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鍼灸症例:線維筋痛症 全身の痛み・痛覚過敏

 50歳代の女性。全身あちこちの痛みで、線維筋痛症の確定診断が下っています。
 10年前、歩きすぎて太ももの裏が痛くなったのが発症のキッカケです。
 整形外科を受診するも異常なしと診断されるも、痛みが引きませんでした。
 次第に痛みが全身に広がり、専門病院で線維筋痛症の診断を受けました。

 現在、主に痛みを感じる部位は、頭・顔、鎖骨の周辺、首・肩や肩甲間部、
 肘、手・指、左のお尻、太ももの裏・足裏など、全身に及んでいます。

 痛みは身体を動かして増悪するでもなく、何もしなくても痛みを発しています。
 軽く触れたり、擦れたりするだけでも痛みが強くなります。
 顔や頭は、洗顔や洗髪、化粧の際に触れると痛いです。
 手指は浮腫んだようで握りしめられず、痛みもあって力が入りません。

 まずは、線維筋痛症のメカニズムを説明しました。
 線維筋痛症は全身の痛覚過敏症です。脳・神経の痛み認知システムの誤作動です。
 なぜ痛みを感じているのか、どうすれば治っていくのかをお伝えしました。

 手指を握ってもらって、浮腫と痛みで力が入らないことを確認してもらいました。 
 井穴刺絡をご希望でしたが、刺激が強すぎると考え、ピソマでのツボ刺激です。

 痛覚過敏を鎮めるH5・F5のツボを、ピソマで井穴刺激。
 ツボ刺激後、再度手を握ってもらうと、あっ!と表情が変わりました。
 痛みが引いて、握りやすくなったそうです。指先が手のひらに付くようになりました。

 試しに井穴刺絡を行いましたが、出血させるときの指の圧迫が痛くて断念しました。
 ご自宅でもピソマでセフルケアしてもらうことにしました。

 2診目(5日後)
 触れたり擦れたりするときの痛みが消えているそうです。
 顔や頭、手・足裏などの自発痛もなくなっています。
 残っているのは、鎖骨の周辺と左肩甲骨周辺、左肘、太ももの裏、左足の指です。

 H5F5のツボ刺激で痛覚過敏が改善して、痛みが限局してきたのだと思われます。
 引き続きH5F5はセフルケアで、今回は局所の痛みの治療を行うことにしました。

 まずは左肩甲骨周辺で最大圧痛点(痛覚過敏点)を探し出しました。
 金属アレルギー持ちなので、その圧痛点にハペパッチを貼りました。
 しばらくして痛みを尋ねると、痛みを感じないそうで驚かれました。

 同様に左の足裏・足指にもハペパッチを貼ると、歩行時の痛みが消えました。

 時間が来たので、ツボの探し方・ハペパッチの使い方をお教えしました。
 ピソマとハペパッチでのセルフケアを続けながら、また来院するよう指導して終了です。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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