鍼灸症例:涙目 涙があふれ出てこぼれる

 70歳代の女性。右眼だけ涙があふれ出て、涙目で鬱陶しいそうです。
 目やに・痒み・充血・異物感など、ほかの症状はありません。

 半年ほど前に大学病院でドライアイと診断。
 マイボーム腺の詰まりを絞り出して除去。
 しかし右眼の目頭だけ部分だけ取り除けなかったそうです。

 「ものもらい」が出来やすい体質で、数回手術されています。
 今回の涙目の症状が出はじめたのは1ヶ月前くらいからです。

 涙は3層構造になっています。
 最深層は、結膜や角膜から分泌される粘液です。
 中層は、涙腺から分泌される水分で、いわゆる涙です。
 最も表面は、マイボーム腺から分泌される油分で、油膜で目の乾燥を防いでいます。

 症状があるのは片側の右眼だけです。
 アレルギーで涙の分泌(副交感神経)が亢進しているとは考えにくいです。

 マイボーム腺が詰まりやすく、油層が形成されにくい。(ドライアイ)
 油層の膜が無いので、いわゆる涙(中層の水)を保持できなくて涙がこぼれるのかな?

 と考えて、右F2・F6・F4に円皮針を貼ってモミモミ。交感神経抑制の治療にしました。
 ごれらのツボをご自分で毎日刺激してもらうよう指導しました。

 F2は眼球、F6は下眼瞼、F4は膀胱経の目頭と全身の交感神経抑制を意図しました。

 患者さんからのご報告によると、ツボ刺激を始めて3日目で涙がこぼれ落ちなくなったそうです。
 5日目になっても涙が1滴もこぼれず止まったままなので、治療終了としました。

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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

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