呼吸と自律神経 ~呼吸で変動する副交感神経~

 心臓の鼓動は、メトロノームのように規則正しく脈打っているワケではありません。
 たとえ安静にしているときでさえも、脈の打つ速さは常に変化して揺らいでいます。

 実際に、大きく息を吸ったり吐いたりしながら脈拍を確かめてみましょう。
 よ~く観察すると、息を吸うときは脈が速くなり、吐いてるときは脈が遅くなっているハズです!
 若くて健康な人ほど、呼吸に伴う心拍数の変動がハッキリ分かりやすいです^^

 息を吸ったり吐いたりする呼吸のリズムと自律神経とは、大きな関わりがあります。
 心拍数(脈拍数)は、自律神経のはたらきによって、速くなったり遅くなったり変化します。  
 →記事:「頻脈に効くツボ ~毎日ドキドキしてると、ときめかなくなります~」

 自律神経(交感神経と副交感神経)のうち、呼吸によって変動するのは副交感神経です。

 息を吐くと副交感神経のはたらきが高まって、心拍数が減少して脈が遅くなります。
 反対に、息を吸うと副交感神経のはたらきが抑えられ、心拍数が増加して脈が速くなります。

 そもそも自分の意思ではコントロールすることが出来ず、勝手にはたらく自律神経ですが、
 呼吸を意識的に行うことで、副交感神経のはたらきをある程度コントロールすることが出来ます。

 では、最も効率よく副交感神経のはたらき高めるには、どんな呼吸をすれば良いのでしょうか?

 それはズバリ! 10秒間で1回(1分間6呼吸回数)の腹式呼吸を繰り返すことです!
 1分間に6回ペースの呼吸を数分間繰り返すことで、副交感神経のはたらきが最も高まります。

 健康法のひとつに「呼吸法」というのがありますね。ヨガや瞑想でも呼吸が重視されています。
 呼吸法で息を吐くことを意識するのは、副交感神経と関係があるのかもしれませんね^^


 参考文献
 『自律神経と呼吸との関係(和久田).pdf』 聖隷クリストファー大学大学院 2010
 『呼吸の極意 心身を整える絶妙なしくみ』 永田晟 講談社 2012
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

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