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痛みが広がる慢性痛 ~痛みを伝える神経のバトンミス~

 指を切ったら、患部の傷口が痛い。
 ケガによる痛みは、損傷した場所だけが痛いハズです。

 しかし慢性痛になると、痛みの範囲が広がったり、反対側も痛くなることがあります。
 最初は腰だけが痛かったのが、いつのまにか脚にも痛みが広がってきます。
 右脚だけが痛かったはずが、今度は左脚にも痛みが出てくることがあります。

 痛み刺激を伝える神経は、1本の神経で直接 脳につながっているワケではありません。
 数本の神経が脊髄や脳内で リレー中継をしながら、痛みの信号を脳に届けています。

 ところがバトンタッチの際に、誤って別コースの神経にバトンを渡すことがあります。
 指の痛みを伝える神経が、隣の腕の痛みを伝える神経にバトンタッチするようなミスです。
 すると脳は、腕から痛み信号が来たと誤解して、腕にも痛み感覚を生じさせるのです。

 痛む範囲が拡大するのは、脳に痛みを伝える神経のバトンミスが原因です。(グリア細胞)
 痛みを伝える中継ぎで混線してしまい、近隣周辺にも痛みを感じさせてしまうのです。

 そして痛みを感じると、痛む周辺の筋肉が無意識に反射的に硬く緊張します。
 筋肉を鎧のようにガチガチに固めることで、身を守ろうとする防御反応です。

 筋肉が硬く緊張すると、うまく収縮・弛緩することが出来なくなります。
 硬くなった筋肉への血行が悪くなって酸欠を起こし、発痛物質が生成・蓄積されます。
 また柔軟性が乏しい筋肉を動かすと、筋肉が引っ張られて、つっぱり感や痛みを生じます。

 痛みが続くと神経の混線や筋肉の防御反応で、ますます痛みが広がってしまうのです。

 →次記事:「痛みが移動する?? ~痛み感覚は脳の気の向くまま・勝手気まま~」
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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