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鍼灸症例:舌の痛み・シビレと鎮痛補助剤の副作用 歯科治療後の疼痛性障害 

 50歳代の女性。10年ほど前に歯科治療を行いました。
 その後、歯・歯茎の痛みや舌の痛み・シビレなどの症状が出てきました。

 歯科・口腔外科では器質的な異常は見つからず、疼痛性障害との診断を受けました。
 疼痛性障害の治療として鎮痛補助剤(いわゆる抗うつ剤)が処方されました。
 薬の処方量は増える一方で効かず、様々な副作用のため生活に支障を来しています。

 主訴は舌・歯などの口腔内の痛み・シビレですが、副作用の症状も併せて治療しました。

 副作用のひとつ、右腕(上腕部)の硬さ・こわばり・痛みです。動作時痛はありません。
 右腕をつかむとこわばって痛いと訴えるものの、私が触っても左右差はありません。
 感覚的な問題(知覚神経の異常)なのでしょう。
 患部は右上腕後外側(大腸経)なので、右H6の井穴刺絡。
 再度、右腕をつかんで確認してもらうと、症状はあっさり消失。解消しています。

 治療効果の信頼を得たところで、口腔内の症状の治療を行いました。
 舌の痛みシビレは、舌の中央を含む左半分、歯・歯肉の痛みは左上の奥あたりです。

 舌は身体の中心部分と考え、正中線上で百会の頭部刺絡。
 これで舌中央分の痛み・シビレが10→5に改善。
 百会の前後2箇所にも追加で頭部刺絡。症状は5→2~1に。

 舌を消化器系と考えて左F1、左上の歯・歯肉で左F6をそれぞれ井穴刺絡。
 これで舌左半分と左上顎の症状は、ほぼ消失。
 探せば違和感が残っている感じだけで、気にならないレベルだそうです。

 10年も苦しんだのは一体何だった??と仰られます。
 慢性痛症なので、1回の治療では完治しないと思われます。
 これを機に、痛み・シビレを忘れられる時間が増えて行くことでしょう。
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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