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蕁麻疹と副交感神経 ~皮膚のかゆみ・むくみ・赤み~

 「湿疹」 と 「蕁麻疹(じんましん)」。 どちらも同じような症状に思えますよね(^^;
 違いを簡単に説明しますと、症状の出る場所が、皮膚の 「表面」 と 「内側」 の違いです。

 皮膚は表面の浅い部分から 「表皮」・「真皮」・「皮下組織」 の3層構造になっています。
 湿疹は皮膚表面の「表皮」の炎症で、蕁麻疹は「真皮」で炎症が起きている状態です。

 何かの刺激がキッカケで、真皮層でヒスタミンという痒みを引き起こす物質が放出されます。
 ヒスタミンは真皮層の毛細血管が拡張させて、皮膚に赤みを生じさせます(発赤)。
 広がり過ぎた毛細血管の隙間から水分が漏れ出て、むくみ・腫れが起こります。

 表皮と真皮の間には、頑丈な膜(基底膜)があるので、むくみは真皮内に留まります。
 浮腫は表皮を突き破れないので、ミミズ腫れや地図状に皮膚がプクッと膨れるのです。

 表皮の炎症である湿疹には、塗り薬(外用薬)がよく効きます。
 しかし外用薬は真皮層まで届かないので、真皮の炎症である蕁麻疹には内服薬になります。

 蕁麻疹の原因となるのは、小麦などの食物アレルゲン、消炎鎮痛剤や抗生物質などの薬品や、
 チーズやワインなどの発酵食品やサバ・アジなどの青身魚などヒスタミンを多く食品などです。

 その他にも、温度刺激(寒暖差)による寒冷蕁麻疹や、発汗が刺激となるコリン性蕁麻疹、
 精神的ストレスが原因となる心因性蕁麻疹というものもあります。

 蕁麻疹は、身体に加わった刺激・体内に侵入した異物を処理しようとする過剰反応です。
 この過剰反応を起こしている神経が、副交感神経という自律神経のひとつです。
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 蕁麻疹の原因は人それぞれ色々ありますが、蕁麻疹に効くツボは共通です。
 →次記事:「蕁麻疹・じんましんに効くツボ ~原因不明の慢性蕁麻疹にも」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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