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鍼灸症例:手のむくみ 原因不明の浮腫

 50歳代の女性。手や足に慢性的なむくみがあります。
 病院では甲状腺や腎臓などの異常はなく、よって、治療手段もなかったようです。
 きっと自律神経が関係しているのだろう!とお調べになって、ご来院されました。

 実際に手足を見ると、手の指がむくんで太くなっています。ぶよっとした感じです。
 左手よりも右手の指の方が、ややむくみが強いです。
 見たとき(来院時)は、足のむくみはありませんでした。

 手の指が腫れぼったく、薄皮が被ったようにシッカリ握った感覚がないそうです。
 むくみ以外の症状には、花粉症の時季は過ぎたものの、鼻づまりがあります。

 むくみは、血液中の水分が毛細血管から浸出したまま、心臓へ戻って行けない状態です。
 電解質のアンバランスや、タンパク質不足、アレルギーなどにより浮腫(むくみ)が生じます。
 鼻粘膜で浮腫が起これば、鼻づまり(鼻水が出ないタイプ)になります。
 →カテゴリ:「むくみ・浮腫・しもやけ」

 病院の検査では心臓や腎臓、甲状腺などの異常はなかったそうです。
 食欲も普通で、栄養状態も悪くなさそうです。
 排尿にも問題なく、むしろ回数が多いそうです。

 内科的なトラブルが無いこと、鼻づまり(アレルギー)をお持ちであることから、
 副交感神経のはたらき過ぎで血管が拡張し、血漿が浸出しすぎているのだと考えました。

 何度も手を握ってもらって、手の腫れぼったい感じと、握った感覚の鈍さを確認してもらいました。
 ついでに、鼻からス~ッと息を吸ってもらって、鼻の通り具合(鼻づまり)も覚えてもらいました。

 治療は、副交感神経のはたらき過ぎを抑え、適度に血管を緊張させるH5F5の井穴刺絡です。
 まずは最も浮腫の強い右手のH5。右手の薄皮感が和らいで、両手とも握りやすくなりました。
 左H5、変化無し。右H5が十分に効いているので改善が頭打ち??
 念のため、さらに左右のF5。やっぱり変化無し。

 足の刺絡が終わったころ、最もむくんでいた右手の薬指・小指がスマートになってました。
 ぶよっとした浮腫が引いて、他の指より明らかに細くなってました。

 薄皮感(感覚)や握力(運動)という神経のはたらきは、刺絡の直後(秒単位)で改善しますが、
 浮腫という物理的な症状には、少し時間(分・時間単位)が経ってから改善が実感できます。

 まずは1週間、ご自宅でもH5F5に井穴刺絡のセルフケアをしてもらよう指導しました。

 治療をしてから3日後にご報告を頂いて、浮腫の状態は、かなり改善しているようです。
 血管運動神経の機能的なトラブルだったのでしょう。

 →施術のご依頼・ご予約は 鍼灸治療院 「はりきゅう中村」 まで
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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