フェリチンでかくれ貧血をチェック! ~鉄は女性に美と健康をもたらす~

 かくれ貧血(潜在性鉄欠乏症)は、身体とメンタル面に様々な症状を引き起こします。
 身体がだるく疲れやすくなったり、首肩コリがひどくなったり、気分が落ち込んだりします。
 →前記事:「こんな症状も鉄不足!? ~不定愁訴の原因は『かくれ貧血』かも~」

 かくれ貧血は、貧血(ヘモグロビン減少)に至る前の状態なので、ヘモグロビン値は正常です。
 貯蔵鉄や組織鉄・血清鉄などが減ってきて、ようやく最後にヘモグロビンが減ってきます。
 ですので、通常の貧血を調べる血液検査項目だけでは、かくれ貧血を見つけられません。

 かくれ貧血をチェックするには、「血清フェリチン」という検査項目を調べる必要があります。

 「フェリチン」とは、貯蔵鉄と結びついているタンパク質のことです。
 体内の貯蔵鉄の量に比例して、血液中のフェリチン(血清フェリチン)の量も増減します。
 ですので、フェリチン値を調べることで、かくれ貧血を発見することが出来るのです。

 フェリチンの基準値は、女性の場合では10~150ng/ml くらいに設定されています。
 基準値は 「明らかに病気ではない人の95%がこの範囲内に収まる」という意味の数値です。
 不定愁訴を持つ人でも基準値内に含まれるので、必ずしも基準値内=健康ではありません。

 フェリチン値が80未満になると、赤血球の元になる造血細胞に異常が出て来ます。
 また、妊娠・出産により、フェリチンが50~60ほど消費されます。
 そう考えますと、妊娠可能な年齢の女性では、少なくとも130以上は必要だと思われます。

 病院で 「貧血が心配なので『フェリチン』を調べてください」 と相談してみてください。
 そして、かくれ貧血だった場合、吸収率の良い「ヘム鉄」のサプリを多めに摂ってください。
 鉄の吸収と代謝を助ける「ビタミンC」や「ビタミンB群」も一緒に摂ると効果的です。
 →外部リンク:「【楽天市場】 ヘム鉄 の検索結果」
  
 ちなみに、許容上限摂取量は15歳以上で鉄換算40mg/日なので、摂り過ぎにご注意を(^^;
 定期的にフェリチン値を測定して、目標数値に達したら標準量に減らしてくださいね。
 →外部リンク:「厚生労働省 第6次改定日本人の栄養所要量について」

 貧血の人は、サプリで鉄分を補うのと同時に、なぜ鉄欠乏になったのか考えてみましょう。

 成長期の子どもや運動をする人は、そうでない人よりも鉄分の需要量が多くなります。
 無理なダイエットや偏食、子宮筋腫や子宮内膜症などの病気が潜んでいませんか?
 女性は毎月の月経や、妊娠・出産を経験することで鉄分が失われてしまいます。

 とくに妊娠・出産は、貯蔵鉄を大量の鉄分が消費されます。
 産後のうつ病や体調不良、いわゆる「血の道症」の一因に鉄不足があるのかもしれません。

 鉄不足による心身の症状は、鉄分の摂取で改善し、十分に満たされたら治ります。
 あなたの不定愁訴が良くなりますように!
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はりきゅう中村@大阪

Author:はりきゅう中村@大阪

 心身相関の考えから、身体の健康とメンタルヘルスに取り組んでいます。より簡単・安全で、より効果的なセルフケア(家庭治療)を紹介しています。
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