円皮針の使い方 ~ツボの見つけ方・探し方~

 それでは、円皮針の実際の使い方を説明します。
 →前記事:「円皮針 ~セイリンの円皮鍼パイオネックス SEIRIN PYONEX~」

 円皮針は非常に短く小さな鍼です。「刺す」というよりも、「貼る」という感覚です。
 そんな小さな鍼なので、ツボの位置がを少しでもズレると効果が激減・無効になってしまいます。

 円皮針を貼る場所(=ツボ)を見つける極意!
 痛みを最も強く感じる姿勢で、患部周辺をくまなく押さえ、最も痛みが強い点に貼るべし!

 【準備するもの】
 「パイオネックス」:0.6mm(イエロー)くらいの長さの円皮針で十分に間に合います。
 →外部リンク:「【楽天市場】パイオネックス の検索結果」

 「ペン」 : ツボを探す目印に使います。市販の細いマジックペンでOK。
 「アルコール綿花」 : 円皮針を貼る部分の汚れをキレイに拭き取るために使います。
 「ツボ探索棒」 : 先が尖っていない棒なら、ペンや鉛筆のキャップ、お箸、爪楊枝でもOK

 【ツボの探し方】
 まずは痛みのある場所(患部)をいろいろ動かして、最も痛みを感じる姿勢を見つけてください。

 たとえば、膝を曲げると痛むなら、膝を曲げたままの姿勢
 肩を上げると痛むなら、肩を上げたままの姿勢
 腰を反らすと痛いなら、腰を反らしたままの姿勢
 就寝中・寝起きに痛むなら、いつも寝ている姿勢

 痛みを最も強く感じる姿勢を保ったまま、痛みを感じる場所周辺を指であちこち押さえます。
 押さえるときは、どの場所も同じくらいの強さで押してください。
 自分で押さえられないところは、ご家族さんなどに押さえてもらってくださいね。

 押さえる場所によって、押さえられたときの感覚が異なって感じるかと思います。
 それほど痛くない点や、かなり痛い点、飛び上がるほどの激痛点など。
 その中でも、比較して最も痛みを強く感じる一点に、ペンで印をつけて下さい。

 ペンで印を付けた最圧痛点の周辺を、今度は「ツボ探索棒」で、さらに押さえていきます。
 つまり、指よりも細い棒で、さら詳しく、正しいツボの位置を、正確に探していくのです。
 ツボ探索棒で押さえて比較して、一番痛い点がツボです。 すかさず印を付けて下さい。

 正しいツボの位置が分かったら、もう痛みを感じる姿勢を保持しなくて結構です。
 膝を伸ばしたり、肩を下ろしたり、寝転んだり、楽な姿勢になってください^^

 楽な姿勢で、先ほど見つけたツボを 「消毒綿花」(エタノール/アルコール)などで拭きます。
 乾いたら、そのツボに円皮針 を貼ります。
 →外部リンク:「セイリン株式会社 円皮鍼パイオネックス」

 【効果の確認】
 円皮針を貼り終えたら、もう一度痛みの出る動作をしてみてください。
 どうですか?さっきと比べて、痛みに変化はありますか?
 良くなりましたか?変化はありませんか?悪くなりましたか?

 万一、さっきよりも痛みがひどくなった場合は、すぐに円皮針を外せば貼る前の状態に戻ります。
 悪い意味で効くツボに貼ってしまったのでしょう。

 痛みが楽になっても、まだ痛む場合は、さらに他のツボ(痛みの強い点)を探しても構いません。

 たとえ直後に効果が無くても、1日くらい貼ったままで様子を見てください。
 次の日の夕方に、「そういえば今日はラクだったなぁ」という事もあります。
 丸1日貼っていても、「変化がない」・「よく分からない」場合は、残念ながら「効果なし」です。

 ツボが違うか、円皮針では効かない痛み(内臓の痛みなど)かもしれません。
 円皮針も万能ではありません。専門家に相談してください。

 【追記】
 痛みを感じる場所を押さえてみても、それほど痛みを感じない…。
 そんなときは、痛みの発生源がちょっと離れた別の場所にあるのかもしれません。
 痛いところが必ずしも悪くないことは、よくあることです。
 →カテゴリ:「心と身体のツボ 痛みのメカニズム」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
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