免疫異常の促進と免疫寛容の獲得

 アレルギー疾患・自己免疫疾患などの免疫異常は、遺伝だけは発症しません。
 免疫異常の発症には、免疫異常を抑制する能力の低下と、免疫異常を促進する要因の増加。
 免疫を大きく捉えると、これらのバランスの崩壊が免疫異常の発症に関わっています。

 免疫異常を抑える能力・免疫寛容の獲得には、共生微生物からの刺激が必要です。
 乳幼児期から共生微生物の刺激を継続的に受け続けることで免疫系が正しく発達します。
 →前記事:「アレルギー・自己免疫疾患を予防する! ~免疫系を正しく発達させる~」

 しかしながら、微生物であればどんな種類でも免疫を寛容に導くワケではありません。
 病原性微生物(病原体)への感染は、免疫を煽って免疫異常を促進させる方向にはたらきます。

 風疹・麻疹などの感染症で、免疫異常による病気を発症するリスク(危険度)が高まります。
 たとえば、風邪を引いたあとに自己免疫疾患を発症してしまうことがあります。

 明らかな感染症だけでなく、自覚症状に乏しい慢性感染も免疫異常・慢性炎症を促進させます。
 たとえば、扁桃炎・咽頭炎や歯周病・虫歯など、見過ごされ軽視されがちな慢性感染症です。
 すでに免疫異常を発症している人は、これらの促進要因を軽減・解消させることが大事です。
 →カテゴリ:「病巣感染と慢性炎症」

 そして、免疫を寛容を導くには 「腸内細菌叢」 が鍵を握っていることが分かってきました。
 腸内細菌叢は免疫系の促進・抑制のバランスに影響して、人間の健康を左右しているのです。
 →カテゴリ:「腸内細菌と慢性炎症」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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