本当は怖い「糖尿病」 ~そのまま放って置くと、大変なことになりますよ~

 近年、急増している生活習慣病である「糖尿病」は、血糖値が高くなりすぎる病気です。
 上昇しすぎた血糖値を抑えることが出来なくなってしまった 「糖代謝異常」 なのです。
 →前記事:「もやは他人事ではない 「糖尿病」 ~40歳以上の3人に1人が!?~」

 血糖値の上がりすぎは、身体にとって大きなストレスなので、なんとか抑えようと頑張ります。
 しかし、血糖値の急上昇が毎日毎日長年に渡って続くと、やがて身体も疲れ切ってしまいます。

 すると、膵臓からの血糖値を下げるホルモン 「インスリン」 の分泌が悪くなったり、
 血糖を細胞内に取り込むためのドアの開きが悪くなってしまいます(=インスリン抵抗性)。
 その結果、血糖値の上がりすぎを正常範囲内に抑えきれなくなってしまうのです。

 糖尿病の困ったところは、痛くも痒くも、患者さんは何も苦しいことが無いことです。
 とくに症状がないので、検査をしないと自分が糖尿病であることすら全く分かりません。
 たとえ糖尿病だと指摘されても、差し迫って生活改善に取り組む人も少ないのです。

 では、血糖値が正常範囲を超えて急上昇すると、身体にどのような悪影響があるのでしょうか。

 高血糖状態や血糖値の乱高下が繰り返されると、血管が傷つき、硬く、もろくなってしまいます。
 血管が詰まりやすくなったり、破れやすくなる、いわゆる 「動脈硬化」 が進んでしまいます。
 配管を急激に温めたり冷やしたりを繰り返していると、破損しやすくなるようなものです。
 血管がボロボロに酸化・糖化して、全身の老化現象が進んでしまうのです。

 血管のトラブルが末梢の細い血管の場合、足先が 「壊疽」 して切断を余儀なくされたり、
 眼の網膜では 「失明」 したり、腎臓では 「腎不全」 で人工透析が必要になったりします。
 大きな血管での事故では、「脳梗塞」や、「心筋梗塞」などで、死に至ることもあります(涙) 
 また、抵抗力が極度に低下するので、感染症など、さまざまな病気にかかりやすくなります。
 糖尿病そのものよりも、それが原因となって起こる別の病気や症状(合併症)が恐ろしいのです。

 糖尿病は、美味しい物ばかりを食べている人がかかる贅沢病だと言われていますね。
 しかし糖尿病は、現代の「普通の食事」をしている人なら、誰でもなりうる国民病です。
 やせ型の女性であっても、糖尿病になる危険性があります。

 →次記事:「なぜ血糖値は上がるの? ~食後の血糖値を上げるのは糖質です~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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