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鍼灸症例:舌痛症 舌の痛み・シビレ ~真犯人は首コリ!~

 40歳代の女性。舌の奥のノドに近い左側に常に痛みとシビレを感じます。
 舌の痛み・シビレ以外に、耳の詰まり感、左首・肩の痛みがなどがあります。
 舌痛症や耳の閉塞感などの症状は、10年ほど前から続いているものです。
 今までいろいろな治療を試したものの、残念ながら症状には全く改善が無かったそうです。

 まずは症状の確認です。
 首を色々な方向に動かして、症状が変化するかどうかを教えてもらいました。
 首の前屈・左回旋・左側屈・右側屈・左前斜屈の動作で、舌の症状は悪化。
 後屈・右回旋では軽減。

 首の運動で症状が変化するのは、首を動かすための筋肉のトラブルが考えられます。
 器質的な異常が見つからない舌痛症は、顔面や首の筋肉のコリが原因であることが多いです。
 →カテゴリ:「舌の痛み・舌痛症」 

 顔面部や下顎部、頚部を調べると、胸鎖乳突筋を押さえると舌の症状が悪化しました。
 首の動作と総合すると、この筋肉のトラブルが舌痛症を引き起こしているようです。
 →外部リンク:「Google画像検索 - 胸鎖乳突筋」

 まずは経筋治療や局所への円皮針など、遠隔・軽微な刺激から治療を行いました。
 それぞれ改善はあるもののイマイチだったので、左の胸鎖乳突筋に直接刺鍼。

 仰臥位で胸鎖乳突筋をつまみ上げ、圧痛点に雀琢・置鍼(1寸3分-02番)。
 これで舌の痛み・シビレが、10→4.5くらいに改善。
 今度は側臥位で乳様突起の周辺や筋腹の圧痛点に雀琢・置鍼。
 これで症状は、ほとんど感じないほどに改善。(4.5→0)

 これまで改善しなかった舌痛症の原因と治療法が見つかって、患者さんの表情も和らぎました。

 仕上げに、リバウンド(症状のぶり返し)を防ぐために、浅刺・呼気時・坐位の刺鍼法。
 長年にわたって首コリが解消されず痛みが慢性化して、悪いクセになっていた状態です。
 少々リバウンドがあるでしょうが、頻繁に治療して、脳のエラーを書き換える必要があります。

 →カテゴリ:★治療院のご案内
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
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 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
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