鍼灸症例:全身あちこちに移動する痛み

 中学生の男子。頭のてっぺんから足の先まで全身あちこちに痛みを訴えます。

 痛みを感じる場所は、特定の部位ではなく、瞬間瞬間リアルタイムで変化します。
 痛む範囲は、広がりを持った「面」ではなく、常に「点」です。
 ある1点が痛むときもあれば、同時に複数の点に痛みを感じることもあります。

 感じた痛みはすぐに消え、まるで移動したように、また他の点に痛みを感じるそうです。
 痛みを感じる場所(点)を調べようとしても、次の瞬間には痛みは消えています。

 痛みを感じている場所である皮膚・筋肉には、何も問題はないと思われますのでしょう。
 おそらく、痛みを認知する脳・神経のトラブル、痛覚過敏でしょう。

 まずは痛覚閾値を高めるために、長坐位低周波通電を20分。
 次に痛覚過敏抑制のH5F5の井穴刺絡。
 ご自宅では、H5F5の井穴円皮針を続けてもらうようにお願いしました。

 10日後。
 寝ているとき以外、常に感じていた痛みが、痛みを感じない時間が出てきたそうです。
 痛みがあまり気にならなくなってきたそうです。
 このまま治療を続けるよう指導しました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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