鍼灸症例:肩が痛くて目薬をさせない 首からの関連痛

 60歳代の男性。急に右肩が痛くなったそうです。
 目薬をさそうとすると痛むそうで、とくに思い当たる原因はないそうです。

 右肩が痛いと訴えるのですが、本人さんは、実際にどこが痛むか分からないそうです。
 目薬をさす肩・腕と首の動作を別々に行ってもらうと、肩・腕を挙げただけでは痛みは出ません。
 首を後ろに反らして天井を向く動作のときに、右肩に痛みを感じるそうです。

 どうやら痛みの発生源は、肩ではなく、首のようです。

 痛みを感じる姿勢で首を押さえて調べると、首の右側に、強い圧痛を訴える範囲があります。
 その圧痛範囲(胸鎖乳突筋上)に円皮針を2枚貼ると、首の後屈時の右肩の痛みは消失。
 今度は別の場所に痛みを感じるようになりました。
 →記事:「痛みが移動する?? ~痛みで痛みを抑える広汎性侵害抑制調節~」

 さっきと同様に押さえて調べて見つけた圧痛点(僧帽筋上部線維上)に円皮針を1枚。
 これでこの痛みも消失。

 肩の痛みと思いきや、原因は首コリ!
 このような痛みは、痛みを感じる場所を一生懸命治療しても、全く改善しないものです。

 →カテゴリ:★治療院のご案内
ブログのご案内

はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
 また、病気を予防・回復させる生活改善も提案しています。
 みなさまのご健康に、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
 また、どんな事でもお気軽に、ご質問・ご相談ください。
 応援、よろしくお願いします。

ブログ内を検索
カテゴリ一覧
井穴刺絡の治療院リンク