うつに効く運動! ~有酸素運動は強力な抗うつ剤~

 うつ病は、慢性的なストレスで脳細胞が萎縮してしまった状態です。
 脳細胞同士のつながりが分断されて、脳内の信号がうまく伝わらなくなっています。
 →記事:「うつ病とストレス ~うつ病はストレスによる脳細胞の萎縮~」

 うつ病を改善させるには、脳細胞を増やして細胞同士のつながりを強くすること。
 そして、脳細胞同士の情報・信号を伝える「神経伝達物質」を増やすことが必要です。

 これら2つのことを同時に行えるセルフケアが、「有酸素運動」です!
 有酸素運動を行う事で、BDNFや神経伝達物質が増えて、脳のはたらきが回復するのです!

 運動によって、まず脳内で、神経伝達物質「ノルアドレナリン」 が急増してきます。
 脳が目覚めて活動しはじめ、それまで失っていた自信が回復してきます。
 そして、やる気や集中力、幸福感をもたらす 「ドーパミン」 も増えてきます。
 脳を鎮める 「GABA」 の分泌も引き起こされるので、イライラや不安感も抑えられます。

 脳由来神経栄養因子(BDNF)は、脳細胞の成長を促し、「セロトニン」 を増やします。
 脳細胞につながる血管を作り出し、脳の血流を改善させます。
 どんどん栄養が届くようになり、脳細胞が成長し、細胞同士のつながりが強くなります。

 脳細胞が成長するには、およそ2週間ほどかかるので、その間、運動を続けてくださいね!
 運動を続けることで、神経伝達物質は一時的でなく、普段から安定して増えていきます。

 脳細胞を活性化させてうつ病を改善させる運動法は、こちらをご覧下さい。
 →記事:「脳と心身、自律神経を鍛える運動 ~楽しく続けよう!フィットネス~」

 外出が億劫であれば、室内で「その場足踏み」や「スロージョギング」などの方法があります。
 嫌々運動をすることは悪いストレスになるので、くれぐれも無理しないでくださいね^^


 参考文献:
 『脳を鍛えるには運動しかない!-最新科学でわかった脳細胞の増やし方』
 ジョン・J.レイティー/エリック・ヘイガーマン 日本放送出版協会 2009

 『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』 久保田競/田中宏暁 角川SSC新書 2011
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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