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炎症と腸内細菌叢 ~腸内環境の悪化で腸漏れ・リーキーガット~

 お腹に棲んでいる腸内細菌は、私たちの健康を大きく左右します。
 腸内細菌は、良くも悪くも免疫(白血球)に影響を与え、健康にも病気にもさせるのです。
 →前記事:「腸内細菌が健康を左右する! ~免疫異常と慢性炎症~」

 腸内細菌には、いわゆる 「善玉菌」 と 「悪玉菌」、そして 「日和見菌」 がいます。
 「善玉菌」の代表は乳酸菌やビフィズス菌、「悪玉菌」ではウェルシュ菌が有名です。
 「日和見菌」 は善玉・悪玉のどちらか優勢な方に荷担する、勝ち馬に乗るような菌たちです。

 便宜上、「善玉菌」・「悪玉菌」 と分けられていますが、菌そのものに善悪はありません。
 状況次第では悪玉菌も良いはたらきをしますし、善玉菌も悪さをする場合もあります。

 重要なのは、多種多様な腸内細菌たちが、それぞれバランス良く棲み分けることなのです。
 自然豊かな森のように、いろいろな生物たちが共存・対立しながら共生することが大切です。
 ある種の菌が居なくなってしまったり、特定の菌が圧倒してしまうことが問題なのです。

 腸内細菌叢は、ひとつの生態系です。
 多様性が失われたり、アンバランスになると、腸内環境が悪化してしまいます。
 一種の生物が激減すると生態系が崩れるように、腸内細菌叢も平和を維持できなくなります。

 腸内環境が悪化すると腸壁の細胞間結合が緩んで隙間が広がり、腸の透過性が増大します。
 それまで腸管内に留まっていた腸内細菌や毒素が、腸壁をすり抜けて血中に侵入するのです。
 →外部リンク:「順天堂大学:腸内細菌が血流中へ“移行する”ことが明らかに」(PDF)

 腸壁を通り抜けて異物が体内に侵入する状態を 「リーキーガット」(腸漏れ) などと言います。

 腸内細菌は、腸管内にいるときは存在を許容されていますが、体内に入ると攻撃対象です。
 腸壁から侵入した細菌や毒素は血中を巡り、免疫(白血球)に攻撃されて炎症を起こします。

 リーキーガットによる全身の炎症は、健康レベルを低下させ、持病を悪化させます。
 たとえば喘息持ちの人は発作が誘発されて、アトピーの人は皮膚炎が悪化します。
 持病がない人でも血管や内臓に軽度な炎症が生じ、それが様々な病気につながるのです。
 →外部リンク:「筑波大学:腸内細菌のバランスの乱れが喘息を悪化させるメカニズムを解明」

 腸内細菌叢の多様性・平和を維持するには、どうすれば良いのでしょうか?

 →次記事:「食物繊維で善玉菌を優勢に ~リーキーガットのセルフケア~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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