高血圧に効くツボ その1 ~内臓の血圧を下げるツボ~

 高血圧は、狭く、硬く、通りが悪くなった血管にまで血液を送るために生じます
 もし血圧が上がらず、血液が行き届かないと、そこの臓器は死んでしまいます。
 身体の立場からすれば、高血圧になってしまうにも、仕方がない理由があるのです。
 →前々記事:「なぜ血圧は高くなるの? ~高血圧は血管の病気です~」

 血流が悪くなるメカニズムのひとつ、血管の収縮には自律神経やホルモンが関わっています。
 自律神経についてご存じでない方は、先にこちらをご覧ください。
 →カテゴリ:「自律神経のはたらき」

 自律神経といえば、はりきゅう治療、井穴刺絡学です。→カテゴリ:「井穴刺絡療法」
 交感神経のはたらき過ぎを抑えてやれば、血管が広がって血液の流れが良くなります。
 血流が良くなれば、身体がわざわざ血圧を上げざるを得ない理由がなくなります。
 すると、自然に血圧が下がってくるので、万々歳です(^^)

 高血圧に効くツボ。血圧と関係のある臓器は、主に腎臓、肝臓、心臓などがあります。
 それぞれの臓器の交感神経のはたらき過ぎを抑えて、血流を良くしてあげましょう。

 腎臓の血流を良くして、血圧を下げるツボは、両足の小指の内側F3です。
 肝臓の血流を良くして、血圧を下げるツボは、右足の親指の内側F2です。
 心臓のはたらき過ぎを抑えて、心臓の疲れをとるツボは、左手の小指の内側H3です。
   手足の井穴図手足の井穴図
 これらのツボに、刺絡をするか、円皮針を貼るか、お灸をします。
 →カテゴリ:「井穴刺激のやり方」

 そして、それぞれの臓器の血流を良くしたあとに、全身の血流も良くしましょう。
 →次記事:「高血圧に効くツボ その2 ~全身の血圧を下げるツボ~」


 以下は、高血圧と臓器のお話です(^^; 読み飛ばしても構いません。

 【その1 腎臓】
 腎臓の主なはたらきは、尿を作ることです。
 しかし、腎臓への血流が少なくなると、腎臓は血圧を強力に上げるホルモンを出します。
 血圧を上げることで、自分のところに送り込まれる血液を増やそうとするのです。

 ツボ刺激で腎臓の血流が良くなるのと同時に、腎臓のはたらきも良くなります。
 体に貯まった余分な水分も尿として出やすくなります。一石二鳥ですね!
 →記事:「腎臓のツボ ~毎日お風呂の半杯分の血液をキレイにしてます!~」

 【その2 肝臓】
 肝臓には、全血流の約1/4の量が流れ込みます。ちなみに腎臓は約1/5の量です。
 多くの血液を必要とする臓器の血流が悪くなると、それだけ血圧が上がりやすくなります。

 また、肝臓は脂肪を貯めやすい臓器でもあります。フォアグラや、あん肝がそうですよね(^^;
 肝臓への血流が少なくなると、肝臓や脂肪細胞は、血圧を強力に上げるホルモンを出します。
 血圧を上げることで、送られて来る血液を増やそうとするのは、腎臓のときと同じ目的ですね。
 ツボ刺激で肝臓の血流を良くして、肝臓を守ってあげましょう。
 →記事:「肝臓のツボ ~飲み過ぎ食べ過ぎには気をつけて!~」

 【その3 心臓】
 心臓は血液を全身に送り出すポンプのはたらきをしています。
 通りが悪い血管にまで血液を送り出そうと、心臓は普通よりも強い力ではたらく必要があります。
 はたらき過ぎを放っておくと、心肥大になりかねません。
 →記事:「心臓のツボ ~1日10万回もドキドキしてます!~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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