パニック障害と低血糖症 ~低血糖は命を脅かす危険なストレス!~

 パニック障害のセルフケアなのに、低血糖症??と思われたあなた!
 パニック発作の引き金となるストレスは、精神的ストレスだけではありません。
 →前記事:「パニック障害のセルフケア ~パニック発作は自律神経症状~」

 血糖値は血液中のブドウ糖の濃度のことで、全身の細胞のエネルギー源になっています。
 血糖値は、ホルモンや自律神経のはたらきによって、常に一定の範囲内に保たれています。

 低血糖とは、その血糖値が正常範囲を下回ってしまう状態です。
 血糖値が下がりすぎると脳がエネルギー不足に陥り、意識を失ってしまいます。
 身体にとって低血糖は、最悪の場合、本当に命を落としかねない大きなストレスなのです。

 生命の危機である低血糖を回避するために、なんとかして身体は血糖値を上げようとします。
 血糖値を上げるホルモンや交感神経が緊急発動された結果が、パニック発作の症状です。
 →カテゴリ:「低血糖症と心の病気」

 低血糖症は、糖質の摂取による血糖値の急上昇を正常範囲に収められないために起こります。
 血糖値の変動にリアルタイムに対処することが出来ず、血糖値が乱高下してしまうのです。
 血糖値が乱高下して低血糖に陥ることを 「反応性低血糖症」 と言います。
 →外部リンク:「納光弘のホームページ 健常成人26人の5時間糖負荷試験の驚きの結果」
 →外部リンク:「納光弘のホームページ 健康成人17名におけるインスリン拮抗ホルモンの動き」

 反応性低血糖症がパニック障害の原因の場合、発作が起こるのは食後数時間してからです。
 パニック発作と食事との時間差が大きいので、まさか食事が原因だとは思わないでしょう。

 食事の内容(糖質量)と食事を摂った時間、パニック発作の起きた時間帯を見直してください。
 主食や甘いものをドカ食いした数時間以内に発作が起こっていれば、ほぼ間違いないです。
 パニック発作の前兆・予兆の段階で、甘い物を食べて未然に防げたことがある場合もそうです。

 パニック障害の原因が血糖値の乱高下・低血糖症である場合は、「糖質制限」が有効です。
 食後高血糖を招く糖質を出来るだけ摂らないことが血糖値と心身の安定につながります。

 →次記事:「パニック障害に効くツボ ~交感神経のはたらき過ぎを抑えます~」


 参考文献
 『心療内科に行く前に食事を変えなさい』 姫野友美 青春出版社 2010
 『「うつ」は食べ物が原因だった! 図解でわかる最新栄養医学』 溝口徹 青春出版社 2011
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

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