鍼灸症例:起立性調節障害 頭痛がひどくて登校出来ない

 小学生の男子。起立性調節障害(POTS型)と診断されています。
 主な症状は強い頭痛で、ここ数週間は学校を欠席する日が続くようになっています。
 頭痛以外の症状は、腹痛・軟便・コロコロ便、倦怠感などがあります。
 病院では、血圧を上げる薬と、片頭痛の薬などを処方されています。

 それ以外にも、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、たまに気管支喘息と、
 首コリ・肩こり、耳鳴りなどもあります。

 アレルギー(食物・アトピー・喘息)や、お腹の症状、倦怠感は、副交感神経の過剰反応。
 →カテゴリ:「副交感神経とアレルギー」

 登校できないほどの強い頭痛は、片頭痛(副交感神経)も何割かあるのでしょうが、
 首コリ・肩こりがあるので、緊張型頭痛も基礎にあるものと思われます。
 →カテゴリ:「頭痛・片頭痛」

 首(頭)を動かすと、頭痛の程度に変化(緩解・増悪)があります。
 頭痛が楽になる動き・悪化する動きを参考に、トラブルを起こしている筋肉に見当をつけ、
 押さえて頭痛が改善する点を彼に教えてもらいながら円皮針(0.6mm)を貼りました。
 ひとつひとつ確認しながら円皮針を10枚ほど貼ったところで、頭痛は消失。
 顔色も良くなり、久しぶりの頭痛を感じない状態に、彼の笑顔が戻りました^^

 あとは、副交感神経抑制のH5F5の井穴刺激をして終了です。

 このような治療を2~3回続けると頭痛も楽になり、毎日登校できるようになりました。
 病院の検査でも心拍数は正常になり、起立(POTS)の診断基準を満たさなくなりました。
 耳鳴りもしなくなったそうです。首コリからくる耳鳴りだったのでしょう。
 →記事:「耳鳴りを止めるツボ その2 ~肩こり・首コリ・顎コリが耳鳴りの引き金です~」

 遠方からのご来院で、生活に支障が出ない程度にまで改善したので、略治としました。

 →カテゴリ:★治療院のご案内
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

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