書 2010 

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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