鍼灸症例:右肩の痛み、手を後に回せない

 70歳代の男性。右肩の痛みです。とくにキッカケはないそうです。
 痛みを感じる場所は、上腕上部の前面と外側面(肺経・大腸経)です。
 肩関節の伸展・結帯動作と水平外転で、この痛みが増悪します。
 とくに伸展運動では痛みのため、関節可動域に制限があります。
 その他の動作では、痛みも可動域制限もありません。
 
 これらの動作による痛みと関節可動域制限を、治療効果の確認に使うことにしました。

 まずは経筋治療。
 母指球・手首の内側、人差し指・手の甲にいくつもの圧痛点がありました。
 圧痛の強い点から、ひとつずつ円皮針を貼って、誘発動作の変化を確認をしていきました。
 ひとつ貼るたびに痛みと可動域が改善していきます。
 中には円皮針を貼ると悪化する圧痛点もありましたが、シールを外せば元に戻りました。
 やはりツボ刺激は、ひとつずつ効果を確認する必要がありますね(^^;

 そうやって4枚ほど円皮針を貼った段階で、痛みと可動域制限は、9割ほど消失しました。
 ほぼ良いのですが、可動域ギリギリまで動かすと突っ張り感がある場所が残っています。
 その姿勢を保ったまま、患者さんに気になる点を指で指摘してもらい、
 最も痛い点に円皮針を貼って、上からタッピングしました。
 円皮針のみの治療で、症状はスッキリ消失しました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

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